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エクスプローラーの検索機能は履歴を保持し続け、使えば使うほど検索候補から検索ワードを探すのが煩雑になってしまう。今一度、整理してはいかがだろうか。今回は複数の検索履歴削除方法を紹介する。

検索ボックスから直接削除する

目立たないため、あまり気付きにくいが、検索履歴にマウスオーバーする(マウスポインターを重ねる)と、削除するための「×」ボタンが現れる。UIとしてマウスを多用する場合、こちらの操作が簡単だ。

  • エクスプローラーの検索ボックスをクリック/タップし、削除したい検索履歴(画面の例では「Windows」)にマウスポインターを重ねると現れる「×」ボタンをクリック/タップする

キーボード派は、各ショートカットキーを組み合わせた方が操作しやすいだろう。「Ctrl」+「E」キーを押し、矢印キーで検索対象を選択したら「Shift」+「Delete」キーを押す方法だ。

  • ご覧のように「Windows」が検索履歴から取り除かれた。今度はキーボードのみで操作する方法を紹介しよう。「Ctrl」+「E」キーを押し、矢印キーで検索対象を選択したら「Shift」+「Delete」キーを押す

まとめて検索履歴を削除する

先に述べた2つの方法はいずれも個別に削除するため、検索履歴を溜め込んでいると操作は面倒になる。以前は「検索」タブから操作できたが、現在のエクスプローラーでは表示されなくなった。そこで強制的に「検索」タブを呼び出し、「検索履歴のクリア」で削除しよう。

  • エクスプローラーのアドレスバーに「search-ms:」と入力して「Enter」キーを押す

  • 「検索」タブをクリック/タップで開き、「最近の検索内容」→「検索履歴のクリア」と順にクリック/タップする

レジストリを編集する方法もある

エクスプローラーの検索履歴は、HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer¥WordWheelQueryキーに格納されている。直接削除する方法もあるが、エクスプローラーの再起動が必要になるため、本連載では前述した3つの方法を推奨したい。

  • HKEY_CURRENT_USER¥Software¥Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer¥WordWheelQueryキーの内容