Preferred Networks(PFN)は11月5日、翻訳特化LLM「PLaMo 3 Translate」のモデル重みをHugging Faceで公開した。0.8B、2B、8B、31Bの4サイズを用意し、BF16に加えてFP8や各種4bit量子化、GGUF、MLX形式でも提供する。

  • 翻訳AI「PLaMo 3 Translate」の重み公開。最小0.8Bモデルも用意、GGUF、MLX形式も選択可能

    翻訳AI「PLaMo 3 Translate」の重み公開。最小0.8Bモデルも用意、GGUF、MLX形式も選択可能

PLaMo 3 Translateは、53言語の多言語翻訳に対応するLLM。周辺コンテキストや翻訳用語集、常体/敬体の指定なども利用できる。PFNによれば、最小の0.8Bモデルでも、日英および日本語と他言語間の翻訳で、30倍以上大きな既存の翻訳特化LLMを上回る性能を達成したという。

公開形式はNVIDIA GPU向けのFP8、W4A16、W4AFP8、NVFP4のほか、CPUや各種GPUで利用できるGGUF、Apple Silicon向けのMLX-4bitなどきわめて幅広い。GGUF版はllama.cpp、MLX版はmlx-lmで実行でき、PCやMacでのローカル利用にも対応する。

ライセンスは「PLaMoコミュニティライセンス」に設定されており、個人の学習や趣味、学術用途を含む非商用利用では無償で利用できる。商用利用についても、利用者または関係会社の直近事業年度の売上または収入が10億円以下であれば、事前登録により無償利用が可能。10億円を超える場合は別途ライセンス契約が必要となる。

PFNは0.8Bモデルをスマートフォン上で動作させるデモも公開しており、機内モードのようなオフライン環境でも翻訳を実行可能としている。ただし、現時点でスマートフォン向け翻訳アプリ自体を提供しているわけではない。