前回はFaceTimeの使い方をご紹介しました。キャリアを問わず無料で通話でき、iPadでもMacでもシームレスに使えて便利です。ただ、便利な反面注意したいポイントも。使う際にはこれらの点に気を付けましょう。
一斉に自分の端末全てに着信する
iOSデバイスでもMacでも使えるのがFaceTimeの良いところですが、かかってきた通話は同じApple IDでFaceTimeをオンにしている全ての端末に一斉に着信します。家に置きっぱなしのiPadや、静かな図書館で使用中のMacなど、着信すると困る状況にある端末は、FaceTime機能をオフにしておきましょう。
カメラがいきなりオンになる
FaceTimeは音声のみの通話機能がなく、必ずビデオ通話。それも、かかってくると同時にイン側のカメラがオンになります。今この姿はちょっと見せられない……という時にはテーブルに置いて天井を写すのが無難でしょう。または、カメラを外側に切り替えて周囲の状況を映すか、そのままテーブルに置いて暗転させるという方法も。
電話番号を知らない相手からも着信
「FaceTime着信用の連絡先情報」にメールアドレスを登録しておくと、そのアドレス宛てにFaceTimeでビデオ通話をかけることが可能になります。電話番号が使えないMacでもシームレスに他のユーザーとの通話ができて便利ではありますが、メアドしか知らない相手からビデオ通話されたくない、という場合は「FaceTime着信用の連絡先情報」を電話番号だけにしておくのが良いかも。
発信者IDが相手に見える
発信者IDは、着信時に相手の端末に表示されます。相手のアドレス帳に登録してある電話番号・メールアドレスならアドレス帳の登録名が表示されますが、そうでない場合は発信者IDに設定された電話番号・メールアドレスがそのまま表示されます。知らない人からかかってきた? と思われる恐れがあるのでご注意を。