【インタビュー】Windows 10は日本企業にインパクト大! 2020年のクライアント環境はこうなる - ガートナー針生氏

[2015/11/18 08:00]小池 晃臣 ブックマーク ブックマーク

モバイル&クラウドがクライアント環境に大変化をもたらす

ここ数年、モバイルやウェアラブル、さらにはクラウドとの連携が一気に加速したこともあり、クライアントコンピューティング(エンドユーザーコンピューティング)は企業ITにおける一大テーマとなっている。

このような動向を踏まえて、ガートナー ジャパン リサーチ部門 ITインフラストラクチャ&セキュリティの主席アナリスト、針生恵理氏は、「2020年には、モビリティによる変革はもはや止められない域に達していることでしょう。今までの常識は通用しない、新たな時代への備えが必要です」と強調する。

ガートナー ジャパン リサーチ部門 ITインフラストラクチャ&セキュリティの主席アナリスト、針生恵理氏

ガートナーでは、モバイル、クラウド、インフォメーション/ビッグデータ、ソーシャルの4つが組み合わされる「力の結節」(Nexus of Forces)が、大きな変革をもたらすとしており、さらにここにIoTやスマートマシンなどの新しく革新的なテクノロジー群を加えて「デジタルテクノロジー」と総称している。そして、このデジタルテクノロジーを用いてビジネスの仕組みを変えていく「デジタルビジネス」こそが、これからの企業の競争優位の鍵を握ると提唱しているのだ。

「デジタルビジネスの要となる要素の1つがモバイルです。今までは『サーバ』と『クライアント/PC』という切り分けが一般的ですが、ガートナーでは既に、『クライアント・クラウド』という枠で捉えています。いつでもどこでも必要なアプリケーションやコンテンツが、ユーザーにパーソナライズされたクラウド上のサービスとして、様々なデバイスに提供される──これが、2020年のエンドユーザーコンピューティングの姿なのです」(針生氏)

しかし針生氏はまたこうも付け加える。「とはいえ、現在、多くの企業のクライアント環境はこのような段階からは程遠いと言えるでしょう。IT部門も、デバイスの選定や日々の運用に追われて新しいクライアント環境のあり方を考える余裕などないというのが現実です。ただし、将来こういったかたちになるのだという前提に、アプリやユーザー環境を検討するのと、ただ漠然と選択していくのでは、5年後、10年後に大きな差となって表れることでしょう」

※ 本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合がございます。予めご了承ください。

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