SAPジャパンは7月11日、REGAIN GROUP(以下、RGG)が、中堅中小企業(SME)向けクラウドERP「SAP Business ByDesign(エスエーピー・ビジネス・バイデザイン)」の採用を決定したと発表した。

ITを活用した営業支援サービスを展開するRGGは、2017年に主要事業を分社化し、AI・IT開発、業務オペレーション、ビックデータ分析など各分野に分かれた企業の有機的な連携によって運営されている。同社では、今後の成長戦略の推進に向け、業務の標準化や効率化を支える経営の基盤となる仕組みが必要だという判断。基幹システムの導入を検討した結果、SAP Business ByDesignの採用に至った。

選定にあたっては、将来的なグループ拡大を想定し、本基幹システムの追加導入や運用などの拡張が容易であり、海外進出にも適応できることや、企業全体の業務の標準化が可能な点が決め手になったという。

また、SAP Business ByDesignはクラウド型のパッケージシステムのため、短期間で導入できることや、500種類以上の経営レポートをリアルタイムに出力/データ分析を行える点も採用決定の一因になったとしている。