デルは4月23日、合志技研工業が、クライアントPCの更改にあたり、デル製品を全社標準機に採用し、オールインワンデスクトップPC「Dell OptiPlex 7440/7450 AIO」などを導入したと発表した。

合志技研工業は、本田技研工業(Honda)グループ傘下の自動車・二輪車部品メーカー。その国内拠点には、合計300台以上のPCが稼働しており、それらの選定・調達を担う情報システム部門は5年サイクルでリプレースを実施している。今回、2011年から2012年にかけてリプレースしたPCが更新時期を迎えたことから、全面的な刷新に着手した。

機種選定に際し、同社ではメーカー3社を候補に挙げ、比較検討を実施。その結果、環境性能(省電力性能)に優れ、国内外のサポート体制が充実していることから、Dell OptiPlex 7440/7450 AIOをはじめとする複数製品を導入するに至った。

選定にあたっては、省電力性の高さに加え、海外拠点でも日本と同様のサポートを受けられるグローバルサポート体制の充実度が決め手になったという。

合志技研工業では、2016年8月から2017年7月にかけてDell OptiPlex 7440 AIOを43台、15インチ・ノートPC「Dell Latitude E5570」を95台、12インチ・ノートPC「Dell Latitude E7270」を32台導入。また、2017年8月から2018年1月にかけてDell OptiPlex 7450 AIOを89台、15.6インチ・ノートPC「Dell Latitude 5580」を54台など、他機種も含めて合計320台以上のデル製PCを導入している。

これにより、PCにかかる電気代が年間54%削減されたほか、運用管理の負荷が約半分に削減されるといった効果が得られたとしている。