11月1日、いつもより2時間早い午前8時から、アップルストア銀座にてiPad Airの販売が開始された。今回発売されたのは新型iPadのうち、9.7インチのAirのみでWi-Fi版、ソフトバンクとauのセルラー版各種が揃う。行列の人たちはいつものように拍手とハイタッチで出迎えられ、各自希望のモデルを購入していった。

オープン時の様子。今回も報道陣が見守る中、拍手とハイタッチで出迎えを受けた

今回の行列の先頭はなんと、iPadが発表されたアップルイベントよりも6日も早い10月17日から並び始めたという。ただ行列の伸びはそんなに早くなく、昨夜のアップルストア閉店時の21時時点では40人弱だったようだ。それでも今日の始発に合わせて人が増え始め、最終的に8時のオープン時点では300人以上の行列になった。今年のiPhoneの列が700名だったことを考えると約半分だ。しかもWi-Fi版とセルラー版ではWi-Fiを購入する方が多いため、列が進むのも非常に早い。実際、筆者(Wi-Fi版購入)は80番くらいだったが、20分後には入店して手続きもスムーズに進み、アクセサリーを眺める時間を入れても10分後にはストアを出ていたほどだ。

早朝のアップルストア前。始発が動き始めた時点で100人弱の行列。iPhoneのときのようなお祭りのような感じではなく、淡々とした印象だ

今回は黒幕などもなくiPadの入れ替え準備が行われた。ストア店員もiPad Airの重さを確かめていた

アップルストア銀座では、1階にiPad Airが並んでおり、実際手に取ってみることができる。従来のiPadより一回り小さく、どちらかというと比較対象はiPad miniかもしれない。また、2階のアクセサリー売り場にはiPad Air用のスマートカバーとスマートケースも入荷している。ストア限定の(PRODUCT) REDまで揃っており、サンプルを確認して購入可能だ。

行列に並んでいたときに配られた選択機種を示すカード。Wi-Fiかセルラーか、色と容量を事前に申告する。ただ購入時に変更も可能だったので、余裕はある印象だ

銀座ストアの在庫数などは明らかにされてはいないが、事前受付で持ち歩いていたカードには余裕があった印象だ。ただモデルによっては早めになくなることも考えられるため、希望機種を購入したいならできるだけ早く銀座ストアに足を運ばれたい。