筆者の環境に限った話だが、最近のWindows 11は安定している。パーツ関連のBSoD(Blue Screen of Death、ブルースクリーン)が数回発生したものの、突然エクスプローラーがリスタートする場面も大幅に減少。この安定感はWindows 8.1に近い。
もちろん、そのときで使用するPCのパーツ構成も異なり、今たまたま安定しているのかもしれないが、贅沢(ぜいたく)な悩みとなるのが“ネタ不足”だ。OSの安定性はカスタマイズ意欲を削(そ)ぎ、デスクトップを数時間眺めていても、アイデアが浮かばないこともある。
以前はタッチタイピングを基本としてキーボードを目の前に置いていたが、最近は身近に置いたBluetoothマウスだけで操作する場面も増えてきた。そこで気付いたのがタブ付きエクスプローラーの機能。ホイールボタンで新規タブを開けるようだ。
おそらく当初から備えていた機能だが、マウスを使う機会が少ない筆者は気付かなかった。筆者はキー入力の場合、ThinkPadトラックポイントキーボードIIのトラックポイントでコンテキストメニューを開いているが、余計なレジストリアクセス(コンテキストメニューに表示するための情報収集)がない分、素早くアクセスできる。
コンテキストメニューの項目は可能な限り削除しているが、それでも「遅いな……」と感じることも。どちらが便利かは好みが分かれるところだが、もし、ホイールボタン未体験の方は一度試してほしい。