Windows 11のアップグレードに失敗した。エラーコードとして示された「0xC1900101」を検索するとデバイスドライバーに関わるエラーのようだ。
確かにデスクトップPCは古いハードウェアを継続利用し、Windows 11との互換性に疑問が残るソフトウェアドライバーもインストールしている。クリーンインストールであれば問題ないだろうとの判断から、週末を待って挑戦したところ難なくインストールを終えた。現在、大きな問題は発生していないが、悩まされていのるがエクスプローラーの応答性である。
新たにフォルダーを開くと、数秒ほど“待ち状態”となり、キーボードでファイルやフォルダーを選択する際も数秒待たされるありさまだ。CPU要件を満たさないPCでの感想だが、一連のシステム要件を満たしたPCでも同様の現象は確認している。以前、本連載で「新しいコンテキストメニューを使ってみる」と述べたが、早々に無効化してしまった。
Windows 11で動く専用のショートカットに注目
さて、ここからが本題。Windows 11をメインで使うOSにしてから筆者が間違ってしまうのが、ショートカットキーである。
Windows 10はアクションセンターと通知が一緒だったため、「Win」+「A」キーを押して見逃した通知を確認できた。だが、Windows 11で同キーを押しても現れるのはクイックアクションのみ。通知を確認するには「Win」+「N」キーを押さなければならない。
このようにWindows 11のショートカットキーはいくつかの見直しが加わっている。たとえばウィジェットは「Win」+「W」キー、スナップレイアウトは「Win」+「Z」キーで開く。一連のショートカットキーはMicrosoftのサポートページで確認できるので、Windows 10から移行した読者諸氏は一度確認してほしい。