自作PC/BTO PCを使っているユーザーは、定期的にドライバーの更新が必要だ。筆者は現在デスクトップPCとは別にSurface ProやSurface Laptopを併用しているが、プレビュー版の更新プログラムを除いて、オプションの更新プログラムが提示されるのはデスクトップPCだけである。

Windows 10時代はドライバーの自動更新が消費者に不評で、Windows Updateの対象から除外されている。安定性を優先するのであれば、ドライバーの更新は判断に迷うところだが、セキュリティホールの修正や性能向上が加わった場合は、適用すべきだ。

  • 検索ボックスに「オプションの」と入力し、検索結果の「オプションの更新プログラムを表示」をクリック/タップする

  • インストール可能なドライバーが存在する場合は、クリック/タップでチェックを入れてから、「ダウンロードとインストール」をクリック/タップする

  • これでドライバーのインストールが始まる。場合によってはPCの再起動を求められるが、ネット周りのドライバーに関しては継続利用可能だ

上図はインテルのネットワークデバイス関連のドライバーを更新しているが、無線LAN用ドライバーはバージョン22.180.xでWi-Fi 6Eに対応。Bluetoothは接続に失敗する現象を軽減している。詳しくはPDFのリリースノート(Wi-FiBluetooth)を参照してほしい。

OSとドライバーは密接な関係にあり、ドライバーの品質がOSの安定性を阻害してきたのは、過去のWindowsユーザーならご承知のとおりである。その昔はユーザーが能動的にドライバーのダウンロードと適用を行ってきたが、Microsoftやメーカーの検証を終えたドライバーであれば、日々の業務やプライベート用途を妨げる一因にならないだろう。自作PC/BTO PCユーザーには、定期的な確認を推奨したい。