Edgeは、新たに画像編集機能を備える予定だ。本稿執筆時点ではMicrosoft Edge(以下、Edge)のCanaryチャネル(バージョン110.x)のみで、DevチャネルやBetaチャネルへの展開は未確認だ。

  • 任意のWeb画像を右クリック/長押しし、「画像の編集」をクリック/タップする

  • 「トリミング」を選択した状態で編集機能が起動。ドラッグや矢印キーでトリミングサイズを変更する

  • 「調整」は画像の明るさやコントラストを調整できる

  • 「フィルター」は画像に特殊効果を追加する機能

  • 「マークアップ」は画像への描き込みを追加する機能。ペンのサイズや配色も変更できる

ご覧のとおり基本的な編集機能にとどまるものだが、読者の中には、「トリミング、調整、フィルター、マークアップ……『フォト』の画像編集機能だ」と気付いた方もおられるだろう。

筆者も使用頻度が低くて気付かなかったのだが、現在の「フォト」は画像・動画管理に特化し、「Ctrl」+「E」キーで起動できた画像の編集機能は取り除かれている。

  • 編集した画像は「保存」から二種類の操作を選択できる

  • 「保存」を選択した場合、ダウンロードフォルダーに編集済み画像ファイルが格納される

以前のアプリは「マイクロソフト フォトレガシ」として提供中だが、今後Windows 11の動画編集はClipchamp、画像編集はEdgeが担うのかもしれない。

  • 「フォト」の設定→「フォト レガシの取得」と順にクリック/タップすれば、Microsoft Storeの「マイクロソフト フォトレガシ」ページが開く