近年、3次元化の普及により、多くの企業が大量のライブラリ部品(購入品、規格部品、自社オリジナル部品など)を使用していますが、有効的に管理されているとはいえません。

企業は、ライブラリ部品を流用して有効的に活用するため、社内設計ルールなどで統一し、すべての情報を一元管理する必要があります。

CADライブラリ管理の問題点

CADライブラリデータを共有サーバでデータ管理しただけでは、さまざまな問題点が考えられます。以下のような管理では、流用設計がスムーズに行われず、設計者の工数、製作コストや管理コストが増大してしまいます。

  • 目的の部品のファイル名がわからない。
  • 目的の部品を探すのに多くの時間を費やしている。
  • 部品を比較して検討するために類似形状の部品を探したいが時間がかかる。
  • 目的の部品が見つからず部品を再作成しているため、重複した部品が多数存在し、どれを使用していいかわからない。
  • 属性情報での検索しかできないので、正確な部品が即座に見つからない。

CADライブラリ管理ソフトウェア PARTsolutions

PARTsolutionsは大量のライブラリ部品を一元管理し、部品の再利用を促進することが可能なSOLIDWORKSに統合されたCADライブラリ管理ソフトウェアです。

PARTsolutionsを使用することで、3次元設計におけるライブラリ管理と部品の再利用の促進を実現することができます。

SOLIDWORKSにアドインされたインターフェースからライブラリ部品を挿入することも可能です。

形状検索機能

フォルダ型のメタ情報では分類に限界があり、また、属性情報だけでも検索が困難になります。現状の検索では目的の部品が見つからず、データを再作成してしまう場合が多く、それにより部品を再利用することができていません。同じようなデータも重複してデータ容量が増大してしまいます。

PARTsolutionsの形状検索機能は、3Dモデルの形状から類似部品を検索することができます。

さまざまな検索条件の組み合わせで、より目的の部品を絞り込むことが可能です。

また、形状検索で部品の有無を確認することで、データの重複を事前に防ぎ、部品を再利用し、データ容量を最小限にすることができます。

3D形状検索

PARTsolutionsには、さまざまな形状検索機能が搭載されています。

・テキストと変数検索
SOLIDWORKSのタスクパネルから、キーワードで検索したり、部品の検索条件を部品パラメータの条件式で定義し検索することができます。

・形状検索(3D)
3Dモデルの形状から、類似部品を検索します。属性情報がない部品でも3Dモデルの形状から検索することができます。

・スケッチ検索(2D)
2次元のポンチ絵のように、手書きのラフなスケッチなどから、部品を検索します。

・トポロジ検索
モデルの特徴(最長寸法、軸の数、穴の数と直径、等)であるトポロジ情報から幾何学的に部品を検索します

・検索比較機能
SOLIDWORKS3Dデータと検索されたPARTsolutions登録データや登録データ同士など、視覚的に二つのモデルを比較、計測することができます。

CADライブラリ管理

PARTsolutionsは、以下のデータを装備し、自社オリジナル部品と共に一元管理することができます。ライブラリ部品が標準装備されていることで、ライブラリ部品を作成する手間や時間を削減することができます。

  • 国内外の400社以上の部品メーカー
  • 各国工業規格

PARTsolutionsは、初めて部品を使用するときに、共有ライブラリにCADデータを生成しますので、データ容量を最小限に抑えることができます。また、2回め以降は、既に生成されたCADデータを使用するため、すばやくロードすることができます。

その他の機能

その他、以下のような機能も搭載されています。

・ライブラリ部品の置き換え
SOLIDWORKSのタスクパネルから、簡単にライブラリ部品を置き換えを行うことができます。また、同じファイルを一括で変更することもできます。

・さまざまな形式で書き出し
3Dビューや2Dビューをさまざまな形式で書き出すことができます。

・フォルダ内一括登録
フォルダ内の3Dデータを、PARTsolutionsへ一括で登録することができます。また、登録したいファイル形式を指定して登録することもできます。

・ボルトの締結(コネクションライブラリ)
PARTconnectionは、ボルトや座金やナットなどの最適なサイズを計算し、簡単に締結部品を作成し配置することができます。

・PARTbom
購入品の見積り依頼や注文書などを簡単に作成することができます。

PARTsolutions導入のメリット

・メリット1. PARTsolutionsでCADライブラリ管理

  • 会社の財産(ライブラリ部品)を、一元管理することができる。
  • 購入品や規格部品のモデリングに所要する時間を大幅に削減。
  • 購入品や規格部品などのデータ容量を削減。
  • 設計がスムーズになり設計効率が向上。

・メリット2. 形状検索機能を使用

  • 必要な部品を迷いなく迅速に探すことで検索時間が大幅に削減し、ライブラリ部品の流用が円滑に行える。
  • 設計工数とコストの削減につながる。

近年、3次元化の普及により、多くの企業が大量のライブラリ部品(購入品、規格部品、自社オリジナル部品など)を使用していますが、有効的に管理されているとはいえません。

企業は、ライブラリ部品を流用して有効的に活用するため、社内設計ルールなどで統一し、すべての情報を一元管理する必要があります。

CADライブラリ管理の問題点

CADライブラリデータを共有サーバでデータ管理しただけでは、さまざまな問題点が考えられます。以下のような管理では、流用設計がスムーズに行われず、設計者の工数、製作コストや管理コストが増大してしまいます。

  • 目的の部品のファイル名がわからない。
  • 目的の部品を探すのに多くの時間を費やしている。
  • 部品を比較して検討するために類似形状の部品を探したいが時間がかかる。
  • 目的の部品が見つからず部品を再作成しているため、重複した部品が多数存在し、どれを使用していいかわからない。
  • 属性情報での検索しかできないので、正確な部品が即座に見つからない。

CADライブラリ管理ソフトウェア PARTsolutions

PARTsolutionsは大量のライブラリ部品を一元管理し、部品の再利用を促進することが可能なSOLIDWORKSに統合されたCADライブラリ管理ソフトウェアです。

PARTsolutionsを使用することで、3次元設計におけるライブラリ管理と部品の再利用の促進を実現することができます。

SOLIDWORKSにアドインされたインターフェースからライブラリ部品を挿入することも可能です。

形状検索機能

フォルダ型のメタ情報では分類に限界があり、また、属性情報だけでも検索が困難になります。現状の検索では目的の部品が見つからず、データを再作成してしまう場合が多く、それにより部品を再利用することができていません。同じようなデータも重複してデータ容量が増大してしまいます。

PARTsolutionsの形状検索機能は、3Dモデルの形状から類似部品を検索することができます。

さまざまな検索条件の組み合わせで、より目的の部品を絞り込むことが可能です。

また、形状検索で部品の有無を確認することで、データの重複を事前に防ぎ、部品を再利用し、データ容量を最小限にすることができます。

3D形状検索

PARTsolutionsには、さまざまな形状検索機能が搭載されています。

・テキストと変数検索
SOLIDWORKSのタスクパネルから、キーワードで検索したり、部品の検索条件を部品パラメータの条件式で定義し検索することができます。

・形状検索(3D)
3Dモデルの形状から、類似部品を検索します。属性情報がない部品でも3Dモデルの形状から検索することができます。

・スケッチ検索(2D)
2次元のポンチ絵のように、手書きのラフなスケッチなどから、部品を検索します。

・トポロジ検索
モデルの特徴(最長寸法、軸の数、穴の数と直径、等)であるトポロジ情報から幾何学的に部品を検索します

・検索比較機能
SOLIDWORKS3Dデータと検索されたPARTsolutions登録データや登録データ同士など、視覚的に二つのモデルを比較、計測することができます。

CADライブラリ管理

PARTsolutionsは、以下のデータを装備し、自社オリジナル部品と共に一元管理することができます。ライブラリ部品が標準装備されていることで、ライブラリ部品を作成する手間や時間を削減することができます。

  • 国内外の400社以上の部品メーカー
  • 各国工業規格

PARTsolutionsは、初めて部品を使用するときに、共有ライブラリにCADデータを生成しますので、データ容量を最小限に抑えることができます。また、2回め以降は、既に生成されたCADデータを使用するため、すばやくロードすることができます。

その他の機能

その他、以下のような機能も搭載されています。

・ライブラリ部品の置き換え
SOLIDWORKSのタスクパネルから、簡単にライブラリ部品を置き換えを行うことができます。また、同じファイルを一括で変更することもできます。

・さまざまな形式で書き出し
3Dビューや2Dビューをさまざまな形式で書き出すことができます。

・フォルダ内一括登録
フォルダ内の3Dデータを、PARTsolutionsへ一括で登録することができます。また、登録したいファイル形式を指定して登録することもできます。

・ボルトの締結(コネクションライブラリ)
PARTconnectionは、ボルトや座金やナットなどの最適なサイズを計算し、簡単に締結部品を作成し配置することができます。

・PARTbom
購入品の見積り依頼や注文書などを簡単に作成することができます。

PARTsolutions導入のメリット

・メリット1. PARTsolutionsでCADライブラリ管理

  • 会社の財産(ライブラリ部品)を、一元管理することができる。
  • 購入品や規格部品のモデリングに所要する時間を大幅に削減。
  • 購入品や規格部品などのデータ容量を削減。
  • 設計がスムーズになり設計効率が向上。

・メリット2. 形状検索機能を使用

  • 必要な部品を迷いなく迅速に探すことで検索時間が大幅に削減し、ライブラリ部品の流用が円滑に行える。
  • 設計工数とコストの削減につながる。

本連載ではこれまで、設計および開発業務について、SOLIDWORKSの活用法をご紹介してきましたが、「設計・開発編」は今回で最後となります。次回からは「企画・デザイン編」がスタートします!

(本稿はCAD Japan.comより提供を受けた記事を編集したものです。)