【2023年版】ドコモから格安SIMへの乗り換え先おすすめ7社!メリットや 移行手順も詳しく解説

乗り換え・MNP・解約

ドコモスマホユーザーで、「少しでも料金を安くしたい!」と格安SIMへの乗り換えを検討している方へ、結論、ドコモから格安SIMに乗り換えれば、年間数万円単位で安くなる可能性があります。

ただし、いくつか注意点もあるため、本当に格安SIMに乗り換えるべきかしっかりと判断することが大切です。

そこで今回は、ドコモから格安SIMに乗り換えるメリットや乗り換えを検討すべきタイミングについて詳しく解説します。

また、ドコモユーザーの乗り換えにおすすめの格安SIMや乗り換え手順も解説していきます。

この記事で分かること
・ドコモユーザーのおすすめ乗り換え先
・格安SIMの特徴・メリットと利用する際に気をつけるべき注意点
・ドコモから格安SIMへの乗り換え手順とベストな乗り換えのタイミング
この記事を書いた人
モバレコ 編集部

「スマホをもっとわかりやすく。もっと便利に」をモットウに日々コンテンツ情報を届けている、スマホ・格安SIMの総合情報サイト「Mobareco-モバレコ」の運営者。マイナビニュースでも、毎日使うスマホについて快適に使えるようにユーザー目線に沿った情報発信を目指していきます。

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ドコモユーザーにおすすめの格安SIM7社を紹介!

ドコモユーザーにおすすめの格安SIM5社
ドコモユーザーにおすすめの格安SIM7社

ドコモから格安SIMに乗り換えるのであれば、ドコモ回線を利用している格安SIMがおすすめです。

ドコモ回線系格安SIMから、ドコモユーザーの乗り換えにおすすめの厳選7社ご紹介します。

ドコモユーザーにおすすめの格安SIM

mineo

mineo
mineo

mineo(マイネオ)は、関西電力グループの株式会社オプテージが提供する格安SIMです。

余ったデータ量をユーザー同士でシェアしたり、サービス利用においての不明点を解説し合う掲示板があったりなど、独自のコミニュティサービスにも定評があります

mineoのプラン
デュアルタイプ
(音声通話+データ通信)
シングルタイプ
(データ通信のみ)
1GB 1,298円 880円
5GB 1,518円 1,265円
10GB 1,958円 1,705円
20GB 2,178円 1,925円
お試し200MBコース※1 330円 1,100円

※価格はすべて税込
※1 利用期間(最大2カ月)満了後は自動的に1GBコースに移行

mineo概要表
事務手数料 3,740円
(契約事務手数料+SIMカード発行料)
契約解除料 なし
使用回線 ドコモ、au、ソフトバンク
SIMの種類 音声通話SIM・データ通信SIM
音声通話 ・通常:30秒/22円
・mineoでんわ:30秒/10円
・mineoでんわ10分かけ放題:935円
・通話定額30:924円
・通話定額60:1,848円
・LaLa Call(IP通話アプリ):110円
データカウントフリー パケット放題Plus(最大1.5Mbpsで使い放題):385円/月
※10GB以上のコースは無料
5G対応 対応
店頭サポート あり
支払い方法 ・クレジットカード
・口座振替(eo光ネットと同様の支払い方法の場合のみ)
割引 ・複数回線割引(55円/月)
・家族割引(55円/月)
その他 ・余ったパケットを入れて助け合えるフリータンク
・余ったパケットを他ユーザーに贈れるパケットギフト
・アンバサダー制度
・バースト機能あり
・余ったデータ量は翌月繰り越し

※価格はすべて税込

mineoはドコモと異なり、まず音声通話SIMとデータ通信SIMの2つから希望に合ったSIMを選択します。音声通話SIMは「電話番号での通話+データ通信」のSIM、データ通信SIMは「データ通信のみ」のSIMです。

スマホの音声通話機能を継続したい方は音声通話SIMを、特に必要としていない方はデータ通信SIMを選びましょう。データ通信SIMはできることが限られますが、料金は割安に設定されています。

mineoは選択できるデータ量・通話オプションの選択肢も豊富です。自分の利用状況に最適なものを選び、月額料金の節約に繋げてください。

また、mineoは月額385円の「パケット放題 Plus」を契約すると、最大1.5Mbpsでデータが使い放題になります。

独自のサービスや豊富なデータラインナップなど、様々なメリットがあるmineoもぜひ検討してみてください。

mineoのおすすめポイント

  • 余ったデータを全国のmimeoユーザー間でシェアできる
  • 困ったときはmineoユーザー間で掲示板を使い解決できる
  • 音声通話SIMとデータ通信SIMの2種類からSIMを選択できる
  • 最大1.5Mbpsでデータ無制限になるオプションを契約できる

OCN モバイル ONE

OCN モバイル ONE
OCN モバイル ONE

「OCN モバイル ONE」はドコモショップでも申し込みが可能なドコモ傘下の格安SIMです。

OCN モバイル ONEは格安SIMの中でもスマホの取扱数が多く、最新機種から中古端末まで豊富に揃っているため、ご自身にあったスマホを見つけやすい点が特徴です。

OCN モバイル ONEのプラン
音声対応SIM SMS対応データSIM データ通信専用SIM
500MB/月 550円
※10分無料通話付
1GB/月 770円
3GB/月 990円 990円 858円
6GB/月 1,320円 1,320円 1,188円
10GB/月 1,760円 1,760円 1,628円

※価格はすべて税込

OCN モバイル ONE概要表
事務手数料 3,733.4円
(初期手数料+SIMカード手配料)
契約解除料 なし
使用回線 ドコモ
SIMの種類 音声通話SIM・データ通信SIM
音声通話 ・通常:30秒/22円
・OCNでんわ:30秒/11円・OCNでんわ10分かけ放題:935円
・OCNでんわトップ3かけ放題:935円
・OCNでんわ完全かけ放題:1,430円
データカウントフリー MUSICカウントフリー:0円/月
対象の音楽サービスのデータ消費がゼロ
5G対応 対応
店頭サポート なし
支払い方法 クレジットカード
割引 OCN光モバイル割(OCN光とセットで220円/月引き)
その他 ・シェアSIMシステムあり
・余ったデータ量は翌月繰り越し
・バースト機能あり

※価格はすべて税込

OCN モバイル ONEでは「MUSICカウントフリー」オプションを提供しており、契約すると対象音楽サービスのデータ消費が0(ゼロ)になります。

月額料金のかからないオプションなので、スマホで頻繁に音楽を聴く方はぜひ契約時に申し込んでみてください。

また、OCN光とのセット割引があるので、固定回線の同時乗り換えもおすすめです。

OCNモバイルONEのおすすめポイント

  • 最新機種から中古端末まで、豊富な種類のスマホを販売している
  • 音声通話SIMとデータSIMの2種類からSIMを選択できる
  • 対象の音楽データサービス利用時のデータ消費を0にできる(無料)
  • OCN光を一緒に契約すれば、セット割でスマホ料金が毎月220円割引される

ahamo

ahamo
ahamo

ドコモのオンライン専用プラン「ahamo」も、ドコモのメインプランからの乗り換え先としておすすめです。

ahamoは、月20GB+1回5分以内の無料通話付きで2,970円という破格のプランになっています。

また、ドコモの別プランという立ち位置なので、実測値もドコモのメイン回線に劣らぬ速さで利用可能です。

ahamo概要表
プラン 20GB:2,970円
100GB:4,950円
※5分/回のかけ放題付
事務手数料 無料
契約解除料 なし
使用回線 ドコモ
SIMの種類 音声通話SIM
音声通話 ・通常:30秒/22円
・1回5分まで無料
・かけ放題オプション:1,100円
データカウントフリー なし
5G対応 対応
店頭サポート 3,300円で対応
支払い方法 ・口座振替
・クレジットカード
割引 なし
※家族割などのカウント対象に入れることは可能
その他 ・dカード決済でデータ増量特典あり
・disney+などのサービスで特典あり

※価格はすべて税込

格安SIM(MVNO)界隈でも、月20GB+1回5分以内の無料通話を2,970円で利用できるプランは現状ほぼないので、20GB程度のデータ量で十分な方は、SIMのみ申し込むがおすすめです。

またドコモからの移行であれば、今使っているスマホやSIMカードはそのままで移行可能です

さらに、ahamo大盛りを追加すれば、100GBを月額4,950円でも利用できるので、「5G ギガホプレミア/ギガホプレミア」からの移行先としてもおすすめです。

ahamoのおすすめポイント

  • 2,970円で20GB×5分かけ放題を利用できる
  • ahamo大盛りを利用すれば100GBを月額5,000円以下で利用可能
  • dカード/dカードGOLDで料金を支払うと、毎月最大5GBが自動で追加される
  • ドコモからの移行であれば手間なく変更可能

楽天モバイル

ドコモ回線でなくても「楽天モバイル」はおすすめ
ドコモ回線でなくても「楽天モバイル」はおすすめ

ドコモから乗り換えるならドコモ回線系格安SIMがおすすめですが、格安SIM以外でもお得に利用できる乗り換え先はあります

その中でも格安SIM並みの料金とドコモに近いサービスの充実さを兼ね備えた「楽天モバイル」はおすすめです。

楽天モバイルの料金プランは月額最大3,278円でデータを無制限利用できるので、ドコモの5Gギガホプレミアといった大容量プランから乗り換えても使用感がほぼ変わらず利用できます。

楽天モバイルのプラン
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
~3GB 1,078円
3~20GB 2,178円
20GB~無制限 3,278円

※価格はすべて税込

楽天モバイル概要表
事務手数料 無料
契約解除料 なし
使用回線 楽天回線(一部au回線)
SIMの種類 音声通話SIM
音声通話 ・通常:30秒/22円
・Rakuten Link:無料
・10分(標準)通話かけ放題:1,100円
データカウントフリー なし
5G対応 対応
支払方法 ・口座振替
・クレジットカード
・デビットカード
割引 なし
申し込み特典(キャンペーン) ・iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
・スマホ/Wi-Fiトク得乗り換え
・お持ちのスマホそのままOK!キャンペーンSIMのみ初めてお申し込みで最大8,000円相当分のポイント還元!

※価格はすべて税込

さらに、Rakuten Linkアプリを使用すればオプションなしでかけ放題になるのも、他社にはない楽天モバイル独自の魅力です。

楽天モバイルでは格安な料金や申込時のポイント還元などメリットも豊富にあるおすすめのキャリアです。格安SIMではないもののお得に申し込みたい方やたくさん通信を行いたい方にはピッタリなので、ぜひ検討してみてください・

楽天モバイルのおすすめポイント

  • 3,278円でデータを無制限利用できる
  • Rakuten Linkアプリの利用で通話料が完全無料になる
  • 契約時に最大24,000円相当の楽天ポイントがもらえる

IIJmio

IIJmio
IIJmio

IIJmioはオプションが豊富で、SIMも4種類(音声通話SIM・SMS付データSIM・データ専用SIM・データ専用eSIM)から選択可能です。

データ量の選択肢も少量の2GBから大容量の20GBまであるため、自分にあったプランで契約できる格安SIMとなっています。

IIJmioのプラン
音声 SMS データ
(タイプDのみ)
eSIM
(ドコモ回線のデータ通信のみ)
2ギガプラン 850円 820円 740円 440円
5ギガプラン 990円 970円 900円 660円
10ギガプラン 1,500円 1,470円 1,400円 1,100円
15ギガプラン 1,800円 1,780円 1,730円 1,430円
20ギガプラン 2,000円 1,980円 1,950円 1,650円

※価格はすべて税込

IIJmio概要表
事務手数料 タイプD:3,733.4円
(初期費用+SIMカード発行手数料)
タイプA:3,746.6円
(初期費用+SIMカード発行手数料)
eSIM:3,520円
(初期費用+SIMカード発行手数料)
契約解除料 なし
※音声通話SIMのみ利用開始日の翌月末日まで解約不可
使用回線 ドコモ、au
SIMの種類 音声通話SIM・SMS付データ通信SIM・データ専用SIM・データ専用eSIM
音声通話 ・通常:30秒/11円
・「ファミリー通話割引」利用時:8.8円/30秒
・通話定額5分+:500円/月
・通話定額10分+:700円/月
・かけ放題+:1,400円/月
データカウントフリー 高速データ通信のON/OFFが可能
5G対応 対応
店頭サポート なし
支払い方法 クレジットカード
割引 mio割(IIJmioひかりとセット割・660円/月)
その他 ・データがシェアできるファミリーシェアプラン
・バースト機能あり
・余ったデータ量は翌月繰り越し
・高速/低速の切り替えが可能

※価格はすべて税込

IIJmioはeSIMも取り扱っているため、eSIMに対応したスマホを利用している人は非常に乗り換えやすいMVNOです。(eSIMはドコモ回線のみ&データ専用)

また、データが足りない時は1GB/220円という超低価格で月最大20GBまで購入できます。

最大限まで購入すれば月40GBまで使えるようになるので、データ容量が少なくなりやすい格安SIMでも大容量データを利用できますよ。

格安SIMで大容量データを使いたい方、安くeSIMを使いたい方はIIJmioを検討してみましょう。

IIJmioのおすすめポイント

  • 4種類のSIMタイプから自分に合うものを選択できる
  • 2GB~20GBまでデータ容量が用意されている
  • eSIM(データ専用)を契約できる
  • 1GB/220円という低価格でデータを追加できる

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」を契約すれば、YouTubeなどの対象エンタメサービスがすべてデータ消費0になる点が特徴です。

よく利用するサービスが対象に入っている方は、契約することで基本データ量が節約でき、結果として月額料金を抑えられます。

BIGLOBEモバイルのプラン
音声通話SIM SMS機能付き
データSIM
データSIM
(タイプDのみ)
1ギガプラン 1,078円
3ギガプラン 1,320円 1,122円 990円
6ギガプラン 1,870円 1,727円 1,595円
12ギガプラン 3,740円 3,102円 2,970円
20ギガプラン 5,720円 5,082円 4,950円
30ギガプラン 8,195円 7,557円 7,425円

※価格はすべて税込

BIGLOBEモバイル概要表
事務手数料 3,733円
(プラン申込手数料+SIMカード準備料)
契約解除料 1年未満1,100円(音声通話SIMのみ)
使用回線 ドコモ、au
SIMの種類 音声通話SIM・データ通信SIM
音声通話 ・通常:30秒/22円
・通常:30秒/22円
・BIGLOBEでんわ:30秒/9.9円
・BIGLOBEでんわ10分かけ放題:913円
・BIGLOBEでんわ3分かけ放題:660円
・通話パック90:913円
・通話パック60:660円
データカウントフリー エンタメフリーオプション
・音声通話SIM:308円(最大6ヶ月間無料)
・データ通信SIM:1,078円
5G対応 対応(タイプDのみ)
店頭サポート なし
支払い方法 ・クレジットカード
・口座振替(データ通信SIMのみ・KDDI請求)
割引 家族割引(220円/月)
その他 ・シェアSIMシステムあり
・シェアSIMシステムあり
・余ったデータ量は翌月繰り越し

※価格はすべて税込

BIGLOBEモバイルは音声通話SIMを契約すると、エンタメフリー・オプションを最大6ヶ月無料で利用できます。

また、オプション料金もデータSIM契約時より安い308円/月で利用可能なため、動画や音楽、漫画などのエンタメコンテンツをスマホで長時間楽しむ人は、音声通話SIMの利用がおすすめです。

BIGLOBEモバイルのおすすめポイント

  • エンタメフリー・オプションを契約すると、動画や音楽、漫画などのエンタメコンテンツ利用時の消費データが0になる
  • 音声通話SIMを契約すると、エンタメフリー・オプションを最大6ヶ月間無料で利用でき、7ヶ月目以降も308円で利用可能

エキサイトモバイル

エキサイトモバイル
エキサイトモバイル

エキサイトモバイルは格安SIMの中でも珍しく、50GBという大容量プランを契約できるため、とにかくたくさんデータを使いたい方におすすめです。

エキサイトモバイルのプラン

【従量課金プラン】

音声通話SIM SMS機能付きデータSIM データ専用SIM
低速での無制限 495円 462円 385円
~3GB 880円 847円 770円
~7GB 1,430円 1,397円 1,320円
~12GB 1,980円 1,947円 1,870円
~17GB 2,750円 2,717円 2,640円
~25GB 3,245円 3,212円 3,135円

※価格はすべて税込

【定額料金プラン】

音声通話SIM SMS機能付きデータSIM データ専用SIM
低速での無制限 660円 627円 550円
~3GB 1,210円 1,177円 1,100円
~7GB 1,650円 1,617円 1,540円
~12GB 2,068円 2,035円 1,958円
~17GB 2,970円 2,937円 2,860円
~25GB 4,400円 4,367円 4,290円
~40GB 7,700円 7,667円 7,590円
~50GB 11,198円 11,165円 11,088円

※価格はすべて税込

エキサイトモバイル概要表
事務手数料 3,300円
(新規契約手数料)
契約解除料 1年未満10,450円(音声通話SIMのみ)
使用回線 ドコモ、au
SIMの種類 音声通話SIM・データ通信SIM
音声通話 ・通常:30秒/22円
・エキモバでんわ:30秒/11円
・3分かけ放題X(759円):通話開始3分間は無料
3分後は30秒/11円(超過通話料も月10分までは無料)
データカウントフリー なし
5G対応 非対応
店頭サポート なし
支払い方法 クレジットカード
割引 なし
その他 ・シェアSIMシステムあり(SIM追加1枚/528円)
・余ったデータ量は翌月繰り越し
・シェアSIMシステムあり
・バースト機能あり

※価格はすべて税込
※定額料金プランの料金を記載

エキサイトモバイルには、従量課金タイプの「段階料金プラン」と、データが定額になっている「定額料金プラン」の2種類があります。

ただし、30GB以上の大容量プランが使えるのは定額料金プランのみなので、大容量データを要する方はそちらを選びましょう。

ちなみに、エキサイトモバイルは1契約で最大5枚のSIMを利用できるので、家族複数台での乗り換えや複数端末を使い分けたい方にもおすすめです。

エキサイトモバイルのおすすめポイント

  • 最大50GBまでの大容量プランを契約できる(定額料金プラン)
  • 1枚528円で最大5枚までデータをシェアできる

ドコモから格安SIMに乗り換える3つのメリット

ドコモから格安SIMにする3つのメリット
ドコモから格安SIMに乗り換える3つのメリット(引用元:mineo[1]

ドコモから格安SIMへの乗り換えには、主に以下の3つのメリットがあります。

▼ ドコモから格安SIMに乗り換える3つのメリット

  • 料金が年間数万円単位で安くなる
  • 使っているスマホをそのまま使える
  • ドコモ回線の格安SIMに乗り換えればつながりやすい

メリット①:料金が年間数万円単位で安くなる

ドコモから格安SIMに乗り換える一番のメリットは、月額料金が大幅にカットできることです。格安SIMの中で特に料金の安いmineo・IIJmioとドコモの料金を、実際に比較してみました。

▼ドコモ・mineo・IIJmioの料金比較(音声通話SIM)

データ量 ドコモ mineo IIJmio
~500MB 5G ギガライト
3,465円
1,298円 850円
(~2GB)
~1GB
~3GB 5G ギガライト
4,565円
1,518円 990円
~5GB 5G ギガライト
5,665円
~6GB 5G ギガライト
6,765円
1,958円 1,500円
~7GB
~10GB 5G ギガホプレミア
7,315円
~12GB 2,178円 1,800円
(~15GB)
~20GB 2,000円
~30GB

※表示はすべて税込

上の表を見ていただくとわかるように、どのデータ量においてもmineo・IIJmioの価格はドコモよりも割安です。

たとえば月間5GBで契約した場合、ドコモが月額5,665円なのに対してmineoでは1,518円、IIJmioなら月額990円しかかかりません。

2年間のトータルコストで比べると、最大約110,000円もの差です。

メリット②:使っているスマホをそのまま使える

ドコモから乗り換える際、格安SIMで使うスマホは、主に2パターンで準備できます。

▼ ドコモから格安SIM乗り換え時のスマホ準備

  • ドコモで購入したスマホをそのまま使う
  • 新しく新品または中古のSIMフリースマホを買う

通常、ドコモで購入したスマホを他社で使うためには、あらかじめSIMロックを解除しておかねばなりません。

しかし、同じドコモ回線系の格安SIMに乗り換える場合については、SIMロックがかかったままでも、ほとんどの端末が問題なく利用できます

ただし、あくまで格安SIMで動作確認済みであることが前提なので、乗り換える際には事前に各社の公式ホームページの情報を確認しておきましょう。

メリット③:ドコモ回線の格安SIMに乗り換えれば繋がりやすい

ドコモ回線の格安SIMはドコモの通信網を借りてサービスを提供しており、ドコモとほぼ同等のエリアで利用できます

そのため、格安SIMに乗り換えたからといって、つながりやすさが劣るわけではありません。ドコモの利用時と基本的に同じ環境で利用できます。

ドコモから格安SIMに乗り換える注意点

ドコモから格安SIMに乗り換える注意点
ドコモから格安SIMに乗り換える注意点(引用元:エキサイトモバイル[2]

ドコモから格安SIMへの乗り換えには、当然のことながらデメリットも伴います。そこで、押さえておきたいデメリットを6つ解説します。

▼ ドコモから格安SIMにする6つの注意点

注意点①:通信品質が下がる可能性がある

ドコモ回線を借りているといっても、格安SIMが利用しているのはあくまで「ドコモ回線の一部」にしか過ぎません。

そのため、速度・安定性などの通信品質については、ドコモ利用時よりも下がる可能性があります。

実際にどのくらい差が出るのか、ドコモとmineo(ドコモ回線)で速度比較をしてみましょう。

▼ドコモとmineoの実測値差

ドコモ mineo(ドコモ回線)
下り平均実測値 143.84Mbps 36.05Mbps
上り平均実測値 15.86Mbps 10.14Mbps

※参考:みんなのネット回線速度
※2023年5月現在

このように、格安SIMとドコモでは下り速度に約150Mbpsもの差があります。

ただし、インターネットは下り約20Mbpsあれば検索やSNS・動画といったほとんどのコンテンツを快適に楽しめます。

キャリアと比較すると一見遅く見える格安SIMですが、普段使いの範囲内なら問題なく利用できますよ。

注意点②:ドコモの一部独自サービスが使えなくなる

ドコモを解約すると、一部の独自サービスは使えなくなります。

利用できなくなるサービス ・店舗利用などドコモのサポート
・キャリア決済
手続きをすれば継続できるサービス ・キャリアメール
・dポイント
・dマガジン
・dアニメストア
・dミュージック
・dTV
・dヒッツ
・dグルメ
・dブックなど

ただし、dから始まるサービスのほとんどは、dアカウントとの紐づけをすれば、継続して利用できます。

また、キャリアメールも「ドコモメール持ち運び」(330円/月)を申し込めば、格安SIM乗り換え後も引き続き利用可能です。

注意点③:使えるデータ量はドコモよりも少なくなる場合が多い

ほとんどの格安SIMでは、使えるデータ量がドコモよりも少なく設定されています。

▼ドコモ・mineo・IIJmioのデータ量の違い

会社名 最大データ量
ドコモ 5Gギガホプレミアで無制限利用可
mineo 最大20GBまで
IIJmio 最大20GBまで

最大20GB程度までという基準は格安SIMの2社とも同じですが、ドコモは5Gギガホプレミアを契約することで、データを無制限で利用できます。

そのため、コンスタントに20GB以上の利用がある場合は、ドコモを使い続けたほうが快適といえます。

とはいえ、スマホユーザーの半数以上は3GB以下で足りているというデータ結果(データ参照元:株式会社MM総研があるので、ヘビーユーザーでない限りは格安SIMに乗り換えても問題ないでしょう。

注意点④:乗り換えには必ず費用がかかる

ドコモから他社への乗り換えには、以下のような費用が必ず発生します。

▼ドコモから他社乗り換え時にかかる費用

費用項目 料金相場
ドコモの解約違約金 無料
乗り換え先の契約事務手数料 3,300円
ドコモで購入した端末の残債 完済まで請求続行

※価格はすべて税込

ドコモを解約する際の違約金については、2021年10月以降全てのプランで廃止されています。

ちなみに、ドコモ回線が使えない格安SIMへ乗り換える場合は、上記の他にSIMロック解除手数料として最大3,300円かかります。

ただしオンラインから手続きをすれば無料になるので、手数料をできるだけ安くしたい人は「My ドコモ」からSIMロック解除を行いましょう。

注意点⑤:MNP前後は名義が同じでなくてはならない

ほとんどの格安SIMでは、MNP前後の名義が同じ場合に限り、乗り換え手続きを受け付けています。

家族間で名義の変更が必要な場合は、あらかじめドコモ側で手続きを済ませてください。

ドコモの名義変更はドコモショップでのみ受け付けています。以下の書類が手続き時に必要ですので、忘れず用意しましょう。

ドコモの名義変更時に必要な書類

  • 現名義人の本人確認書類
  • 変更後の名義人の本人確認書類
  • 変更後の名義人のキャッシュカードやクレジットカード

また、名義変更は基本的に現名義人と名義を変更したい人の2人1組での来店となりますが、どちらか一方しか来店出来ない場合は、追加で以下の書類が必要です。

  • 現名義人しか来店できない場合:変更後の名義人からの委任状
  • 名義変更したい人しか来店できない場合:現名義人からの委任状

委任状はこちらからダウンロードできますので、必要な方は事前に準備をしておきましょう。

ちなみに、ドコモは名義変更を行うと翌月のスマホ料金に2,200円の手数料が上乗せされますが、家族間の名義変更であれば手数料は無料です。

注意点⑥:SIMカードには3種類のサイズがある

SIMカードには主にnanoSIM・microSIM・標準SIMという3種類のサイズがあります。端末によって適合するサイズが異なるので、乗り換え手続き前に確認しておきましょう。

SIMカードのサイズはスマホの説明書や、キャリアのサイトから確認できます。

説明書が手元にない方は、「スマホ機種名 SIMサイズ」などのワードで検索してみてください。

ドコモから格安SIMに乗り換えるおすすめのタイミング

ドコモから格安SIMに乗り換えるべきタイミング
ドコモから格安SIMに乗り換えるべきタイミング(引用元:mineo[1]

ドコモから格安SIMへの乗り換えには月額料金以外にもメリットがあります。

続いては、ドコモから格安SIMに乗り換えにおすすめのタイミングについて解説します。

料金が高いと気になったタイミング

ドコモから格安SIMに乗り換える一番のメリットは、月額料金を大幅に下げられることです。ドコモの月額料金の高さが気になりはじめたら、それがもっとも乗り換えに適したタイミングといえます。

端末代の分割払いが終わったタイミング

ドコモでスマホを購入するユーザーの大半は、端末の料金を分割で払っています。端末代金の支払い途中で乗り換えたい場合、残りの残債をドコモに払い続ける必要があります。

端末の分割払いが終わったタイミングは、機種変更はもちろん、乗り換えにも適したタイミングです。既に分割払いが完済している方は、ぜひ格安SIMへの乗り換えも検討してみてください。

ドコモから格安SIMに乗り換える流れ

ドコモから格安SIMに乗り換える流れ
ドコモから格安SIMに乗り換える流れ(引用元:mineo[1]

続いては、ドコモから格安SIMに乗り換える流れを解説します。無駄な料金やスマホが使えない期間が発生しない手順をご紹介しますので、ぜひ乗り換えの参考にしてみてください。

①事前準備をする

乗り換えの前にまずは、以下のような準備を済ませておきましょう。

・必要書類の準備

格安SIMを新規契約するためには、各社指定の本人確認書類と、クレジットカードなどの支払先情報が必要です。

・SIMロック解除

ドコモで購入したスマホをそのまま使うならば、あらかじめSIMロック解除を済ませておきましょう。ただし、ドコモ回線系格安SIMかつ動作確認済みの端末には、この手続きは必要ありません。

・SIMフリースマホの準備

乗り換えと同時にスマホを新調したい人は、事前にスマホを購入しておきましょう。OCNモバイルONEなどセット販売を行っている会社に乗り換える場合は、格安SIMからの購入もおすすめです。

・データバックアップ

SIMロック解除や乗り換えにともなって、端末内のデータが消失する可能性があります。端末をそのまま使う場合も、念のためデータをバックアップしておきましょう。

②MNP予約番号を取得する

電話番号そのままで格安SIMに乗り換えるためには、ドコモからMNP予約番号を取得せねばなりません。MNP予約番号は、My docomo・ショップ・コールセンターにて取得できます。

乗り換えの際に月をまたぐと余分な料金が発生してしまうので、MNP予約番号はできるだけ当月の早い段階で取得してください。

また、MNP予約番号には発行日も含め15日以内という有効期限があるので、できるだけ早めに次の手順に進みましょう。

③格安SIMを申し込む

オンラインページなどから、該当の格安SIMを申し込みましょう。

家電量販店に窓口を構えている会社もありますが、オンラインページの方がキャンペーン・割引が充実している傾向にあります。

④SIMが届いたら端末に挿入する

SIMが届いたら端末に挿入し、必要に応じて回線切替手続きを行いましょう。回線切替手続きを行うと、ドコモ側は自動で解約されます。

なお、スマホをセット購入した場合、SIMと端末は一緒に手元へ届くので、ここで新しい端末にSIMを挿入してください。

⑤APN設定・データ移行をして利用開始する

最後に、APN設定・データ移行を行えば、通常どおり利用できます。

データ移行を失敗しないためにも、あらかじめドコモ回線が生きているうちに、各アプリなどの引き継ぎ手続きを済ませておきましょう。電話番号が変わっていなければ、登録したメールアドレスとパスワードで、LINEのデータも簡単に引き継ぎができます。

まとめ

ドコモから格安SIMへ乗り換える最大のメリットは、月額料金が大幅に安くなることです。加えて、ドコモ回線系の格安SIMを選べば、エリアの心配やSIMロック解除の手続きも必要ありません。

なお、格安SIMではありませんが、通信品質と低価格のデータ無制限プランを望むなら「楽天モバイル」、ドコモとほぼ同じ通信品質と実測値の速さを望むなら「ahamo」も、同じく乗り換え先として検討の価値があります。

格安SIMに乗り換える際は、あらかじめ必要書類の準備やデータのバックアップを済ませた上で、手続きを進めて行きましょう。

この記事の参考・引用サイト

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