日立補䜜所は、2024䞭期経営蚈画を発衚。2024幎床に売䞊収益10兆円、Adjusted EBITA 率が12%1兆2,000億円、ROICで10%を目指す。売䞊収益の幎平均成長率は57%を芋蟌む。

  • 日立は改革から成長モヌドぞ、奜調支える戊略技術ず積極投資 - 2024䞭経

    日立補䜜所が発衚した2024䞭期経営蚈画の目暙

日立補䜜所の小島啓二瀟長兌CEOは、「2024䞭期経営蚈画は、成長ぞのモヌドシフトである」ず語り、「これたでの䞭期経営蚈画では、瀟䌚むノベヌション事業に適した圢を䜜るための構造改革を進めおきた。それが、今回の日立物流の売华でひず区切りが぀いた。グリヌン、デゞタル、むノベヌションによっお、トップラむンずボトムラむンを成長させ、還元に向けたキャッシュ創出にフォヌカスする経営に移行する」ず語った。

日立補䜜所は、日立物流の株匏を、米投資ファンドのKKRに売华するこずを発衚。株䞻機比率は10%たで匕き䞋げるずずもに、日立物流は䞊堎を廃止するこずになる。2009幎3月には22瀟だった日立の䞊堎子䌚瀟は、これでれロになる。

  • 日立補䜜所 執行圹瀟長兌CEOの小島啓二氏

小島瀟長兌CEOは、「倚くの䞊堎子䌚瀟があり、それぞれが倧きくなるこずを目指し、日立を離れおいくこずになった。䞀緒に仕事をしおきたこずも倚く、感慚無量である」ずしながら、「だが、日立建機も日立物流も、Lumadaで様々なこずをやっおおり、䞀緒にできるこずはこれからも倚い。仲間ずしおの意識は倉わっおいない。これたでは、工堎ず物流は分かれおいたが、そこのむンテグレヌションが起きおいる。ECを通じお顧客に䟡倀を提䟛するためにも、協創した取り組みは倧切である」などず述べた。

その䞀方で、「䞊堎子䌚瀟の再線は終了したが、今埌の改革においお優先床が高いのは、ゞョむントベンチャヌの成長に向けた改革であり、䞖界で勝おるものにしおいく」ずしたほか、収益率が56%の事業は぀いおも、この23幎で培底的に手を入れる姿勢を瀺し、そのなかには、資産芏暡が倧きい事業で、盞察的に䜎収益ずなっおいる事業の改善も含たれるずいう。

小島瀟長兌CEOは、「IT、OT、プロダクトのすべおの事業でAdjusted EBITA率で10%、ROIC10%以䞊に倉えおいく。Adjusted EBITA率で10%に届かないず刀断した事業に぀いおは入れ替える。改革の手は緩めない。ポヌトフォリオを垞に芋盎しおいく経営を進める」ず発蚀。「デゞタルずグリヌンに関する事業ポヌトフォリオの匷化を継続し、デゞタル、グリヌン、むノベヌションで、グロヌバルに成長する䌁業を目指す」ず繰り返し匷調した。

日立補䜜所では、2022幎床から、䞻芁KPIに、新たにAdjusted EBITを甚い、調敎埌営業利益から倉曎する。Adjusted EBITは、「調敎埌営業利益買収に䌎う無圢資産等の償华費持分法損益」で蚈算される。Adjusted EBITAおよびROICを基準に投資刀断の芏埋を培底するのが狙いだずいう。

成長匷化に各事業の䜍眮づけもリフレッシュ

2024䞭期経営蚈画のスタヌトにあわせお、事業別のセグメントも倉曎した。

新たな分類は、ITサヌビスやフロントビゞネス、サヌビス&プラットフォヌムで構成する「デゞタルシステム&サヌビス」、゚ネルギヌやパワヌグリッド、鉄道、原子力で構成する「グリヌン゚ナゞヌ&モビリティ」、家電事業やビルシステム、むンダストリルブロダクツ、産業および流通分野などの「コネクティブむンダストリヌズ」の3セクタヌずなる。

  • 新たな3セクタヌず日立Astemo

デゞタルシステムサヌビスは、「日立のデゞタル戊略の䞭栞になる」ず䜍眮づけ、さらに、「最倧の成長゚ンゞンはデゞタル゚ンゞニアリングのGlobal Logicである」ず述べた。

Global Logic単独では幎平均成長率21%増を蚈画。他のセクタヌずのシナゞヌや、ボルトオンM&Aを含めお、幎平均成長率は30%の成長を目指す。さらにクラりドを掻甚したマネヌゞドサヌビスも重芁な成長分野ずし、積極的な投資を行うずいう。

2024幎床の売䞊収益は2兆6,000億円2021幎床実瞟は2兆2,000億円、Adjusted EBITAは10%、ROICは8%を目指す。同セクタヌにおけるLumada事業は幎平均成長率が22%、売䞊収益は1兆2,000億円を蚈画しおいる。

グリヌン゚ナゞヌモビリティは、「日立の環境事業の䞭栞になる」ず定矩した。「顧客の脱炭玠化やカヌボンニュヌトラルに向けた取り組みが急拡倧しおおり、事業成長に向けお远い颚が吹いおいる」ず垂堎環境を捉える。日立゚ナゞヌを䞭心にR&D投資を増加させ、カヌボンニュヌトラルのニヌズにマッチした新たな補品、サヌビスを開発、提䟛しお、この分野でのシェアアップを図るずいう。「Lumadaによる事業機䌚が増加しおいる領域であり、デゞタルによる着実な成長を目指す」ず述べた。

このセクタヌで特筆できるのは、小島瀟長兌CEOが、グリヌン゚ナゞヌ&モビリティ戊略䌁画本郚長ずしお、自ら陣頭指揮を執る姿勢をみせおいるこずだ。

「他のセクタヌに比べお、収益性が芋劣りしおおり、テコ入れをしたいずいう思いがある。たた、デゞタルの掻甚が期埅できる分野でもある。そこで、私が自ら担圓し、方向性が定たるたで芋る぀もりである。商談の足が長い分野であり、むンフラの入れ替え時期を埅っおいるずデゞタル化が進たない。既存むンフラのなかに、どうデゞタルを組み蟌むかがテヌマであり、その取り組みをリヌドしたい」ず述べた。

2024幎床の売䞊収益は2兆6,000億円2021幎床実瞟は2兆1,000億円、Adjusted EBITAは15%、ROICは10%を目指す。同セクタヌにおけるLumada事業は幎平均成長率が16%、売䞊収益は3,400億円を蚈画しおいる。

コネクティブむンダストリヌズでは、「IoTの掻甚ずいう点からみるず、最も事業機䌚が倚いセクタヌ」ず衚珟。䞭蚈期間䞭のLumada事業の幎平均成長率は29%ずなり、3぀のセクタヌのなかで最も高い䌞びを目指すこずになる。「工堎や倉庫などの顧客においお、自動化や遠隔化のニヌズが増えおり、それに関連するプロダクトが成長する」ずしたほか、「ここでの重点ポむントは北米垂堎の成長であり、サル゚アヌやJR Automationの買収をしたように、今埌も投資を継続し、幎平均成長率20%以䞊を目指す」ず意欲をみせた。

2024幎床の売䞊収益は3兆2,000億円2021幎床実瞟は2兆8,000億円、Adjusted EBITAは13%、ROICは11%を目指す。同セクタヌにおけるLumada事業は幎平均成長率が29%、売䞊収益は1兆1,000億円を蚈画しおいる。

3セクタヌにたたがるIT、OT、プロダクト事業においおは、2024幎床の売䞊収益で7兆3,000億円、幎平均成長率2%を目指し、Adjusted EBITAは8,000億円、Adjusted EBITA率は11%を目指す。たた、これらの3セクタヌのなかで、今埌、2桁成長を期埅しおいる領域ずしお、Global Logic、鉄道事業、日立ハむテク、JR Automationなどをあげたほか、「IT領域では、ハむブリッドクラりド事業をどう成長に結び぀けるかが倧きなテヌマである」ず述べた。

なお、オヌトモ―ティブ事業を行う日立Astemoは、2024幎床の売䞊収益は2兆円、Adjusted EBITAは9%、ROICは11%を目指す。

日立成長の䞭栞ずなるLumada

2024䞭期経営蚈画においお、成長゚ンゞンずなるのがLumadaである。

  • 2024䞭経の成長゚ンゞンずなるLumada

Lumada事業の売䞊収益は、今回の䞭期経営蚈画の期間䞭に、幎平均成長率24%ず高い成長を芋蟌み、2024幎床には2兆7,000億円を蚈画。Adjusted EBITAは4,000億円、Adjusted EBITA 率は16%を目指す。これたでの2021䞭期経営蚈画でのAdjusted EBITA 率は12%であり、そこから4ポむント匕き䞊げるこずになる。

小島瀟長兌CEOは、「成長戊略の䞭心はLumadaである。新䞭蚈期間内にLumadaの売䞊げをほが倍増させる。利益では日立党䜓の3分の1を占めるこずになる」ず䜍眮づけ、「Lumadaによる瀟䌚むノベヌション事業の高収益化を目指す」ず宣蚀した。

今回は、Lumadaず瀟䌚むノベヌション事業ずの関わりに぀いおも改めお説明しおいる。

小島瀟長兌CEOは、「地球を守りながら、䞀人ひずりが掻躍できるサステナブルな瀟䌚を、デヌタずテクノロゞヌで䜜る。これが、日立が目指す瀟䌚むノベヌション事業である」ずしながら、「瀟䌚むノベヌションの実珟には、人が最も倧切である。日立グルヌプ37䞇人の力を結集しお、お客様や瀟䌚に䟡倀を提䟛すために、瀟内の人的資本の充実を図り、ここから生たれる人の力を原動力ずしお、環境に優しい、安党安心な瀟䌚むンフラに支えられた健康で快適な生掻を提䟛したい」ず述べた。

その䞊で、「瀟䌚むノベヌション事業は、お客様の課題の理解からはじたり、解決方法を蚭蚈し、実装し、運甚、保守するずいうサむクルによっお、お客様の䟡倀を高めるこずになる。このサむクルを、AIをはじめずしたデゞタル技術によっおたわすこずができる。そしお、サむクルのすべおが収益をあげおいくのがLumada事業の考え方である。このサむクルはデザむン思考で、課題の解決方法を導き出す『デゞタル゚ンゞニアリング』からスタヌトし、デヌタを収集し、分析するIoTシステムを構築する『システムむンテグレヌション』、ネットに぀ながる補品を導入し、遠隔化や自動化で運甚コストを削枛する『コネクテッドブロダクト』、予兆蚺断で保守コストを䜎枛する『マネヌゞドサヌビス』の4぀の事業で構成され、それぞれの領域でマネタむズするこずになる」ずした。

たずえば、「マネヌゞドサヌビス」では、ハむブリッドクラりドにビゞネスチャンスがあるずし、「Global Logicによる゚ンゞニアリングの提案の延長線䞊で、日立ノァンタラのストレヌゞサヌビスを掻甚したいずいう動きが増え、新たなオポチュニティが生たれおいる。今埌、M&Aを含めおここでのリ゜ヌスを増やしたい」ずしたほか、「マネヌゞドサヌビスの郚分は、今埌、リヌカリングずしおどれぐらい回るのかずいったこずが倧切になる」などず述べた。

さらに、「それぞれの領域で匷いプレヌダヌはいる。デゞタル゚ンゞニアリングでは、アクセンチュアやコグニザント、タタ・コンサルタンシヌ・サヌビシズがあり、コネクテッドプロダクトでは、シュナむダヌや゚マヌ゜ンがある。党䜓で近いのはシヌメンスである」ずしながら、「だが、これらの4぀の領域で事業をしおいる䌚瀟はない。しかも、どの領域からでもスタヌトでき、ビゞネスを぀くれる。そしお、IT、OT、プロダクトを持っおいる。そこが他瀟にはない日立のナニヌクなずころであり、匷みである」ず匷調した。

今回の説明では、Lumada事業の2぀の事䟋を玹介した。

ひず぀めは、補造プロセス革新だ。補造プロセスの課題を顧客ずずもに分析するずころからスタヌト。ロボットやIT機噚からデヌタを収集するIoT゜リュヌションを構築した実瞟を玹介した。「日立が持぀生産珟堎向けデゞタルツむン『IoTコンパス』を掻甚しお、生産珟堎のボトルネックを芋぀けお解消。予兆保党により皌働率を向䞊させるメリットを提䟛した。たずは、自動車業界から協創を開始し、いたではそれが補薬、機噚補造、サプラむチェヌン、ロゞスティクスぞず暪展開しおいる」ずいう。

2぀めはアセットマネゞメントの革新だ。電力䌚瀟が広域で保有しおいる倧型蚭備の点怜保守の管理コストの課題に察しお、日立゚ナゞヌが電力䌚瀟ずの協創によっお開発した画像蚺断AIを掻甚し、点怜の遠隔化や自動化を実珟。珟圚では、鉄道やビル、デヌタセンタヌなどに暪展開を図っおいるずいう。

「䞖の䞭においお、DXが完党な流れになったず認識しおいる。Lumadaのアクセルを螏む時期が来た。すでに、日立のOTやプロダクトをむンストヌルしおいる䌁業が倚く、さらに、日立には、倚くのデゞタル人材がある。その2぀が揃うこずで、DXの切り口から、顧客のなかに入っおいくこずができ、ビゞネスをスケヌルさせるこずができる」ずする。 ここでは、日立が持぀倚くのアカりントを掻かせるずする。

「日立が持぀グロヌバルCRMを掻甚するこずで、どんな顧客であればニヌズがあり、適甚できるかを知り、展開しおいくこずが倧切である。たた、共通で䜿えるものをいかに敎備するかが倧切であり、それをグロヌバルのマヌケティング、セヌルス郚隊が暪展開するこずになる。その叞什塔ずしお、日立デゞタルを米囜に新蚭した。これたでの日立の顧客基盀に加えお、ABBの買収によっおさらにアセットが増え、Global Logicを埗たこずでアクセルが螏めるようになった」ず述べた。

前回䞭経から続く倧芏暡投資、3幎1.6兆円の蚈画

䞀方、小島瀟長兌CEOは、積極的な投資を継続するこずも瀺した。

1兆円芏暡の倧型投資が盞次いだ2021䞭期経営蚈画に比べるず芏暡は瞮小するが、それでも成長投資ずしお、3幎間环蚈で玄1兆6,000億円を蚈画しおいる。

「いたは2050幎に向けお、倧きな技術の転換点にある。この倉化に乗り遅れずに、次䞖代の成長を担保するためには先行投資が必芁である」ず述べる。

2024䞭期経営蚈画の3幎間においお、䞖界のアカデミアず連携した自瀟の研究開発に1,000億円、倖郚のスタヌトアップ䌁業に500億円の投資を行い、次の柱を䜜っおいくずいう。「カヌボンネガティブ、がんの克服、量子コンピュヌティングは、2030幎以降に倧きな垂堎を圢成するず想定しおいる」ず具䜓的な領域を瀺した。

  • 長期芖点で砎壊的むノベヌション創出に向け投資

デゞタル人財の投資にも力を泚ぐ。「成長モヌドにおいお倧切なのは人であり、ずくに必芁なのはデゞタル人財である。Lumada事業の成長目暙を達成するには、デゞタル人財を囜内倖で玄3䞇人増員し、2024幎床には9侇8,000人のデゞタル人財を確保する」ずいう。

増員する3䞇人の内蚳は、海倖2䞇人、日本1䞇人を想定。囜内では、デゞタル゚ンゞニアリング事業を行っおいる子䌚瀟でのデゞタル人財を匷化。「これたでは、日立のなかの仕事を䞋請けずしおやっおきた。技術力がしっかりずした䌚瀟であり、ここに、Global Logicのノりハりを掻甚しお、アゞャむルの手法を甚いお、倖に展開する䜓質に倉える。これは倧きな歊噚になる」ずする。日立補䜜所では、2022幎4月1日付で、Global Logic Japanを蚭立。日立の匷固な顧客基盀ずGlobal Logicのデザむン䞻導のデゞタル゚ンゞニアリングケむパビリティをもずに、日本の䌁業のDX掚進支揎に取り組む䜓制を敎えおいる。同時に囜内での埓業員゚ンゲゞメントの匷化、DEIの匷化に取り組む姿勢もみせた。

たた、海倖においおは、2䞇人のデゞタル人財獲埗にむけお、Global Logicのリクルヌティング網を掻甚するずいう。

「Global Logicのケヌパビリティのひず぀に、匷力なデゞテル人財のリクルヌティング網がある。グロヌバルでデゞタル人財を獲埗できる仕組みがあり、これを培底的に掻甚したい」ず述べた。

  • 2024幎床には10䞇人匱のデゞタル人財を確保するずいう

さらに、日立自らのデゞタル技術による経営基盀の効率化は必須であるずし、その芳点では、日立゚ナゞヌずGlobal Logicのグロヌバルオペレヌション基盀を日立グルヌプ内に展開し、掻甚するこずが近道ず刀断。2024䞭期経営蚈画の期間䞭に800億円を投資しお、1,200億円を超えるコスト削枛効果を刈り取るずいう。「グロヌバルでの成長実珟、スピヌド向䞊には、デゞタル技術による経営基盀が必芁である」ず述べた。

たた、サプラむチェヌンの混乱や地政孊的リスク、環境、テクノロゞヌ、パンデミック、倧芏暡自然灜害などに察するグロヌバルリスクマネゞメントを匷化。リスク情報を本瀟に集玄し、ガバナンス匷化を図るずいう。「リスクの発生に察しお、プロアクティブに察応し、むンパクトを最小化し、リスクずオポチュニティのバランスをしっかりず取っおいく」ずした。同瀟では、2,000億円匱のリスクを想定し、すでに、りクラむナ情勢やむンフレでの調達難、人件費の増加などによっお、700800億円の圱響を芋蟌んでいる。

「2021䞭期経営蚈画の反省のひず぀に、リスクに察するマネゞメントが匱かった点があげられる。コロナ犍やりクラむナ情勢など、想定倖のこずが必ず起きるこずを前提ず考えるこず、さらに、こうしたリスクに耐えられない䜓質だず、蚈画には到達しない。リスク耐性をあげるこずが、Adjusted EBITA 率で2桁を出せるポむントになる」ずする。

経営トップによるリスクマネゞメント専門䌚議を新蚭し、様々なリスクをあらゆる芳点から怜蚎し、そこにデゞタルを倚甚しおいるずいう。

こうした投資に察するキャッシュの創出に぀いおは、コアキャッシナフロヌをオヌガニックに拡倧しおいく考えを瀺し、「収益力の向䞊、バランスシヌトの効率化により、営業キャッシュフロヌを拡倧し、蚭備投資を厳遞し、コアキャッシュフロヌを䜜るこずになる。埗られたコアキャッシュフロヌの半分を株䞻還元にあおお、残りを資産売华からのキャッシュフロヌずあわせお成長投資にあおる」ずした。たた、CFPS䞀株圓たりコアフリヌキャッシュフロヌを経営指暙ずしお導入し、売䞊ず利益の成長を䞊回るキャッシュ成長を実珟。EPS䞀株圓たり圓期利益)も重芖するこずも瀺した。

䞀方、サステナブル経営の深化ずいう芳点からも説明。すでに公衚しおいる2030幎のスコヌプ1および2のカヌボンニュヌトラルず、2050幎のスコヌプ3でのカヌボンニュヌトラルを目指しおいるこずを改めお匷調。䞭期経営蚈画の最終幎床ずなる2024幎床には、CO2排出量を2010幎床比で50%削枛し、各拠点の電力消費圢態に応じた脱炭玠化のスキヌムづくりを進めるずいう。3幎間环蚈での省゚ネおよび再゚ネ蚭備投資は370億円を蚈画しおいる。 たた、日立のグリヌン䟡倀の創出に぀いおも説明。「貢献の䞭心は日立゚ナゞヌになる」ずし、2024幎床にぱネルギヌ転換によっお、8,000䞇トンを超えるCO2削枛に貢献できるず算定。さらに電動化、省゚ネ分野ぞの研究開発投資を行い、2024幎床には1億トンのCO2排出削枛貢献を目指すずいう。グリヌン゚ナゞヌ&モビリティでは2,000億円のR&D投資、日立Astemoでは3,000億円のR&D投資を予定しおいる。

10幎間の構造改革を経お、グロヌバル成長䌁業ぞのモヌドチェンゞ

2024䞭期経営蚈画のたずめずしお、小島瀟長兌CEOは、「10幎間の構造改革のあずを受けおスタヌトする2024䞭期経営蚈画は、デゞタル、グリヌン、むノベヌションでグロヌバルに成長する䌁業ぞのモヌドチェンゞである。それに向けお、サステナブル経営の深化、Lumadaによる高収益化、キャッシュの創出ず還元、グロヌバルリスクマネゞメントにフォヌカスしお経営をしおいく」ず述べた。

䞀方、日立補䜜所の2021幎床2021幎4月2022幎3月連結業瞟は、売䞊収益が前幎比17.6増の10兆2,646億円、調敎埌営業利益は同49.1増の7,382億円、EBITは同0.1増の8,509億円、継続事業皎匕前利益は同0.6枛の8,393億円、圓期玔利益は同16.3増の5,834億円。調敎埌営業利益率は7.2、ROICは7.7%ずなった。

  • 2021幎床2021幎4月2022幎3月連結業瞟のハむラむト

日立補䜜所 執行圹副瀟長兌CFOの河村芳圊氏は、「半導䜓䞍足や郚材䟡栌高隰、COVID-19の再拡倧など、厳しい事業環境ではあったが、過去最高の圓期利益を達成した。2021䞭期経営蚈画期間に、コスト構造の芋盎しや収益力匷化、事業ポヌトフォリオ改革を断行し、安定した経営基盀を構築できたこずで、これだけの数字を出すこずができた」ず総括した。

たた、日立゚ナゞヌや日立ハむテクを䞭心に受泚が奜調であり、Lumada事業が䞭期経営蚈画通りに掚移。GlobalLogicも堅調であるこずを瀺した。

2021幎7月に買収が完了したGlobalLogicの業瞟は、2021幎7月2022幎3月の売䞊収益が前幎比47%増の1,128億円、調敎埌営業利益は79億円増の249億円、調敎埌営業利益率は22.1%ずなった。「GlobalLogicは、りクラむナに7,500人のIT゚ンゞニアが圚籍しおいるが、生産性は95%たで戻しおいる。巡航で掻動ができおおり、事業ぞの圱響は軜埮である。GlobalLogicの業瞟は、厳しい情勢のなか、事業継続蚈画に基づき、通期では前回芋通しを䞊回る実瞟を達成しおいる」ずした。

Lumada事業の売䞊収益は前幎比45.0%増の1兆6,090億円。そのうちLumadaコア事業は同38.4増の9,300億円、Lumada関連事業が同55.0増の6,790億円ずなった。

セグメント別では、ITセクタヌが39%、モビリティは15%、Astemoおよび䞊堎子䌚瀟が14%、ラむフが13%、むンダストリヌが12%、゚ネルギヌが7%の構成比ずなっおいる。

2021幎床通期芋通しは、Lumada党䜓で前幎比19.3%増の1兆9,200億円ずし、そのうちLumadaコア事業が同22.6増の1兆1,400億円、Lumada関連事業で同14.9増の7,800億円を芋蟌んでいる。

なお、Lumadaに぀いおは、2022幎床から4区分で公衚する。これによるず、2021幎床実瞟は、日立建機のLumada売䞊分などを陀いた1兆3,930億円ずなり、それに察しお、2022幎床芋通しは35%増の1兆8,700億円。新区分での芋通しは、GlobalLogic事業、顧客協創型SI案件などのDXコンサルティングや、顧客協創に基づくデゞタル゜リュヌション事業を含む「デゞタル゚ンゞニアリング」の売䞊収益が玄1,700億円前幎床実瞟が1,190億円、昇降機遠隔監芖サヌビスなどのクラりド型サヌビス、機噚・蚭備の皌働監芖サヌビスによる「マネヌゞドサヌビス」の売䞊収益が玄5,600億円同5,050億円、スマヌト補造゜リュヌションなどのデゞタル技術を掻甚したSI事業や、OT系の゚ンゞニアリングサヌビスの「システムむンテグレヌション」の売䞊収益が玄4,700億円同3,660億円、鉄道車䞡や送配電蚭備ずいったデゞタルサヌビスの基盀ずなるデヌタ収集/送信機胜を備えた機噚および蚭備による「コネクテッドプロダクト」の売䞊収益が玄6,700億円同4,030億円ずした。売䞊収益のセグメント別構成では、デゞタルシステム&サヌビスが玄40%、コネクティブむンダストリヌズが玄40%、グリヌン゚ナゞヌ&モビリティが玄15%の芋通しずしおおり、囜内倖の比率は50察50を芋蟌んでいる。

セグメント別業瞟では、ITの売䞊収益は前幎比5増の2兆1,536億円、調敎埌営業利益は13億円枛の2,681億円、EBITは42億円枛の2,406億円。そのうち、フロントビゞネスの売䞊収益は前幎比1%増の1兆4,230億円、調敎埌営業利益は84億円増の1,850億円、EBITは86億円増の1,763億円。サヌビス&プラットフォヌムの売䞊収益は前幎比11%増の8,747億円、調敎埌営業利益は57億円増の792億円、EBITは64億円枛の529億円ずなった。

゚ネルギヌセクタヌの売䞊収益は前幎比31増の1兆4,479億円、調敎埌営業利益は前幎比658億円増の181億円。むンダストリヌセクタヌの売䞊収益は前幎比9増の9,007億円、調敎埌営業利益は367億円増の822億円。モビリティセクタヌの売䞊収益は19増の1兆4,257億円、調敎埌営業利益は126億円増の874億円。ラむフの売䞊収益は前幎比18枛の1兆2,94億円、調敎埌営業利益は1億円枛の792億円ずなった。

たた、日立Astemoの売䞊収益は前幎比62増の1兆5,977億円、調敎埌営業利益は240億円増の587億円。日立建機の売䞊収益は前幎比26増の1兆249億円、調敎埌営業利益が601億円増の917億円。日立金属は売䞊収益が前幎比24増の9,427億円、調敎埌営業利益が317億円増の268億円ずなった。

海倖売䞊収益は前幎比33%増の6兆775億円で、構成比は59ずなった。北米の売䞊収益は前幎比39%増の1兆5,551億円、欧州は28%増の1兆2,994億円、䞭囜は28%増の1兆3,316億円、ASEAN・むンドは39%増の1兆1,832億円、その他地域では29%増の7,081億円ずなった。日本は前幎比1%増の4兆1,870億円ずなっおおり、日本が埮増であるのに察しお、海倖での高い成長率が際立っおいる。

2022幎床の通期業瞟芋通しは、売䞊収益が前幎比7.4枛の9兆5,000億円、調敎埌営業利益は同5.2枛の7,000億円、Adjusted EBITは同4.1枛の8,200億円、継続事業皎匕前利益は同3.8増の8,710億円、圓期玔利益は同2.8増の6,000億円を芋蟌んでいる。

「2022幎床は、䞊堎子䌚瀟再線の圱響により枛収になる。だが、新たな3セクタヌず日立Astemoでは5%増の8兆7,400億円ずなる。Adjusted EBITAも3セクタヌおよび日立Astemoでは514億円増の7,760億円、圓期玔利益は165億円増の6,000億円になる」ずした。

  • 2022幎床2022幎4月2023幎3月の業瞟芋通し

セグメント別業瞟では、デゞタルシステム&サヌビスの売䞊収益は前幎比6増の2兆2,900億円、Adjusted EBITAは185億円増の3,000億円。そのうち、フロントビゞネスの売䞊収益は前幎比4%増の9,850億円、Adjusted EBITAは76億円増の1,050億円。ITサヌビスの売䞊収益は前幎比2増の8,600億円、Adjusted EBITAは26億円増の1,030億円。サヌビス&プラットフォヌムの売䞊収益は前幎比8増の8,400億円、Adjusted EBITAは66億円増の800億円ずした。

グリヌン゚ナゞヌ&モビリティの売䞊収益は前幎比6増の2兆1,700億円、Adjusted EBITAは前幎比596億円増の1,520億円。コネクティブむンダストリヌズの売䞊収益は前幎比1増の2兆7,700億円、Adjusted EBITAは471億円増の3,050億円。そのうち、家電事業による生掻・゚コシステムは、売䞊収益は前幎比1枛の3,920億円、Adjusted EBITAは60億円増の460億円ずなった。「生掻・゚コシステム事業は、海倖家電事業の売华による枛収枛益圱響があるものの、固定費削枛により前期比増益の芋通しずした」ずいう。

たた、オヌトモヌティブ事業の日立Astemoの売䞊収益は前幎比13増の1兆8,000億円、Adjusted EBITAは前幎比466億円増の1,090億円を芋蟌んでいる。

「2022幎床は、デゞタルシステム&サヌビス、グリヌン゚ナゞヌ&モビリティ、コネクティブむンダストリヌズ、日立Astemoのそれぞれで増収増益を芋蟌む。事業環境は䞍確実性が増しおいるものの、圓期利益は過去最高を曎新する6,000億円を芋蟌んでいる」日立補䜜所 執行圹副瀟長兌CFOの河村芳圊氏ずしおいる。

なお、りクラむナ情勢の圱響は長期化するず想定しおおり、Global Logicのりクラむナ内の拠点は倖に移しおいくこずを蚈画しおいる。「移動の費甚ず新たな拠点費甚、移動した先での人件費の差などが芋蟌たれるが、業瞟には倧きな圱響はない。成長率などにも圱響は出ない」ず述べた。