「iPhone SE(第3世代)」や「iPhone 13」などの最新機種の購入を検討している人は、iPhoneが以下のような2種類にわかれることをご存知でしょうか。
iPhoneの種類
- SIMフリー版
- キャリア版
SIMフリー版は特定のスマホ会社に縛られず好きな場所で購入して、好きな会社で通信契約できるのがメリットです。
ただし、価格が高くなりやすいなどのデメリットもあるので注意しましょう。
今回はSIMフリーのiPhoneについて、メリット・デメリットや購入できる場所、最新iPhoneのSIMフリー版入手方法まで詳しく解説します。
この記事を参考に、ご自身にとってSIMフリーのiPhoneが最もいい選択肢になるのかを確かめてみてください。
そもそもSIMフリーとは?

SIMフリーのiPhoneがおすすめと聞いたことはあっても、その理由がよくわからない人も多いのではないでしょうか。
「SIMフリー」とは、大手キャリアが自社発行しているSIMカードを他社で使えないようにする「SIMロック」がかかっていない状態のことです。では、その「SIMフリー版」のiPhoneと「キャリア版」のiPhoneには、具体的にどのような違いがあるのか見ていきます。
iPhoneの「SIMフリー版」と「キャリア版」の違い
iPhoneの「SIMフリー版」と「キャリア版」の違いは、対応している回線の種類にあります。
まず「キャリア版」のiPhoneは、端末を購入したドコモ・au・ソフトバンクのいずれかの回線のみに対応しています。
SIMロックがかかったままだと、別回線に対応している楽天モバイルや格安SIMで利用ができません。
なお、SIMロック解除をすれば別回線の格安SIMでも利用できますが、SIMフリー版のiPhoneより手続きの手間がかかってしまいます。
一方「SIMフリー版」のiPhoneは、すべての回線に対応しています。
大手キャリアはもちろんのこと、格安SIM各社で利用する場合でも、SIMロック解除の手続きなしでそのまま利用可能です。
- ドコモ・au・ソフトバンクのいずれかの回線のみに対応
→キャリア版 - すべての回線に対応
→SIMフリー版
それでは、SIMフリーのiPhoneのメリットとデメリットについて深掘りしていきます。
SIMフリーのiPhoneを購入するメリット

キャリア版のiPhoneとどちらを購入するべきか迷っている人に向けて、ここからはSIMフリー版のiPhoneのメリットについて詳しく解説していきます。
SIMフリー版のiPhoneのメリット
- より多くの機種から自分の好きなものを選べる
- スマホの契約先を自由に選べる
- 多くのショップを比較して購入できる
- 海外用のSIMにも対応する
より多くの機種から自分の好きなものを選べる
SIMフリー版のiPhoneは、格安SIMや家電量販店、中古ショップなどさまざまな場所で購入できるため、多くの機種から自分の好きな端末を選べます。
キャリア版のiPhoneは最新機種の取り扱いが早い一方、販売終了している機種が多いため、どうしても新しい機種の中から選ばなければなりません。
SIMフリーのiPhoneなら、古い機種も選択肢に入ってくるため、低価格の端末を購入することも可能です。
スマホの契約先を自由に選べる
先述した通り、SIMフリーのiPhoneはすべての回線に対応しており、契約先を大手キャリアに縛られることがありません。
回線に囚われずあらゆるスマホ会社の豊富なプランから選べるため、自分に最も合った1社を選んで、毎月の通信料金を最小限に抑えられます。
多くのショップを比較して購入できる
SIMフリーのiPhoneなら格安SIMや家電量販店、中古ショップ、オークションサイト、フリマアプリなど多くの店舗で販売されているため、複数の店舗で比較したあとに最安値の場所からiPhoneを購入できます。
一方、キャリア版のiPhoneは大手キャリアの店舗・オンラインショップでしか購入できません。
大手キャリアで購入すれば独自のプログラムによってお得な価格で手に入ったり、手厚いサポートが受けられます。
しかし、そのようなサービスに魅力を感じない人は、さまざまな店舗で比較検討しやすいSIMフリーのiPhoneがおすすめです。
海外用のSIMにも対応する
SIMフリーのiPhoneは海外用のSIMにも対応しており、旅行先などでSIMを購入すれば、そのままインターネットを利用できます。
一方、キャリア版のiPhoneはSIMロックがかかっている端末のため、海外用のSIMを挿入して使うことはできません。
とはいえ、SIMロックを解除すれば海外用SIMも問題なく利用できるため、手続きを面倒に感じない人であれば、キャリア版のiPhoneでもそれほど問題ないでしょう。
海外用のSIMを使う可能性があり、SIMロック解除の手続きが煩わしいと思うのならば、最初からSIMフリーのiPhoneの購入をおすすめします。
SIMフリーのiPhoneを購入するデメリット

SIMフリーのiPhoneは、契約先の選択肢が増えるなど魅力的な部分が多い反面、実はいくつかのデメリットがあります。
人によってはSIMフリー版よりキャリア版のiPhoneに魅力を感じる可能性があるため、購入前にデメリットにも目を通しておきましょう。
SIMフリー版のiPhoneのデメリット
- 価格が割高になる場合がある
- 端末割引プログラムを受けられない
- 通信契約は別途必要になる場合がある
価格が割高になる場合がある
SIMフリーのiPhoneはすべての回線に対応している分、各キャリア回線のみに対応している端末より機種代金が割高に設定されているケースが多いです。
また、回線とのセット購入で支払い先を一本化できるキャリア版に対して、SIMフリーのiPhoneは本体価格と通信料で請求がわかれる場合があることにも注意する必要があります。
端末割引プログラムを受けられない
SIMフリーのiPhoneは、大手キャリアで実施されているお得なプログラムやキャンペーンが適用されません。
先述の通り販売価格が高額なことも相まって、キャリア版のiPhoneよりさらに割高感が強くなってしまいます。
一方、キャリア版のiPhoneなら独自のプログラムやキャンペーンを活用できるため、定価より大幅に安く購入することが可能です。
しかし、端末を返却する必要があったり、査定条件を満たしていないと別途費用がかかったりと注意点もあります。
特に、プログラムを活用する場合は一定期間キャリアに契約が縛られることとなり、当分の間は格安SIMなどに乗り換えができません。
購入した端末を返却したくない人やキャリアに縛られたくない人は、やや割高でもSIMフリーのiPhoneを検討するといいでしょう。
通信契約は別途必要になる場合がある
キャリア版のiPhoneは通信契約とセット購入できますが、SIMフリーのiPhoneは基本的に端末のみ購入する形がほとんどです。
そのためSIMフリーのiPhoneを購入する場合は、通信契約を別途結ぶことになり、キャリア版のiPhoneよりも手続きの手間が増えてしまいます。
しかし手間がかかる分、SIMフリーのiPhoneならオークションサイトやフリマアプリなどさまざまな場所で、古い機種から最新機種まで自由に選ぶことが可能です。
通信契約の手間を省きたい人はキャリア版のiPhoneを、やや手続きが増えても自分の目的に合った機種を選びたい人は、SIMフリーのiPhoneを購入するといいでしょう。
また、昨今ワイモバイルやUQモバイルをはじめとした格安SIMではiPhoneのセット販売を行っており、契約先も一本化できる可能性が高いです。
SIMフリーiPhoneの支払先と通信契約をまとめたいなら、格安SIMも検討してみるといいでしょう。
SIMフリーのiPhoneを購入できる場所

SIMフリーのiPhoneは、ドコモ・au・ソフトバンクでは販売されていないため、事前に購入できる場所を把握しておく必要があります。
SIMフリーのiPhoneが購入できる場所を5つピックアップしたので、自分の利用しやすい場所をリストアップしてみてください。
SIMフリーiPhoneを購入できる場所
- 楽天モバイル
- 格安SIM
- Apple Store/Apple Storeオンライン
- 家電量販店
- 中古スマホショップ
楽天モバイル

キャリア版のiPhoneは、その名のとおりキャリアで購入した端末のことを指します。
しかし例外として第4キャリアの「楽天モバイル」では、SIMフリーのiPhoneが購入可能です。iPhoneをお得に手に入れたい人はぜひ検討してみてください。
楽天モバイルで最大限お得にSIMフリーのiPhoneを購入するなら、iPhoneを最安値で購入できる「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」を利用しましょう。
楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムとは、48回の分割払いでiPhoneを購入し、24回目の支払いを終えてから端末を返却することで、最大半額分の支払いが不要になるプログラムです。
端末返却後は新しいiPhoneに機種変更する必要がありますが、定期的に最新機種へ乗り換える人なら、通常の半額でSIMフリーのiPhoneを購入できるためおすすめです。
格安SIM

一部の格安SIMではSIMフリーのiPhoneを販売しており、Apple公式よりお得に購入できる可能性も十分考えられます。
ただしiPhoneの取り扱いは基本的に回線とセット購入のため、回線とセット購入を検討している方におすすめといえます。
格安SIMで最大限お得にSIMフリーのiPhoneを購入したいなら、OCN モバイル ONEなど中古のSIMフリーiPhoneを販売している会社での購入も検討してみてください。
また、ワイモバイルやUQモバイルではauやソフトバンク認定の高品質な中古iPhoneを購入できますよ。
Apple Store/Apple Storeオンライン
SIMフリーのiPhoneは、Apple公式の実店舗「Apple Store」と、Webサイト上の「Apple Storeオンライン」から購入できます。
実店舗なら、購入するiPhoneの機種についてスタッフと相談しながら決められますし、オンラインストアなら、在宅で受け取りまでのすべてを済ませることが可能です。
また、現在iPhoneを利用中なら、どのキャリアの端末でも「Apple Trade In」という下取りサービスで、下取り価格分を新機種の購入価格から割引できます。
SIMフリーのiPhoneは価格が高額なので、積極的に活用して、少しでもお得に購入しましょう。
家電量販店
全国展開しているヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店でも、SIMフリー版のiPhoneを取り扱っている場合があるため、近くの店舗に問い合わせてみるといいでしょう。
iPhoneを販売している家電量販店はApple公認ショップであることが多く、Apple製品に精通した店員に相談できることも大きなメリットです。
Apple公認ショップの家電量販店については、Apple公式サイトで確認できるため、近場の該当店舗がどこにあるか確認してみるといいでしょう。
家電量販店で、最大限お得にSIMフリーのiPhoneを購入したいなら、店舗独自のポイントが貯まりやすい場所での購入がおすすめです。
中古スマホショップ
新品にこだわりがないのであれば、中古スマホショップで販売されているSIMフリー版のiPhoneも選択肢に入ってくるでしょう。
中古であればお得な価格で購入できる可能性が高いですが、「赤ロム」と呼ばれる通信制限がかかっている端末に当たってしまう可能性も出てきます。
赤ロムのSIMフリーiPhoneは、正規のSIMカードを挿しても利用できない可能性があります。
そのため、中古ショップで購入する場合は、「赤ロム保証」と呼ばれる補償サービスに対応している「じゃんぱら」や「イオシス」など大手ショップでの購入がおすすめです。
中古ショップで最大限お得にSIMフリーのiPhoneを購入したいなら、複数の大手中古ショップで古い機種の販売価格を比較し、最安値の端末を手に入れるといいでしょう。
キャリア版のiPhoneをSIMフリー化する方法

先述の通り、キャリア版のiPhoneでもSIMロック解除手続きさえ済ませれば、SIMフリー化して対応回線に縛られることなく利用できます。
iPhoneのSIMロック解除は以前まで手続きが面倒でしたが、現在は端末に対応しているキャリアで手続きすれば、いつでも簡単に済ませることが可能です。
また、実店舗や電話でなくWebから手続きすれば、3,300円の手数料が発生しないのも嬉しいポイントでしょう。
キャリア版のiPhoneを、Web上でSIMロック解除する手続き方法をまとめました。
【キャリア別のSIMロック解除の手続き方法】
キャリア | 手続き方法 |
---|---|
ドコモ | 1.iPhoneの設定アプリで「IMEI番号」を確認する 2.My docomoにログインする 3.「サービス一覧」を選ぶ 4.「SIMロック解除」を選択する 5.必須項目をすべて入力する 6.SIMロック解除が完了 |
au | 1.iPhoneの設定アプリで「IMEI番号」を確認する 2.My auにログインする 3.「契約内容手続き」を選ぶ 4.「SIMロック解除のお手続きはこちら」を選択する 5.必須項目をすべて入力する 6.SIMロック解除が完了 |
ソフトバンク | 1.iPhoneの設定アプリで「IMEI番号」を確認する 2.My SoftBankにログインする 3.「契約・オプション管理」を選ぶ 4.必須項目をすべて入力する 5.SIMロック解除が完了 |
Webからであれば24時間いつでも手続きできますが、21時から9時までの受付分は、翌日9時以降に解除されることに注意が必要です。
なお、以下の日付以降に購入したキャリア版のiPhoneにはSIMロックがかかっておらず、解除手続き自体をする必要がありません。
SIMロック解除が不要のキャリア版iPhone
- ドコモ:2021年8月27日(金)以降に購入した場合
- au:2021年10月1日(金)以降に購入した場合
- ソフトバンク:2021年5月12日(水)以降に購入した場合
上記の期間以前に大手キャリアでiPhoneを購入した人は、手数料0円でいつでもSIMロック解除が可能な、各社のマイページからの手続きがおすすめです。
今おすすめのSIMフリーiPhone3選!スペック・価格を解説

ここからは、SIMフリー版のiPhoneの購入を決めた人に向けて、今おすすめできる3機種のスペックや料金などを紹介します。
SIMフリー版のiPhoneを購入できる店舗もわかるので、どこで手に入れるか迷っている人もぜひ参考にしてみてください。
今おすすめのSIMフリーiPhone3選
- iPhone 13シリーズ
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 12シリーズ
iPhone 13シリーズ

最新機種のiPhone 13シリーズは、「iPhone 13 mini」「iPhone 13」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」の4機種が販売されています。
まずはiPhone 13シリーズ4機種のスペックを確認してみましょう。
【iPhone 13シリーズのスペック表】
※横にスクロールできます。
機種名 | iPhone 13 mini | iPhone 13 | iPhone 13 Pro | iPhone 13 Pro Max |
---|---|---|---|---|
容量 | ・128GB ・256GB ・512GB |
・128GB ・256GB ・512GB ・1TB |
||
サイズ | 高さ131.5mm × 幅64.2mm × 厚さ7.65mm | 高さ146.7mm × 幅71.5mm × 厚さ7.65mm | 高さ146.7mm × 幅71.5mm × 厚さ7.65mm | 高さ160.8mm × 幅78.1mm × 厚さ7.65mm |
重量 | 140g | 173g | 203g | 238g |
画面サイズ | 5.4インチ | 6.1インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
認証スタイル | Face ID(顔認証) | |||
チップ | A15 Bionicチップ | |||
連続使用時間 | ビデオ再生:最大17時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大13時間 オーディオ再生:最大55時間 |
ビデオ再生:最大19時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大15時間 オーディオ再生:最大75時間 |
ビデオ再生:最大22時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大20時間 オーディオ再生:最大75時間 |
ビデオ再生:最大28時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大25時間 オーディオ再生:最大95時間 |
iPhone 13シリーズのSIMフリー版は、現在「Apple Store」「家電量販店」「中古ショップ」で購入できます。
なお、iPhone 13シリーズは最新機種であるため、格安SIMでSIMフリー版を販売しているところがほとんどない点に注意が必要です。
SIMフリーのiPhone 13シリーズを販売している店舗ごとの価格を表にまとめました。
【SIMフリーのiPhone 13シリーズの販売価格表】
※横にスクロールできます。
iPhone 13 mini | iPhone 13 | iPhone 13 Pro | iPhone 13 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル | 39,192円~ | 48,216円~ | 61,392円~ | 67,392円~ |
Apple Store | 86,800円〜 | 98,800円〜 | 122,800円〜 | 134,800円〜 |
家電量販店(ヨドバシカメラ) | 86,800円〜 | 98,800円〜 | 122,800円〜 | 134,800円〜 |
中古ショップ(イオシス) | 74,800円〜 | 87,800円〜 | 137,800円〜 | 157,800円〜 |
※価格はすべて税込み
iPhone 13シリーズはまだ発売されてからそれほど期間が経っていないため、中古ショップでもそれほどお得な価格で出回っていないことがわかります。
また、家電量販店の各店舗で端末代割引などのキャンペーンがない場合、Apple Storeで購入しても価格が変わりません。
そんな中、楽天モバイルではキャンペーンや「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」を利用すると実質半額以下で購入することも可能です。
iPhone SE(第3世代)

iPhone SEシリーズの最新機種「iPhone SE(第3世代)」は、iPhone 13と同じ「A15 Bionicチップ」を搭載していながら、価格が抑えられていることが特徴です。
【iPhone SE(第3世代)のスペック表】
機種名 | iPhone SE(第3世代) |
---|---|
容量 | ・64GB ・128GB ・256GB |
サイズ | 高さ138.4mm × 幅67.3mm × 厚さ7.3mm |
重量 | 144g |
画面サイズ | 4.7インチ |
認証スタイル | Touch ID(指紋認証) |
チップ | A15 Bionicチップ |
連続使用時間 | ビデオ再生:最大15時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大10時間 オーディオ再生:最大50時間 |
iPhone SE(第3世代)のSIMフリー版は、現在「Apple Store」「UQモバイル」「ワイモバイル」「家電量販店」「中古ショップ」などで購入可能です。
SIMフリーのiPhone SE(第3世代)を販売している各店舗での価格を、表にまとめたので確認してみてください。
【SIMフリーのiPhone SE(第3世代)の販売価格表】
iPhone SE(第3世代) | |
---|---|
楽天モバイル | 28,896円~ |
ワイモバイル | 46,080円〜 |
UQモバイル | 43,335円〜 |
Apple Store | 57,800円〜 |
家電量販店(ヨドバシカメラ) | 57,800円〜 |
中古ショップ(イオシス) | 42,800円〜 |
UQモバイルなら4万円台前半で、最新機種と同じチップを搭載したiPhone SE(第3世代)を購入できます。
また、楽天モバイルの場合、キャンペーンや「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」を利用すると実質半額以下で購入することが可能です。
最新機種の発売により、今後格安SIMでも取り扱いの増加が予測されるため、中古ショップと比較して最安値のところで購入するといいでしょう。
iPhone 12シリーズ

最新機種から1世代前のiPhone 12シリーズは、「iPhone 12 mini」「iPhone 12」「iPhone 12 Pro」「iPhone 12 Pro Max」の4機種が販売されています。
まずは、iPhone 12シリーズ4機種のスペックを確認してみましょう。
【iPhone 12シリーズのスペック表】
※横にスクロールできます。
機種名 | iPhone 12 mini | iPhone 12 | iPhone 12 Pro | iPhone 12 Pro Max |
---|---|---|---|---|
容量 | ・64GB ・128GB ・256GB |
・128GB ・256GB ・512GB |
||
サイズ | 高さ131.5mm × 幅64.2mm × 厚さ7.4mm | 高さ146.7mm × 幅71.5mm × 厚さ7.4mm | 高さ146.7mm × 幅71.5mm × 厚さ7.4mm | 高さ160.8mm × 幅78.1mm × 厚さ7.4mm |
重量 | 133g | 162g | 187g | 226g |
画面サイズ | 5.4インチ | 6.1インチ | 6.1インチ | 6.7インチ |
認証スタイル | Face ID(顔認証) | |||
チップ | A14 Bionicチップ | |||
連続使用時間 | ビデオ再生:最大15時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大10時間 オーディオ再生:最大50時間 |
ビデオ再生:最大17時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大11時間 オーディオ再生:最大65時間 |
ビデオ再生:最大17時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大11時間 オーディオ再生:最大65時間 |
ビデオ再生:最大20時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大12時間 オーディオ再生:最大80時間 |
iPhone 12シリーズのSIMフリー版は、現在「Apple Store」「mineo」「家電量販店」「中古ショップ」などで購入できます。
ただし、1世代古い機種のため「iPhone 12 Pro」と「iPhone 12 Pro Max」の販売が終了している店舗が多い点には注意が必要です。
SIMフリーのiPhone 12シリーズを販売している各店舗での価格を表にまとめました。
【SIMフリーのiPhone 12シリーズの販売価格表】
※横にスクロールできます。
iPhone 12 mini | iPhone 12 | iPhone 12 Pro | iPhone 12 Pro Max | |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル | 34,896円~ | 38,712円~ | 56,400円~ | 61,392円~ |
ワイモバイル | 53,280円~ | 77,040円~ | ー | ー |
UQモバイル | ー | 72,485円~ | ー | ー |
mineo | 77,880円〜 | 95,568円〜 | ー | ー |
Apple Store | 69,800円〜 | 86,800円〜 | ー | ー |
家電量販店(ヨドバシカメラ) | 87,800円〜 | 86,800円〜 | ー | ー |
中古ショップ(イオシス) | 49,800円〜 | 57,800円〜 | 83,800円〜 | 102,800円〜 |
※価格はすべて税込み
新品にこだわらないのであれば、中古ショップにて最安4万円台で購入でき、iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxを手に入れることも可能です。
また、楽天モバイルの場合、他機種と同様キャンペーンや「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」を利用すると、実質半額以下で購入することが可能です。
家電量販店のヨドバシカメラでは、販売終了している機種や容量が増えているので、検討中なら在庫がある間に購入しておきましょう。
SIMフリーiPhoneの購入から利用開始までの流れ

それでは実際に、SIMフリーのiPhoneを「Apple Storeオンライン」で購入し、利用するまでの流れを解説していきます。
- Apple Storeオンラインにアクセスする
Apple Storeオンラインページにアクセス後、希望するiPhoneを選び、右上の「注文」ボタンを押しましょう。 - カラーや容量などを選ぶ
カラーや容量、保証の有無を選び、必要に応じてApple純正のケースや充電器などの周辺機器も「バッグに追加」しましょう。 - バッグ内を確認する
「バッグを確認」を押し、表示された購入内容に間違いがなければ、「注文手続きへ」を選択しましょう。 - 必要事項を入力して注文をする
受け取り方法や住所、支払い方法を選択後、「注文する」を押せば購入手続きは完了です。注文受付確認メールが送信されるので、購入内容や費用の確認をしておきましょう。 - SIMフリーのiPhoneが到着する
Apple Storeオンラインに在庫があれば、最短翌日に登録した住所へiPhoneが届きます。 - 初期設定をする
SIMフリーのiPhoneでデータ通信を行うには、APN設定を済ませる必要があります。
APN設定は、WiFi環境下であれば、「APN構成プロファイル」をiPhoneの設定アプリからインストールするだけなので、確実に済ませておきましょう。
まとめ
今回はSIMフリーのiPhoneの購入を検討している人に向けて、SIMフリー版iPhoneのメリットやデメリット、購入できる場所などを詳しく解説してきました。
iPhoneには大きくわけて、すべての回線に対応している「SIMフリー版」と、ドコモ・au・ソフトバンクのいずれか1社の回線に対応している「キャリア版」があります。
SIMフリー版のiPhoneのメリットとデメリットを再確認しておきましょう。
メリット
- より多くの機種から自分の好きなものを選べる
- スマホの契約先を自由に選べる
- 多くのショップを比較して購入できる
- 海外用のSIMにも対応する
デメリット
- 価格が割高になる場合がある
- 端末割引プログラムを受けられない
- 通信契約は別途必要になる場合がある
SIMフリーのiPhoneは購入できる場所が限られますが、Apple Storeを含めてさまざまな店舗で購入できます。
SIMフリーiPhoneを購入できる場所
- 楽天モバイル
- 格安SIM
- Apple Store/Apple Storeオンライン
- 家電量販店
- 中古スマホショップ
SIMフリー版のiPhoneの購入を検討している人は、今回の記事でメリットだけでなくデメリットも理解した上で、最もお得に購入できる窓口から手に入れてみてくださいね。
この記事の参考・引用サイト