auスマホユーザーの方の中で、「少しでも料金を安くしたい!」と考えている方は、格安SIMへの乗り換えをおすすめします。
auから格安SIMに乗り換えるといえば、UQモバイルへの乗り換えをイメージする方が多いと思いますが、au回線を使用している格安SIMは他にもいくつかあります 。
ただし、いくつか注意点もあり、本当に格安SIMに乗り換えるべきかを事前にしっかりと判断する必要があります。
今回はauから格安SIMに乗り換えるメリットや乗り換えを検討すべきタイミングを詳しく解説します。
さらに、格安SIMへの乗り換えを決めた方向けに、auユーザーにおすすめの格安SIMや乗り換え手順も詳しく解説していきます。
この記事で分かること |
・auユーザーにおすすめの乗り換え先 ・格安SIMへ乗り換えるべきタイミング ・格安SIMへ乗り換える際の流れと注意事項 |
auから格安SIMへ乗り換える6つのメリット

auから格安SIMへ乗り換えると、以下6つのメリットがあります。
▼ auから格安SIMに乗り換えるメリット
- 料金が年間数万円単位で安くなる
- 使っているスマホをそのまま使える
- au回線の格安SIMに乗り換えれば手続きが簡単
- 同じ電話番号をそのまま使える
- auのキャリアメールを継続して利用できる
- 契約解除料がかからない
ひとつずつ解説していきます。
料金が年間数万円単位で安くなる
格安SIMはその名の通り月額料金が安いため、auと比較すると、年間で数万円単位の違いになります。
以下はau、mineo、IIJmioの料金の料金を比較した表です。
▼ au・mineo・IIJmioの料金比較
※横にスクロールできます。
au | mineo | IIJmio | |
---|---|---|---|
プラン | スマホミニプラン 5G/4G | デュアルタイプ5GB | ギガプラン4GB |
月間データ量 | ~4GB | 5GB | 4GB |
月額料金 | 6,215円 | 1,518円 | 1,078円 |
年間合計 | 74,580円 | 18,216円 | 12,936円 |
auとの差額(1年間) | ― | 56,364円 | 61,644円 |
※価格はすべて税込
このように、年間でauと格安SIMの料金比較をしてみると、最大で約61,000円も安くなることがわかります。
使っているスマホをそのまま使える
格安SIMでは、乗り換え後もauで購入したスマホをそのまま利用できます。
ただし、端末をそのまま利用するためには現在のauスマホが格安SIM側で動作確認されていることが前提です。
動作確認端末は各社公式Webページにて確認することができます。
また、乗り換えと同時にスマホを新調したい方は、ネットショップや量販店、中古品店で購入したSIMフリースマホを利用することも可能です。
その場合も同様に、動作確認済みの端末であるかを事前に調べておきましょう。
au回線の格安SIMに乗り換えれば手続きが簡単
現在利用しているauのスマホをそのまま使いたい人は、au回線が使える格安SIMに乗り換えることで、SIMを差し替えるだけで簡単に手続きが完了します。
auのスマホを含むキャリアスマホは、他社回線のSIMを挿入しても通信ができないよう、SIMロックが掛けられています。そのため、ドコモやソフトバンク回線を取り扱っている格安SIMでauのスマホを使いたい場合、事前にSIMロック解除手続きが必要です。
しかし、au回線を使用している格安SIMであれば、SIMロックを解除する必要なくそのまま乗り換えられます。
つまり、auのサブキャリアである「UQモバイル」や「povo」は、他の格安SIMよりも簡単に乗り換えられる点からも、手間がかからずおすすめな格安SIMと言えます。
同じ電話番号をそのまま使える
auから格安SIMへ乗り換える際、MNP(Mobile Number Portability)予約番号を取得すれば、電話番号と端末を変えずに格安SIMを利用できます。
auを解約する際、auでMNP予約番号を取得しましょう。
ただし予約番号には有効期限があるため、取得したらすぐに乗り換え手続きを行うことをおすすめします。
auのキャリアメールを継続して利用できる
月額330円(税込み)の「auメール持ち運びサービス」を利用すれば、乗り換え後もキャリアメールを継続して利用できます。
ただしau解約後31日以内にサービスを申し込む必要があるため、注意しましょう。
契約解除料がかからない
2022年4月以降から契約解除料が0円になったため、auから他社へ乗り換えるときに手数料がかかりません。
契約解除料を気にして他社に乗り換えできていなかった方は、auから格安SIMへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。
auから格安SIMへ乗り換える際の注意点・デメリット

auから格安SIMへ乗り換える前に、注意点についても必ず把握しておきましょう。
auから格安SIMへ乗り換える際の注意点は以下の通りです。
▼ auから格安SIMへ乗り換える際の注意点
- 通信品質が下がる可能性がある
- 乗り換えには必ず費用がかかる
- auの一部独自サービスが使えなくなる
- auスマホはVoLTEの対応状況を確認する必要がある
- SIMカードには3種類のサイズがある
通信品質が下がる可能性がある
auは、自社回線としてサービスを提供していますが、格安SIMは大手キャリアの回線を借り受けて提供するMVNO型のサービスとなるため、借りている回線の規模などによっては通信品質が下がる可能性があります。
以下はauと主要格安SIMの通信速度の実測値です。
▼ auと格安SIMの実測値比較
サービス名 | 実測値 |
au | 75.85Mbps |
mineo | 49.97Mbps |
UQモバイル | 61.64Mbps |
ワイモバイル | 64.63Mbps |
BIGLOBEモバイル | 19.57Mbps |
IIJmio | 82.95Mbps |
OCNモバイルONE | 54.79Mbps |
※「みんなの回線速度」を参考
表から分かる通り、auと格安SIMでは実測値に約30~80Mbpsの差があります。
しかし、インターネットの通信速度の実測値は利用目的別に以下の数値が出ていれば問題ないため、実測値の低い格安SIMに乗り換えても、今と使用感が大きく変わることはないでしょう。
▼ 利用目的別の実測値目安
利用目的 | 快適に利用できる実測値目安 |
メールやSMSなどの受信 | 128kbps~1Mbps |
WebサイトやSNSの閲覧 | 1~10Mbps |
1~10Mbps | |
YouTube | 700kbps~20Mbps |
オンラインゲーム | 30~100Mbps |
※価格はすべて税込
乗り換えには必ず費用がかかる
auから格安SIMに乗り換える際は、以下の費用がかかります。
〇auから格安SIM乗り換え時にかかる費用
- 乗り換え先の手数料
- SIMロック解除手数料(au回線以外に乗り換える場合のみ)
なお、これまではかかっていたauの解約違約金については、2022年4月1日以降は無料になりました。
SIMロック解除手数料についても「My au」から手続きをすれば無料にできます。
auの一部独自サービスが使えなくなる
格安SIMに乗り換えるとauは解約されてしまうため、auの一部サービスは使えなくなってしまいます。
中には継続して使えるものもありますが、別途手続きが必要な場合もあるので、auで各種サービスを利用している方は、継続利用の可否や事前手続きの有無を確認しておきましょう。
auから格安SIMに乗り換えると使えなくなるサービス | auから格安SIM乗り換え後も継続できるサービス |
・データお預かりアプリ ・キャリア決済 ・au WALLET残高確認(UQモバイルは可能) など |
・auキャリアメール(有料) ・au PAY ・TELASA(旧ビデオパス) ・うたパス ・ブックパス など |
auスマホはVoLTEの対応状況を確認する必要がある
「VoLTE(ボルテ)」とは、「Voice over Long Term Evolution」の略で、LTE(データ回線)で「高音質通話」や「高音質高画像のビデオ通話」ができる通信規格のことです。
今では3大キャリアはもちろん、格安SIM回線でもVoLTE回線サービスを広く提供しています。
しかし、格安SIMではau VoLTEと互換性がないサービスもあるため、au VoLTE対応のスマホを格安SIMで継続利用したい方は、契約前に対応状況を確認しておきましょう。
SIMカードには3種類のサイズがある
SIMカードには「標準」「micro」「nano」の3種類のサイズがあり、サイズの一致しているスマホでないと挿入できません。
事前に端末のサイズを調べておき、対応したサイズのSIMカードで申し込むようにしましょう。
auから格安SIMに乗り換えする際にどこがお得? おすすめ5社をピックアップ

ここからは、auユーザ-におすすめの乗り換え先として、格安SIM4社とauの新プランpovoをご紹介します。
▼ auからおすすめの乗り換え先
auからの乗り換え先を探している方は、ぜひ参考にしてみてください。
mineo

mineo(マイネオ)は関西電力の子会社であるオプテージが提供する、豊富な独自サービスやコミュニティサイトでのサポートに定評がある格安SIMです。
ユーザーの声がmineo運営に届きやすく、定期的に通信品質の向上を行い、読み込み速度の改善に取り組んでいることから、高い顧客満足度を誇っています。
▼ mineoの概要
※横にスクロールできます。
月間データ量 | 1GB | 3GB | 10GB | 20GB |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 1,298円 | 1,518円 | 1,958円 | 2,178円 |
利用回線 | ドコモ・au・ソフトバンク | |||
その他機能 | ・パケット放題Plus ・テザリング ・データシェア ・キャリア決済(ドコモ回線のみ) |
※価格はすべて税込
mineoは、au、ドコモ、ソフトバンクの3回線を取り扱っていますが、どの回線でも月額料金は同じです。また、音声通話プランは1,298円〜という格安料金で利用でき、容量も最大20GB/月まで選択できるので、使い方に応じて適切なプランを選びやすくなっています。
また、「パケット放題Plus」を契約すると、最大速度1.5Mbpsでデータを実質無制限利用(3日で10GBの制限あり)できる点も特徴です。最大1.5Mbpsは、メール、Web検索、YouTubeを楽しめる速度なので、格安な月1GBプランでも十分快適にスマホを利用できるでしょう。
ちなみに、「パケット放題Plus」は10GB以上のコースを契約中ならオプション料金が無料になります。
▼ mineoのおすすめポイント
- 最安の月額料金が1,298円(上限1GB・音声通話プランの場合)
- au、ドコモ、ソフトバンクどの回線を選択しても料金は同じ
- 対応端末が500種類以上
- 料金の変動がなくシンプル
- ユーザー間でデータ残量を分け合える
- 「パケット放題Plus」オプションで最大1.5Mbpsでデータ使い放題
UQモバイル

「UQモバイル」は、auのサブブランドの格安SIMです。
そのため、auのメイン回線と同じ品質を維持できることから、格安SIM乗り換え後も今と変わらない使用感を維持したいauユーザーにおすすめの乗り換え先といえます。
▼ UQモバイルの概要
月間データ量 | 3GB | 15GB | 25GB |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
割引額 | −638円 | −638円 | −858円 |
利用回線 | au | ||
その他機能 | ・かけ放題オプション ・テザリング ・節約モード ・SNSデータ消費ゼロ(節約モード利用時) ・自宅セット割 |
※価格は税込み
契約プランは月間データ量が3GBと15GBと25GBの3種類で、くりこしプランM/L +5G の場合は速度制限後も最大1Mbpsの中速を保てるため、そこまで不便になることはありません。
また、専用アプリから「節約モード」をONにすれば、最大速度を1Mbps(くりこしプランS +5G は最大300kbps)に落とせます。検索やLINEなどは低速でも十分快適に操作でき、好きなタイミングで簡単にデータを節約できます。
また、節約モード中はTwitterやインスタなどのSNSアプリ利用時の消費データが0になるため、スマホでSNSを長時間利用される方も、UQモバイルへの乗り換えがおすすめです。
さらに、現在auでauスマートバリューを適用させている人は、UQモバイルに乗り換えると「自宅セット割」が適用され、UQモバイルの料金が以下のように安くなります。
▼ 自宅セット割適用の料金
プラン名 | くりこしプランS+5G | くりこしプランM+5G | くりこしプランL+5G |
---|---|---|---|
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
自宅セット割適用後の月額料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
※価格は税込み
自宅セット割はauスマートバリュー同様、割引期間は永年、かつ最大10回線まで割引対象となるため、auユーザーならよりお得にUQモバイルを利用できます。
▼ UQモバイルのおすすめポイント
- auと変わらない通信品質を維持できる
- 制限後の速度も最大1Mbpsと速い(※くりこしプランM/Lの場合)
- 残ったデータを翌月に繰り越せる
- データ節約モードでSNSのデータ消費ゼロ
- 自宅セット割で基本料金割引あり
BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、1GB/550円〜、3GB/770円〜と、格安SIMの中でも月額料金が安く設定されているサービスです。
また、エンターテインメント系サービス利用時にデータを消費しない「エンタメフリーオプション」もあるため、スマホで動画や音楽を長時間利用する人にはおすすめの乗り換え先となっています。
▼ BIGLOBEモバイルの概要
※横にスクロールできます。
月間データ量 (一部) |
3GB | 6GB | 12GB |
---|---|---|---|
月額料金 | 1年目:770円 2年目~:1,320円 |
1年目:1,320円 2年目~:1,870円 |
1年目:3,190円 2年目~:3,740円 |
利用回線 | ドコモ・au | ||
その他機能 | ・かけ放題オプション ・エンタメフリーオプション ・家族割 ・光回線セット割 |
※価格はすべて税込み
BIGLOBEモバイルの「エンタメフリーオプション」(月額308円)を契約すると、以下のサービス利用にデータを消費しません。
- YouTube
- AbemaTV
- U-NEXT
- YouTube Kids
- YouTube Music
- Apple Music
- Spotify
- AWA
- Amazon Music
- LINE MUSIC
- radiko
- らじる★らじる
- dヒッツ
- 楽天ミュージック
- TOWER RECORDS MUSIC
- dマガジン
- dブック
- 楽天マガジン
- 楽天Kobo
- Facebook Messenger
- au PAYマーケット
音声通話SIM契約者なら6ヶ月間無料で利用できますので、BIGLOBEモバイルへ乗り換える際は、お試し利用してみるのもいいでしょう。
また、BIGLOBEモバイルは2回線目以降のSIMをデータシェアで契約することも可能です。データシェアの場合、1回線990円/月で音声通話を利用できますので、家族でお得に格安SIMへ乗り換えたい人にもおすすめの乗り換え先といえます。
▼ BIGLOBEモバイルのおすすめポイント
- 合計21種類のエンタメサービスのデータ消費ゼロ
- かけ放題などオプションが豊富
- 家族割での基本料金割引あり
- 2回線目以降はデータシェア契約可能
IIJmio

IIJmioは老舗プロバイダで、新機種やOSのアップデートに対する動作確認対応が業界最速級なところが特徴的です。
また、月額料金が安く、分かりやすいシンプルなプランで、格安SIM初心者にもおすすめのMVNOです。
▼ IIJmioの概要
月間データ量 (一部) |
2GB | 4GB | 8GB |
---|---|---|---|
月額料金 | 858円 | 1,078円 | 1,518円 |
利用回線 | ドコモ・au | ||
その他機能 | ・かけ放題オプション ・テザリング・データシェア ・光回線セット割 |
※価格はすべて税込み
IIJmioは、余ったデータ容量を翌月に繰り越せるだけでなく、グループ内でデータをシェアできる点も大きな特徴です。家族でIIJmioに乗り換えた場合、家族全員データを無駄なく消費でき、速度制限になるリスクも抑えられます。
▼ IIJ mioのおすすめポイント
- 最安の月額料金が858円(上限2GB)
- 音声通話だけでなく、SMSのみ、データ通信のみ、eSIMと豊富なプランから選べる
- ※データ通信、eSIMはドコモ回線のみ提供
- 残ったデータを翌月に繰り越せる
- 複数契約でのデータ量シェアが可能
- 光回線とのセット割引あり
auのオンライン専用プラン「povo」

auから乗り換えるなら、auのオンライン専用プラン「povo」もおすすめです。
povoはauのメインプランと同じ回線を使用しているにもかかわらず、基本料金0円で、自分に必要なデータ容量や通話オプション、コンテンツサービスを自由にトッピングできるようになっています。
そのため、より自分に合ったプランでスマホを契約したいauユーザーは、povoへの乗り換えがおすすめです。
月額料金 | 0円 |
---|---|
データ容量(有効期限)/料金 | 無制限(24時間):330円 1GB(7日間):390円 3GB(30日間):990円 20GB(30日間):2,700円 60GB(90日間):6,490円 150GB(180日間):12,980円 |
データ繰り越し | 不可 |
通信速度 | auと同等 |
制限時の速度 | 128kbps ※データ容量を使い切ると制限 ※有効期限が切れると制限 |
エリア | 日本全国 |
5G対応 | 〇 |
通話料金 | 22円/30秒 |
通話オプション | 5分以内かけ放題:550円 かけ放題:1,650円 |
家族割 | カウント対象 ※割引は対象外 |
キャリアメール | なし |
eSIM | ○ |
テザリング | ○ |
契約 | オンラインのみ |
サポート | オンラインのみ |
契約期間、違約金 | 契約期間なし、違約金0円 |
キャンペーン | #ギガ活 |
※価格はすべて税込み
povoは2.0になり、追加できる各データ容量に有効期限が付きました。それにより、有効期限内に使い切れなかったデータ容量は0になり、新たにデータを追加するまで最大速度が128kbpsに制限されます。
また、有効期限内であってもデータを使い切ると、新たにデータを追加するまで128kbpsに制限されるので、povo2.0はデータ容量と有効期限の管理が重要です。
povo2.0は1.0に引き続きオンライン専用プランですが、困ったときはオンラインチャットですぐスタッフに質問できるため、オンラインに不慣れな方も安心して申し込めます。
▼ povo のおすすめポイント
- 用途に合わせてトッピングを自由に選択できる
- 使用回線はauのメインプランと同じなので高速!
- かけ放題や無制限など、自由にトッピングできる
- 契約期間に縛りがないため、いつでも無料解約できる
格安SIMとキャリアのいいとこ取りの「楽天モバイル」

格安SIMではないですが、楽天モバイルもauからの乗り換え先としておすすめできるキャリアです。
楽天の自社回線が使えるエリアでは月間データ量が無制限、それ以外のエリアではパートナー回線としてauの回線が利用できるため、auスマホとも相性が良いといえます。
エリア | 楽天回線エリア | パートナー回線エリア |
---|---|---|
使用回線 | 楽天回線 | au回線 |
月間データ容量と月額料金 | ~3GB:1,078円 3~20GB:2,178円 20GB~無制限:3,278円 ※パートナー回線は月5GBまで |
|
データ繰り越し | 不可 | |
制限時の速度 | 制限なし | 最大1Mbps |
エリア | 日本全国 (人口カバー率94%) |
日本全国 (auの対応エリアと同じ) |
5G対応 | 〇 | |
通話料金 | 22円/30秒 ※Rakuten Link利用で通話料無料 |
|
通話オプション | 10分以内かけ放題:1,100円 | |
家族割 | - | |
キャリアメール | ○ Rakuten Linkアプリにて提供中 |
|
eSIM | ○ | |
テザリング | ○ | |
契約 | オンライン、楽天モバイルショップ | |
サポート | オンライン、楽天モバイルショップ | |
契約期間、違約金 | 契約期間なし、違約金0円 | |
キャンペーン | ・iPhoneトク得乗り換えキャンペーンで最大24,000円相当の楽天ポイント還元 ・スマホ/Wi-Fiトク得乗り換えキャンペーン適用で最大19,000円相当の楽天ポイント還元 ・お持ちのスマホそのままOK!SIMのみ申し込みで最大8,000円相当分のポイント還元! など |
※価格はすべて税込み
楽天モバイルの料金プランは従量課金タイプですが、3GBまでの月は1,078円、20GB以上ならどれだけ使っても月額3,278円と非常に格安です。そのため、料金の安さだけでなく、データ容量の多さを求める人におすすめできる乗り換え先といえます。
ただし、自社回線のエリア外(パートナー回線)に行くとデータ上限が5GBとなってしまうため、自宅や職場など、利用する場所が楽天回線エリア内であるか事前に確認しておきましょう。
とはいえ、パートナー回線で月5GBを使い切ったあとも最大1Mbpsは維持できるため、速度制限中も検索やSNSの閲覧、YouTubeも低画質ならサクサク楽しめます。
実質無制限でキャリア回線を安く使いたいのであれば、ぜひ楽天モバイルに乗りかえましょう。
▼ 楽天モバイルのおすすめポイント
- 月額料金が無制限で最大3,278円と格安
- 月間データ量が無制限(楽天回線エリアのみ)
- 専用アプリで通話料無料
- 海外利用も可能
- 解約金がいつでも無料
- 楽天ポイントがザクザク貯まる
auから格安SIMへ乗り換えるおすすめタイミング

auから格安SIMへの乗り換えるタイミングは、以下がおすすめです。
▼ auから格安SIMへ乗り換えるおすすめのタイミング
ひとつずつ解説していきます。
固定費を見直そうと思ったタイミング
昨今の物価の高騰などを背景に、携帯料金などの固定費を見直そうとする動きが増えています。
auの料金が高い原因として、料金プランの高さに加えて、「不要なオプションに加入し続けている」「プランと使い方があっていない」などが挙げられます。
これらのオプションやプランを見直すことで、月額料金を下げられる可能性がありますが、元の料金プランが高い以上どうしても下げられる幅に限界があります。
こういった場面では、元々の月額料金が安い格安SIMへの切り替えは有効な節約手段といえます。
実際に携帯料金を見直して、格安SIMに乗り換えたことで、月額料金を毎月3,000〜4,000円下げることに成功したという方もいます。
プランやオプションなどをすでに見直したという方は、格安SIMに乗り換えを積極的に検討してみましょう。
端末代の分割払いが終わったタイミング
auのスマホを分割払いで購入している場合、端末代を完済しないまま格安SIMに乗り換えると、乗り換え後に残債を一括請求されます。
端末代が残ったまま乗り換えると初月の負担額が大きくなるため、auのスマホを分割払いで購入している人は、支払いをすべて終えたタイミングでの乗り換えがおすすめです。
ただし、機種を機種を一定期間後に返却することで残債が免除になる「スマホトクするプログラム」に加入している場合については、格安SIMに乗り換え後も分割払いを継続できるので、乗り換えを進めても問題ありません。
auから格安SIMに乗り換える手順・流れ

auから格安SIMに乗り換える際は、下記手順に沿って手続きを進めていきましょう。
▼ auから格安SIMに乗り換える手順
- 手順1:事前準備をする
- 手順2:MNP予約番号を取得する
- 手順3:格安SIMを申し込む
- 手順4:SIMが届いたら端末に挿入する
- 手順5:APN設定・データ移行をして利用開始する
各手順をくわしく解説していきます。
手順1:事前準備をする
乗り換え手続きをスムーズに行えるよう、必要書類の準備を先にすませておきましょう。
また、現在利用しているauスマホを格安SIM乗り換え後も続けて使用したい方は、あわせてSIMロックの解除手続きも必要です。
必要書類の準備
本人確認書類として、免許証やマイナンバーカード、パスポートなどを準備しておきましょう。ただし、健康保険証などの一部本人確認書類は、公共料金の支払明細書など補助書類が必要です。
また、料金支払い用の情報(銀行口座情報やクレジットカード情報)も、事前に準備しておきましょう。
SIMロック解除
現在利用しているauスマホをそのまま使いたい場合、乗り換え先の格安SIMによってはSIMロック解除が必要なケースがあります。
SIMロックが必要な場合は、下記いずれかの方法から事前に手続きを済ませておきましょう。
▼ auのSIMロック解除窓口
窓口 | 受付時間 | 手数料 |
---|---|---|
My au | 9:00~21:30 | 無料 |
auショップ | 店舗営業時間に準拠 | 3,300円 |
SIMフリースマホの準備
乗り換えに合わせて新たにスマホを用意する場合は、事前にSIMフリースマホを購入しておきましょう。
ただし、ご自身で準備する場合は、乗り換え先の格安SIMで動作確認済となっているスマホでないと使用できません。動作確認済機種は、各サイト上で確認できますので、必ず購入前に確認しておいてください。
また、格安SIMでもSIMフリー端末を販売しています。格安SIMで販売されているものは必ず動作確認が取れていますので、利用したい端末が売られている場合は、セット購入をおすすめします。
データバックアップ
乗り換えに合わせて新しいスマホを利用する場合は、現在利用しているauスマホのデータをバックアップしておきましょう。
乗り換え後、新しく準備したスマホにauのバックアップデータを移すことで、写真や電話帳、LINEのトーク履歴などが移行されます。
また、格安SIMで今のauスマホを使う場合、データ移行手続きは必要ありません。しかし、SIM差し替え時にデータが破損しないとも限りませんので、データ移行を行わなくてもデータバックアップは行っておいたほうがよいでしょう。
手順2:MNP予約番号を取得する
auの電話番号を引き継いで乗り換えをしたい場合は、auの窓口からMNP予約番号を取得しておきます。
ただし、MNP予約番号は取得日から15日間の有効期限があります。期限切れはもとより、格安SIMによっては残り日数に指定を設けていることもありますので、MNP予約番号を取得したらすぐに格安SIMへ乗りかえましょう。
▼ auのMNP予約番号発行窓口
窓口 | 受付時間 |
---|---|
My au | 9:00~20:00 |
電話(0077-75470) | 9:00~20:00 |
auショップ | 店舗営業時間に準拠 |
手順3:格安SIMを申し込む
格安SIMの申し込みは、公式WEBサイトからがおすすめです。
オンラインからの申し込みであれば、月額料金の割引やオンライン限定のキャンペーンなど、よりお得に契約できる場合があります。
公式サイトの「申し込み」項目から契約情報や支払い情報などを入力し、申し込みを進めていきます。
電話番号の引き継ぎをおこなう場合は①で取得したMNP予約番号の入力を忘れないように注意しましょう。
手順4:SIMが届いたら端末に挿入する
申し込みから2〜3営業日で届くSIMカードを端末に挿入します。この際、端末の電源は必ず切った状態でSIMカードの挿入・入れ替え操作をおこないましょう。
スマホを購入した場合は、端末も一緒に到着します。
手順5:APN設定・データ移行をして利用開始する
SIMカードの挿入後、スマホ画面でネットの接続設定であるAPN設定を行います。
Androidスマホの場合は、設定アプリからモバイルデータ通信の項目を呼び出し、APN設定画面から契約した格安SIMキャリアを選択し、設定完了です。
iPhoneの場合は、格安SIM公式ページからAPN設定用のデータ(プロファイル)をダウンロード、インストールします。そのため、WiFiがつながる環境での操作が必須です。
APN設定が完了した時点でauは自動解約されるため、auへの解約手続きは不要です。
また、新しい端末を利用する場合は、その後au端末からのデータ移行が必要です。
iCloudやGoogleDriveなどのクラウドサービスを利用すれば、写真や連絡先などのデータをパソコンなど使わずに新しい端末に移行できます。
LINEは、同じアカウントでログインすれば、友だちリストはそのまま残せますが、トーク履歴はLINEのアプリ内から別途バックアップ操作が必要です。
auから格安SIMへの乗り換えに関するよくある質問
ここではauから格安SIMへの乗り換えに関するよくある質問に対して回答します。
格安SIMに変えられない理由は?
auから格安SIMに変えられない理由は以下のとおりです。
▼ auから格安SIMへ乗り換える際のデメリット
- 通信品質が下がる可能性がある
- 乗り換えには必ず費用がかかる
- auの一部独自サービスが使えなくなる
通信品質が下がったり、auのキャリアサービスが一部利用できなくなるため、乗り換え時には注意が必要です。
不要になったSIMカードの処分方法は?
不要になったSIMカードはキャリアへ返却するか、ハサミで切るか、シュレッダーにかけるなどの対応を行うことがおすすめです。
悪用されないために、しっかりとSIMカードを処分しましょう。
格安SIMへ切り替える方法は?
格安SIMへ乗り換える手順は以下のとおりです。
▼ auから格安SIMに乗り換える手順
- 手順1:事前準備をする
- 手順2:MNP予約番号を取得する
- 手順3:格安SIMを申し込む
- 手順4:SIMが届いたら端末に挿入する
- 手順5:APN設定・データ移行をして利用開始する
auから格安SIMへの乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
auから格安SIMへの乗り換えは、料金面のメリットが高く年間で数万円単位の節約につながります。そのため、下記タイミングに当てはまるauユーザーは、格安SIMへの乗り換えを検討してみましょう。
▼ auから格安SIMへ乗り換えるおすすめのタイミング
乗り換え先におすすめの格安SIMは以下の通りです。
【auからおすすめの乗り換え先】
auから格安SIMへ乗り換えたい場合は、以下の手順で行いましょう。
▼ auから格安SIMに乗り換える手順
- 手順1:事前準備をする
- 手順2:MNP予約番号を取得する
- 手順3:格安SIMを申し込む
- 手順4:SIMが届いたら端末に挿入する
- 手順5:APN設定・データ移行をして利用開始する
auから格安SIMに乗り換えを検討している人は、ぜひ本記事を参考に乗り換え先を選んでみてください。
この記事の参考・引用サイト
- [1]
- au公式サイト
- [2]
- mineo公式サイト
- [3]
- UQモバイル公式サイト
- [4]
- BIGLOBEモバイル公式サイト
- [5]
- IIJmio公式サイト
- [6]
- povo公式サイト
- [7]
- 楽天モバイル公式サイト