前回、iOS 7の『リマインダー』について、基本的な使い方をご紹介しましたが、ここまでの使い方では紙に書いたリストとあまり変わりません。せっかくなので詳細設定を活用して、紙より便利に使いましょう。

リマインダーを使いこなす詳細設定

必要な事を必要なタイミングで思い出させてくれるのが、リマインダーの大事な機能。日時や場所を指定して、iPhoneの画面に通知を表示させることができます。

項目名をタップして、青い「i」ボタンが出たらタップ。詳細画面が表示されます

指定日時で通知

設定した日時に通知が表示される機能。期限のある用事や、決まった時間にしなくてはならない項目に設定しておくと便利。繰り返し設定で、毎週、毎月の定例イベントにも対応します。

詳細画面の「指定日時で通知」で、日付・時間を設定します

「繰り返し」を選択すると、一度作った項目が指定期間ごとに繰り返し通知されます

時間指定の画面では、バラバラのリストに保存した項目も期限の早い順に一覧表示できます。

リスト一覧ページで、右上の時計アイコンをタップ

時間順に項目を一覧表示

指定場所で通知

住所や駅名など、指定した場所に近づいた時や離れた時に通知が表示されます。「駅で定期を買う」「帰ったら花に水をやる」など、場所に関連づいた項目に設定しておくと便利です。

詳細画面で「指定場所で通知」をオンにし、「場所」をタップ

検索窓に住所や駅名などを入力し、候補が出たら選択

地図が表示されたら、通知が出るタイミングを「到着時」か「出発時」かを選択

地図の円上にある黒丸を動かすと、通知を出す半径を変えられます

「地図上の円に入った時(または出た時)に通知が表示されます

その他の設定

(1)「優先順位」より大事な項目に目印を付けられます
(2)「リスト」保存先のリストを移動できます
(3)「メモ」項目を補足する情報を記入しておけます。ただし、カレンダーのようにURLや電話番号から他のアプリを起動することはできません

家でも外でも、どの端末からも共有

リマインダーの内容はiCloud経由で自分のApple IDの端末に共有されます。iPadやMacからも管理が可能。通知も設定どおり表示されます。Windowsでも、ブラウザからiCloudにアクセスすればリマインダーを使うことができます(通知は表示されません)。

iPadやPCからも項目の追加やチェックが可能