モバイルデータ通信（いわゆるギガ残量）は、動画やSNSなど目に見えるコンテンツだけでなく、ユーザーの目に見えない部分でも使用されています。ここでは、なるべく消費を抑えるためにチェックしておきたい設定をご紹介します。
「設定」の「モバイル通信」でチェックしたい項目
モバイルデータ通信の消費を抑えることは、可能な限りデータ通信にWi-Fiを使用するのが一番の対策です。自宅など、長くiPhoneを使用する場所にはWi-Fiの導入をおすすめします。そのうえで下記の設定を見直すと、見えない部分のモバイルデータ通信の抑制につながります。
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iPhoneの「設定」を開き、［モバイル通信］をタップ。この画面の設定について詳しくご説明します
Wi-Fiアシスト
Wi-Fiの通信環境が悪い場合に自動的にモバイル通信を使ってアシストする機能です。特に日頃からWi-Fiの通信環境が悪い場所でiPhoneをよく使う場合は、オフにすれば節約効果がありますが、アシストがなくなるため通信速度の低下に注意ください。
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上記の画面を下にスクロールし、［Wi-Fiアシスト］をオフに
iCloud Drive
iCloud Driveは、iCloudに保存されたファイルの読み書きに関する設定です。オフにすると、Wi-Fi接続時にのみファイルの読み書きが許可され、うっかり大きなサイズのファイルを開いてモバイル通信を消費してしまう事態を防げます。iPhoneでiCloud Driveを使用していない方も、オフにして問題ありません。
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上記の画面を下にスクロールし、［iCloud Drive］をオフに
iCloudバックアップ
夜間、充電ケーブルに接続されている間に行われるiPhoneの自動バックアップにも、モバイル通信が使用される場合があります。これを避けるには、下記の手順でバックアップにモバイル通信を使用しないよう設定した上で、寝ている間はWi-Fiのある環境でiPhoneを充電しましょう。
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上記の画面を下にスクロールし、［iCloudバックアップ］をオフに
モバイル通信でアプリのアップデートを自動ダウンロードさせない設定
iPhone上の多くのアプリは、度々アップデートが行われます。アップデートには新機能の追加・拡充のほか、不具合の解消やセキュリティ対策、新しいiOSへの対応といった目的があります。このため、通常はApp Storeの「自動アップデート」機能を使ってアプリを最新の状態に保つことが推奨されます。
ただし、自動アップデートの際にモバイル通信が使用されると容量が大きく消費されてしまいます。これを避けるには、以下の手順で自動アップデートにモバイル通信を使わないよう設定しましょう。
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「設定」を開き、一番下までスクロールして［アプリ］をタップ→［App Store］をタップ
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［アプリのアップデート］をオンにします。モバイルデータ通信の［自動ダウンロード］をオフにします
