吹田病院、インターネット分離に「ダブルブラウザ・ソリューション」を採用 [事例]
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アシストは6月13日、イスラエルのEricom Softwareが開発し、アシストが提供するクライアント仮想化製品「Ericom」を基盤としたインターネット分離製品「ダブルブラウザ・ソリューション」が、大阪府の吹田病院に採用されたと発表した。
吹田病院の医療情報課では、電子カルテシステムを中核とした医療情報システムを企画・運用しており、医療情報などを取り扱う基幹業務ネットワークと、インターネットに接続できる情報系ネットワークを物理的に分離している。だが、業務の一環でWebサイトの閲覧などが必要になった際、数少ない共有の情報系端末を利用しなければならず、使い勝手の改善が求められていた。
また、吹田病院では、全職員に対して年間6回以上の集合研修受講を義務付けているが、欠席者向けの院内eラーニングの公開作業が大変なことも課題視されていた。そこで、eラーニングは公開作業が簡単なクラウドサービスに変更し、800台の電子カルテ端末からも安全にWebサイトを閲覧できる仮想化ソリューションの導入が検討された。
コスト面を考慮して選定した結果、Linuxベースの仮想ブラウザ方式で、同時接続ユーザーライセンスで利用できるダブルブラウザ・ソリューションを採用。導入により、電子カルテ端末から安全にeラーニングを受講できるようになったほか、インターネット用端末の追加が抑制されたことでネットワーク増設コストも削減できたとしている。
吹田病院では、現在、Ericomの画面転送機能を利用して電子カルテシステムを利用する案を検討する。電子カルテのライセンスはクライアント端末台数でカウントされるため、Ericomを使ってサーバ上の電子カルテクライアントを共有利用することで、さらなるコスト削減が期待できるという。
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