Microsoft Edgeはバージョン88から、サイドバーに検索結果を表示するサイドバー検索機能を搭載しているが、サイドバーの検索サイトはBingに固定している。これをGoogleなど他の検索サイトに変更することはできないようだ。
別の記事でも述べたように、Windows 11から利用するWebブラウザーや検索サイトを決められるのは面白くない。そこで本機能を無効化することにした。
reg add HKCU\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge /v DefaultSearchProviderContextMenuAccessAllowed /t REG_DWORD /d 0 /f |
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あとはMicrosoft Edgeを再起動すれば設定が反映され、該当の項目がコンテキストメニューから除外される。
本TipsはMicrosoft EdgeのポリシーのDefaultSearchProviderContextMenuAccessAllowedを使用しているが、1つだけ問題がある。
それは文字列選択時の「Webで○○を検索する」、画像上の「Webで画像を検索する」も無効になってしまう点だ。また、既存のショートカットキー「Ctrl」+「Shift」+「E」キーも無効にならない。
本Tipsは、Webページ内の文字列や画像を用いて検索を実行しないのであれば有用だが、「Webで○○を検索する」「Webで画像を検索する」を使用中の方にはお薦めできない。
なお、初期状態に戻すには、先の手順で作成したDWORD値「DefaultSearchProviderContextMenuAccessAllowed」を削除すればよい。具体的には「reg delete HKCU\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge /v DefaultSearchProviderContextMenuAccessAllowed /f」を実行する。