ドーモは11月27日、ユナイテッドアローズがクラウド型ビジネス最適化プラットフォーム「Domo」を採用したと発表した。

19ストアブランド243店舗(2017年4月1日現在)を全国展開し、EC事業の強化も推進するユナイテッドアローズでは、顧客体験のさらなる向上に向け、リアル店舗とオンラインストアのオムニチャネルをいかに最適化していくかが課題となっていた。

その解決には、マーケティングデータをはじめ、店頭のPOSデータや在庫情報、顧客情報など、異なるツールで収集したデータを組織横断で活用し、カスタマージャーニーを理解することが必要だと考えられた。

そこで、ユナイテッドアローズはDomoを採用。同製品では、社内外に散在するさまざまなデータをクラウド上で収集・統合し、リアルタイムでダッシュボード上で閲覧することができる。これにより、カスタマージャーニー全体をリアルタイムで把握できるため、ネットで情報を知らせ、実店舗に足を運ぶように誘導するOnline to Offline施策の強化や、顧客体験全体の向上を迅速かつ的確に行えるとしている。

また、Domoで視覚化されたレポートからは、データ分析の専門知識がなくても直感的に評価指標と成果の把握ができるため、社員が自らデータを確認し、目標達成のためのアクションをとることが可能になるという。