続いて、入力環境をチェックしていこう。キーボードは、キーとキーの隙間が大きく入力ミスが起きにくいアイソレーションタイプを採用。全体の剛性も高く、キーを強めに押す筆者でも安心して使えそうな印象だった。アイソレーションタイプは、ゴミやホコリが入りにくいというメリットもある。また、テンキーも備えているため表計算ソフトなどで、数値入力がラクラク行えるのも便利だ。
このほかの装備として、DVDスーパーマルチ機能を備えたブルーレイROMドライブ(ブルーレイは読み込みのみ)、200万画素と高画質なWebカメラ、インテル社製のIEEE802.11a/b/g/n対応無線LANとまさに“全部入り”といっていい内容だ。なお、左側面にはTVのアンテナ入力コネクタが用意されているが、TV機能は内蔵されていない。地デジに対応したい場合は、BTOでUSB接続の地デジチューナーを追加することになる。
なお、BTOではCPUをワンランク上のCore i7-920XM Extreme Editionに変更やオフィス系ソフトやウイルスソフトの追加も行える。ディスプレイやプリンタといった周辺機器を合わせて注文も可能だ。
ベンチマークで性能をチェック
ここからは、ベンチマークソフトを使って実際の性能を確かめてみよう。Windows 7の「Windows エクスペリエンス インデックス スコア」では、HDD以外はすべて6以上と高いスコアを記録している。SSDを搭載すれば、全体を6以上に引き上げが可能だろう。ゲームのベンチマークでは、高いマシンパワーを必要とする「バイオハザード5」でも、1920×1080ドットのフルHD解像度でも十分快適に遊べるスコアを出している。それは同じく美麗なグラフィックのロストプラネットでも同様だ。最新3DゲームをフルHDの美しい画面で堪能したいというニーズにも十分応えられる。そのほか、PCの総合的な性能を測定する「PCMark Vantage」と定番の3Dベンチマークソフト「3DMark Vantage」の結果合わせて掲載しておく。参考にしてほしい。
3DMark Vantage | |
---|---|
Score | |
3D MARK Score | P7115 |
CPU Score | 30148 |
GPU Score | 5671 |
PCMark Vantage | |
---|---|
Score | |
PCMARK Score | 6402 |
Memories Score | 4911 |
TV and Movies Score | 4373 |
Gaming Score | 6858 |
Music Score | 5662 |
Communications Score | 4833 |
Productivity Score | 5122 |
HDD Score | 3252 |
ロストプラネット エクストリーム コンディション | ||
---|---|---|
解像度 | snow | cave |
1920×1080 | 58.6 | 74.4 |
1280×720 | 109.1 | 111.2 |
バイオハザード5 | |
---|---|
1280×720 | 70.7 |
1920×1080 | 55.3 |
Vana'diel Bench 3 | |
---|---|
High | 8427 |
Low | 10582 |
高速なレスポンスに十分な拡張性と満足度の高い1台
Core i7搭載により、軽快なレスポンスを実現しているのも大きな魅力。モバイル向けであるため、実クロックはそれほど高くないが、状況に合わせてクロックを大幅に変化させるTurboBoostとメモリとCPUを直結させることによって、データ転送をスムーズにしたことで、OSやアプリケーションのより快適な動作を可能にしている。ちょっとしたファイルの圧縮や解凍だけでも、“凄く速い”と体感できるほどだ。BTOでHDDをSSDに変更すれば、さらなるレスポンスの向上を期待できるのもうれしいところ。
標準構成の価格が259,980円と少々高めではあるが、それを十分納得できるほど高性能な1台。端子類も充実しており、HDDを2台搭載可能と拡張性も十分。スペックや使い勝手に妥協したくない人にはピッタリの1台となってくれるハズだ。
標準スペック
メーカー |
マウスコンピューター |
---|---|
製品名 |
MB-G800S
|
CPU | インテル Core i7-820QM プロセッサー |
メモリ | 8GB |
HDD | 500GB |
チップセット | インテル PM55 Express |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX285M/1GB |
ドライブ | ブルーレイROMドライブ(読込のみ/DVDスーパーマルチ機能付き) |
OS | Windows 7 Home Premium 64-bit |
LAN | 10/100/1000Mbps ギガビットLAN IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN |
インターフェース | USB 2.0×4(右側面×1、左側面×1、背面×2)、IEEE1394、eSATA、HDMI、DVI、4in1カードリーダー、Expressスロット |
サイズ | W412×D279×H39~48(折り畳み時)mm |
重量 | 約3.87kg |
バッテリー駆動時間 | 約1時間 |
価格 | 259,980円(税込) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格については、2010/03/29現在の金額です。最新の価格についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。
(マイコミジャーナル広告企画)
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