「不動車・動かない車は買取してもらえるの?」
「動かない車を高価買取してもらいやすい業者はどこ?」
この記事では、上記のような方に向けて以下の内容を解説していきます。
- 不動車・動かない車の買取事情
- おすすめの不動車・動かない車の買取業者
- 動かない車を高く売るコツ
- 動かない車を売る時の注意点
上記の内容を把握することで、あなたに合った方法で不動車・動かない車をできるだけ高く買い取ってもらえる可能性が上がります。
なお、今すぐ不動車・動かない車を高額買取してもらいたい方におすすめの廃車買取業者として「ナビクル廃車」があります。
不動車・動かない車でも買取は可能?
不動車・動かない車でも買取は可能な場合があります。
不動車・動かない車とは、事故や水没、長期放置などが原因で故障が生じ、自走できなくなった車です。
そのような車でも、部品や資源として利用できるため、買取可能な場合があります。
なお、比較的軽い故障が原因で動かない車や年式の新しい車であれば、中古車としての需要が見込めるため買取してもらえる可能性が高いです。
また、車の状態が悪く買取が難しい場合でも、処分費用や手続き費用無料で対応してもらえる場合があります。
動かない車の買取ができるのはなぜ?
動かない車の買取ができるのには、以下のような理由があります。
- 中古車としての需要がある
- 部品やパーツに価値がある
- 資源として再利用できる
故障の程度にもよりますが、再販して利益が見込める場合は買取が可能です。国内では再販が難しい状態の車でも、海外で需要がある場合があります。
また、自走可能にするのが難しいような車でも、再利用可能な部品やパーツに値段が付く場合があります。車体には多くの鉄やアルミが使用されており、資源としての価値も高いです。
動かない車の買取価格相場
動かない車の状態別の買取価格相場について、下表にまとめました。
ここからは、動かない車の状態別の買取価格相場について詳しく紹介していきます。
長期使用された不動車
買取品目名 | 金額(税込) |
---|---|
ダイハツ ムーヴ / 240,000km | 27,040円 |
スズキ エブリイバン / 150,000km | 30,400円 |
ホンダ オデッセイ / 120,000km | 42,000円 |
出典:日本廃車センター
長期使用された不動車の相場は、およそ27,000〜42,000円(税込)です。
長期使用された不動車は、走行距離が長く年式も古い場合が多く、買取価格は低くなりやすいです。
中でも10年以上前の古い車や、10万km以上走っている車は、ほとんど値段が付かないケースも少なくありません。
しかし、車体自体の価値が低い不動車でも、還付金を含めると数万円で買取してもらえる可能性があります。
自走が見込める不動車
買取品目名 | 金額(税込) |
---|---|
スズキ エスクード / バッテリー上がり | 100,000円 |
トヨタ ヴェロッサ / バッテリー上がり | 107,500円 |
三菱 デリカスペースギア / 車検切れ放置 | 160,000円 |
出典:日本廃車センター
自走が見込める不動車の相場は、およそ100,000〜160,000円(税込)です。
自走が見込める不動車には、バッテリー上がりのような軽度の故障や車検切れの車などが挙げられます。
そのような車は車検を通したり修理をすれば、中古車としての需要がある場合があるため、不動車の中でも高値が付きやすいです。
車種や走行距離、年式にもよりますが、10万円以上の買取価格が付く可能性もあります。
自走が見込めない不動車
買取品目名 | 金額(税込) |
---|---|
日産 ブルーバードシルフィ / フロント大破、足折れ、軸折れ、エンジン不動、エアバック開き | 0円 |
ダイハツ ハイゼットカーゴ / エンジン故障、フロント部品欠 | 5,000円 |
スズキ パレット / 左リア足回り大破、エンジンかからず | 15,000円 |
出典:日本廃車センター
自走が見込めない不動車の相場は、およそ0〜15,000円(税込)です。
自走が見込めない場合は、車としての価値が付く可能性は低いです。しかし、部品や資源としての価値があるため、0~1万円程の値段が付く場合があります。
上記のような車の場合は、廃車手続きを無料で行ってくれる業者を利用するのがおすすめです。
動かない車の買取方法
動かない車の買取方法には、以下3つあります。
上記の内容を知ることで、手持ちの動かない車を自身に合った方法で売却しやすくなるでしょう。なお、動かない車を買取してもらうには、廃車買取業者がおすすめです。
廃車買取業者に買取依頼する
廃車買取業者で動かない車を売却する方法があります。
中古車として価値が低い場合でも、部品やパーツ、鉄資源としての価値を買取価格に反映してもらえるため、動かない車でも値段を付けてもらえる可能性が高いです。
また、廃車買取を専門に行っているため、レッカー代や引き取り費用が無料の業者が多く、動かない車の買取に手数料がかかりにくいです。
しかし、比較的軽い故障で動かない車の場合、中古車買取業者のほうが高価買取につながる場合があります。
以上より「重度の故障で動かない車を少しでも高く売りたい人」におすすめの方法です。
中古車買取業者に買取してもらう
中古車買取業者で動かない車を売却する方法があります。
動かない車を修理してから中古車として販売できるため、廃車買取業者より高い値段を付けてもらえる場合があります。
上記のように高い値段をつけてもらいやすい動かない車は、以下のようなものです。
- バッテリーが切れているのみ
- 比較的軽い故障
- 年式が新しい
- 走行距離が少ない
ただし動かない車の場合、引き取り手数料やレッカー代が発生する場合があります。
以上より「修理すれば中古車として需要がありそうな動かない車を売りたい人」におすすめの方法です。
ディーラーに依頼する
ディーラーで動かない車を売却する方法があります。
値段が付かないような動かない車でも、新車購入を前提として下取りしてもらえる場合があります。
さらに、新車の購入を検討している場合、動かない車の処分と車の買い替えを同時に行いやすいです。
ただし、動かない車の状態によっては、引き取ってもらえない、もしくは引き取り費用やレッカー代がかかる場合があります。
以上より「新車購入を検討中で、手間をかけずに動かない車を引き取ってもらいたい人」におすすめの方法です。
不動車・動かない車の買取におすすめの業者5選!
ナビクル廃車買取
買取価格保証 | なし |
---|---|
手数料 | 0円(税込) |
廃車の手続き代行 | あり |
還付金の返金対応 | あり |
店舗数 | ‐‐ |
店舗住所 | ‐‐ |
営業時間 | ‐‐ |
ナビクル廃車買取は、全国どこでも費用0円(※1)で対応している廃車買取専門業者です。レッカー代や解体費用が無料で、動かない車を立ち会いなしでも引き取りしてもらえます。
ナビクル廃車買取は、事故車や故障車、低年式、多走行の車の買取実績が豊富です。
他社では買取が難しい動かない車でも、値段を付けてもらえる可能性があるため、高価買取に期待できるでしょう。
動かない車の買取代金に加え、自動車税の還付金も受け取ることができます。また、動かない車に値段が付かない場合でも、廃車にするための解体費用や手続き代行費用は無料です。
必要書類の確認後、2営業日以内(※2)に買取代金の振込が可能なため、動かない車をスピーディに現金化しやすいです。
(※1.2 2024年7月時点 公式サイトに記載)
忙しくて立ち会うことができない場合でも、車を引き取ってもらえます。
以上より、ナビクル廃車買取は「費用をかけずに動かない車を売りたい人」や「動かない車をできるだけ素早く現金化したい人」におすすめです。
動かない車買取に関する口コミ
最近、車が廃車になったので買取って貰いましたが、値段だけならナビクルが多分一番いいです。金額が5000円ほど変わりました。電話対応が面倒ならあまりおすすめはできませんが、参考までに(汗)
— クロテン/マエダ (@Mikazukiimo313) September 23, 2022
セルトレ
同時査定依頼数 | 不明 |
---|---|
利用手数料 | 0円(税込) |
提携業者数 | 不明 |
主要な提携業者 | ‐‐ |
日本自動車流通研究所(JADRI)への加盟 | 不明 |
セルトレは、東証プライム上場企業の企業が運営している、車一括査定サービスです。動かない車や水没車、事故車の買取にも対応しています。
セルトレは国内での売却や海外輸出、廃車にした場合の中から、動かない車がより高く売れる業者を自動で選定してくれます。
業者選びで迷っている場合でも、買取価格を比較してから売却先を決められるため損をしにくいです。
以上より、セルトレは「動かない車をできるだけ損をしないで売りたい人」におすすめと言えます。
カーネクスト廃車買取
買取価格保証 | あり |
---|---|
手数料 | 0円(税込) |
廃車の手続き代行 | あり |
還付金の返金対応 | あり |
店舗数 | ‐‐ |
店舗住所 | ‐‐ |
営業時間 | 8:00~22:00 |
カーネクスト廃車買取は、原則0円以上(※)で動かない車や事故車などの買取を行っている廃車買取業者です。
(※2024年7月時点 公式サイトに記載)
パーツや資源としてリサイクルできるため、状態の悪い動かない車でも値段を付けてもらえる可能性があります。
事故車や水没車、年式の古い車、過走行車の買取にも対応しています。
電話1本で査定が完了するため、動かない車の買取に手間がかかりにくいです。年中無休の無料電話査定ですぐに買取価格を教えてもらえます。
以上より、カーネクスト廃車買取は「他社では値段の付かなかった状態の悪い動かない車を売りたい人」におすすめです。
動かない車買取に関する口コミ
ある意味来月の車検前に故障して
良かったのかもしれない。
動かなくなっていても
カーネクストに依頼して
廃車手続きや引取り料諸々
無料でやってもらえた。— naoyo 🅨 (@naoyo_704) November 1, 2021
父の車の廃車をカーネクストに依頼したんだけど、ボロボロの車なのに手数料とかもなしで無料で持って行ってくれたし、電話の対応もすごく良かったからオススメ☝️
— みちゃん@借金152.9万 (@mi_chaaan__) June 15, 2023
ビッグモーター
買取価格保証 | なし |
---|---|
手数料 | 無料(不動車の引き取りや廃車を必要とする場合は有料になる場合あり) |
廃車の手続き代行 | 不明 |
還付金の返金対応 | 不明 |
店舗数 | 249店舗(※) |
店舗住所(一例) | ・上尾店:埼玉県上尾市日の出1丁目10-14 ・東住吉店:大阪府大阪市東住吉区矢田1丁目7-17 ・飯塚店:福岡県飯塚市堀池字古川435 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
(※2024年7月時点 公式サイトに記載)
ビッグモーターの公式HPへ
ビッグモーターは、中古車買取台数6年連続No.1(※)の実績を誇る中古車の販売・買取業者です。
(※ビッグモーターグループ/2016年9⽉〜2022年8⽉TPCマーケティングリサーチ株式会社調べ)
動かない車の買取価格が他社の見積もりよりも安い場合は、交渉できる可能性があります。
直営の販売店があり幅広い車種を扱っているため、他社では買取が難しい動かない車でも買取してもらえる場合があります。
中古車の販売も行っているため、動かない車の買取と同時に中古車の購入の相談がしやすいです。
以上より、ビッグモーターは「動かない車の買取と同時に中古車の購入を検討している人」におすすめです。
ズバット車買取
同時査定依頼数 | 最大10社 |
---|---|
利用手数料 | 0円(税込) |
提携業者数 | 259社(※) |
主要な提携業者 | ・ネクステージ ・カーセブン ・オートバックス |
日本自動車流通研究所(JADRI)への加盟 | ◯(一部加盟店) |
(※2024年7月時点 公式サイトに記載)
ズバット車買取の公式HPへ
ズバット車買取は、全国259社(※1)の業者と提携している、車一括査定サービスです。最大10社(※2)の車買取業者に一括査定が依頼可能です。
ズバット車買取は、利用者数が累計250万人(※3)を突破しており、信頼性があると言えるでしょう。
(※1~3 2024年7月時点 公式サイトに記載)
また、売り先が決まり一括査定を中断したい場合には、カスタマーサポートへ電話すると即時対応してもらえます。
以上より、ズバット車買取は「実績がありサポート体制が整っている車一括査定サービスで、動かない車を売りたい人」におすすめです。
動かない車を高く買い取ってもらうコツ
適切なタイミングで売る
動かない車を高く買い取ってもらうコツは、適切なタイミングで売ることです。
新生活に向けて車の需要が高まる1~3月と9月は、中古車買取業者がより多くの在庫確保に動くため、車が高く売れやすいと言われています。
また、廃車にする場合は早く手続きをするほど、還付金を多く受け取れることが多いです。
4月時点での車の所有者に自動車税の支払い義務が発生するため、3月までに手続きを終わらせると納税の手間が省きやすいです。
混雑状況によっては手続きに時間がかかる場合があるため、早めに業者へ買取依頼するのがおすすめです。
中でも3月は、車の売却や手続きが混み合う可能性が高いため、前もって準備を進めておくと良いでしょう。
綺麗に掃除しておく
動かない車を高く買い取ってもらうコツは、綺麗に掃除しておくことです。
車を査定する上で、見た目の綺麗さは査定員の印象を良くしたり、査定額のアップにつながる場合があります。
できる範囲で綺麗に掃除しておくことで、不要な減額を防ぎやすくなるでしょう。
外装は水洗いなどで溜まった汚れを落とし、内装は雑巾がけや消臭をしておくと良いです。ゴミや不要な荷物も車から出しておきましょう。
綺麗にしようとして傷やへこみを修理すると、上乗せされる買取価格より修理代のほうが高くついてしまう場合があるため、費用のかからない方法で綺麗にするのがおすすめです。
複数業者で比較する
複数業者で比較するのも、動かない車を高く買い取ってもらうコツです。
同じ車を査定してもらっても、業者によって査定額は異なります。1社のみの見積もりでは、その金額が相場より安いのか高いのか判断しにくいです。
少なくとも2~3社に見積もりを出してもらうと、動かない車を相場より安い金額で売却してしまうことを防げる上、より高く買取してもらえる業者を見つけやすいでしょう。
さらに、相場を把握しておけば安い金額を提示された際の交渉材料となります。
業者によっては査定後にキャンセルするとキャンセル料を請求される場合があるため、見積もりを出してもらう前にキャンセル料について確認しておきましょう。
LINE査定やオンライン査定を利用すると、手軽に数社の見積もりを取りやすいです。
動かない車の買取時に注意すべきポイント
自動車税
動かない車の買取時には、自動車税に注意しましょう。
動かない車でも抹消登録をしない限り、毎年4月1日時点での車の所有者に自動車税の納税義務が発生します。
自動車税は1年分をまとめて支払っているため、廃車にした場合は残りの期間の税金を還付金として受け取れます。
動かない車を所有し続けると、自動車税のみでなく駐車場代などもかかるため、できるだけ早く売却するのがおすすめです。
自動車税は車の排気量によって異なり、自家用の乗用車の場合は約3~11万円、自家用の軽自動車の場合でも約1万円を納める必要があります。
軽自動車の場合は、自動車税の還付制度はありません。
レッカー代
動かない車の買取時には、レッカー代に注意しましょう。
動かない車を引き取ってもらうにはレッカー車でけん引してもらう必要があります。レッカー代を業者側で負担してくれるのか、自己負担となるかは業者によって対応はさまざまです。
動かない車に値段を付けてもらえても、レッカー代のほうが高くなってしまうと支払いが生じる場合があります。
廃車買取業者ではレッカー代が無料になる場合が多いのに対し、中古車買取業者やディーラーではレッカー代を請求される場合があります。
レッカー代がかかるかどうかは、業者の公式サイトで確認できる場合が多いです。
引き取りに来てもらう場所や条件によっては、追加で費用がかかる場合があるため、事前によく確認しておきましょう。
不用意な修理
不用意な修理をしないようにするのも、動かない車の買取時に注意すべきポイントです。
動かない車は、すでに何らかの不具合が生じています。修理して査定額がアップするケースもありますが、修理費用のほうが高くついてしまう可能性があります。
修理費用が高額になる場合、それを上回る買取価格になることは少ないです。
また、エンジンをかけることで問題がなかった部分に損傷を与える可能性があるため、無理に動かすのも控えましょう。
動かない車は自己判断で修理したりエンジンをかけたりせず、レッカー代が無料の業者にそのまま引き取ってもらうのがおすすめです。
手数料
手数料がかかるかどうかも、動かない車の買取時に注意すべきポイントです。
業者によっては、買取依頼後にキャンセルするとキャンセル料を請求される場合があります。また、動かない車はレッカー車などを使って引き取ってもらわなければなりません。
キャンセル料が発生する条件や、レッカー代や引き取り費用は無料であるかどうかを事前にしっかりと確認しておきましょう。
何が原因で車が動かないのか、車の保管場所までレッカー車が入れるかどうかなど、きちんと業者側へ伝えることが大切です。
動かない車の買取時にかかる手数料には、以下のようなものがあります。
- 引き取り費用
- レッカー代
- 出張料
- キャンセル料
手数料については業者の公式サイトで確認できる場合が多いですが、不明な点はしっかりと確認しておくのがおすすめです。
動かない車買取に関するよくある質問
どんな車でも10万円買取してくれるというのは本当?
どんな車でも10万円で買取してくれる可能性は低いです。
動かない車の買取価格は、故障の度合いや状態、車種や年式、走行距離などで決まります。
状態が悪く廃車にするしかない車や需要が少ない車などは、10万円の買取価格が付く可能性が低いため、どんな車でも10万円で買取は難しい場合があります。
動かない車の買取にビッグモーターで対応している?
動かない車の買取にビッグモーターで対応しています。ただし、不動車の引き取りや廃車にする場合は、別途費用がかかる場合があります。
ビッグモーターの公式サイトには、以下のように記載されています。
ただし、不動車の引き取りや廃車を必要とする場合は有料になる場合がありますので、ご注意ください。