本日は、ペンタブレットの「ペン」部分に注目し、カスタムのアイデアをご紹介します。

ペンタブレット「Intuos5」のペンには「テールスイッチ」、「サイドスイッチ」の2種類のスイッチが付いており、それぞれ設定するキーストロークを変更することができます。初期設定では「テールスイッチ」には「消しゴム」、「サイドスイッチ」には「ダブルクリック」、「右ボタンクリック」が登録されています。

ペンタブレットを使っていく中で、この「サイドスイッチ」は作業効率を左右する重要な存在です。ペンを握ったまま指先で押せる使い易い位置にあるため、何の機能を割り当てるかによって作業効率が劇的に変わってくるのです。

今回はこのサイドスイッチの活用方法のひとつとして、「ラジアルメニュー」の起動を割り当てるアイデアをご紹介!

今日の割り当て
サイドスイッチにラジアルメニューを登録

ラジアルメニューとは、画面上に呼び出すことができる円形のメニューリストのこと。リスト上には8種類のコマンドを表示することができ、更に「サブメニュー」枠も使用すれば30種類近いコマンドをカバーすることが可能です。

この「ラジアルメニュー」をペンのサイドスイッチで呼び出せるようにしたのが今回のアイデア。「ラジアルメニュー」は、初期設定ではタブレットに指3本を乗せる「タップアンドホールド」のタッチジェスチャーで呼び出せるようになっていますが、やや長押しする必要があることと、タッチ機能をオフにしている時には使えなくなってしまうのが難点でした。

そこで、サイドスイッチにラジアルメニューの呼び出しを登録してみたところ、これが大変便利。呼び出しがスムーズになり、ラジアルメニューが今まで以上に頼れる機能になりました。私の場合は、ファンクションキーでカバーしきれなかったPhothoshop上でのコマンドのほか、画面キャプチャ、プリンタの設定画面起動、メーラーやブラウザの起動など、ほかのアプリケーションで使う機能も登録し幅広く使用しています。

皆さんも是非このカスタムを参考に、ラジアルメニューを活用してみて下さい。