本連載では、「よく使うけど忘れやすいMicrosoft Officeの操作」をキーワードに、Officeアプリケーションの基本操作や各種機能の使い方を解説していく。第21回目は、Excelのセルに今日の日付を簡単に入力する方法を確認する。ショートカットキーで入力でき、表示方式も変更可能だ。

本連載は、記事執筆時点で最新の状態にアップデートしたMicrosoft Office 2016をもとに制作しています

ショートカットキーで入力して表示形式を変更する

Excelで表を作成している際、特定のセルにその日の日付を入力するケースは意外と多いものだ。Excelには日付を簡単に入力するためのショートカットキーが用意されている。セルをクリックして選択したら、キーボードの「Ctrl」キーを押しながら「;」(セミコロン)キーを押す。これで選択したセルに日付が入力される。

日付を入力したいセルをクリックして選択し、キーボードの「Ctrl」+「;」キーを押す

選択したセルにその日の日付が入力される

「Ctrl」+「;」キーで入力した日付は「2017/9/24」のように「/」で区切られた西暦(グレゴリオ暦)表記の日付となる。この表記を「2017年9月24日」に変えたい場合は、日付を入力したセルを選択した状態で、「ホーム」タブの「数値」欄上部のプルダウンメニュー右の「▼」をクリック。メニューから「長い日付形式」を選択する。

「ホーム」タブの「数値」欄上部にあるプルダウンメニューの「▼」をクリックして、表示されたメニューから「長い日付形式」をクリックして選択

日付の表記が「2017年9月24日」に変更された

また、グレゴリオ暦ではなく和暦で日付を入力したいときには、セルを選択した状態で「ホーム」タブのリボンの「セル」欄にある「書式」をクリックしてプルダウンメニューから「セルの書式設定」をクリック。「セルの書式設定」画面で「カレンダーの種類」を和暦に変更して日付の種類を選択すると入力可能だ。これらの方法を覚えておくと、さまざまな形式の日付が簡単に入力できるようになるはずだ。

セルを選択した状態で「ホーム」タブリボンの「書式」→「セルの書式設定」をクリックする

「セルの書式設定」画面の「表示形式」タブで「分類」欄の「日付」を選択。「カレンダーの種類」を「和暦」にして、「種類」欄で和暦の日付形式を選択する

選択した和暦の形式で日付が入力された