Box Japanは5月9日、富士通が社内のグローバルコミュニケーション基盤におけるコンテンツコラボレーションツールとして「Box」を採用したと発表した。現在、国内の従業員8万人を対象に導入しており、2017年12月からは全世界の従業員に向けた展開を進めている。

富士通は、最新技術を活用して社内のコミュニケーションを推進し、場所や時間、デバイスに捉われない働き方の実現に向けた取り組みを推進している。その一環として、社内だけでなく顧客も含めたコラボレーションに向け、社外とのコンテンツ共有を安全に行うためにBoxを採用するに至った。

選定の理由として、富士通では同社がグローバル共通のコミュニケーション基盤として活用する「Office 365」と連携し、セキュアにより良いクラウドコンテンツ管理を行える点を挙げる。

導入により、国内外の従業員や顧客、取引先との共創活動の推進のほか、データの一元化、生産性の向上などを狙うとしている。