東京スター銀行は5月28日、スターワン口座の円普通預金について、優遇金利を2026年6月に最大年0.8%(税引後0.6374%)、2026年7月には最大年1.0%(税引後0.7968%)へ段階的に引き上げると発表した。

今回の金利引き上げは、2026年1月に続く改定。所定の条件を満たした利用者に対し、普通預金へ優遇金利が適用される。

7月からは最大年1.0%へ

2026年6月からは、以下のいずれかを満たすと、普通預金の優遇金利として最大年0.8%が適用される。

  • 給与・年金の受取口座に指定する
  • 「資産運用商品を300万円以上保有」かつ「NISA口座を保有し、投資信託を購入」する

一方、2026年7月からは条件が変更され、以下3つの条件のうち「2つ以上」を満たすことで、最大年1.0%の優遇金利が適用される。

  • 給与・年金の受取口座に指定
  • 資産運用商品を300万円以上保有
  • NISA口座を保有し、投資信託を購入

「資産運用商品300万円以上保有」または「NISA口座を保有し投資信託を購入」のいずれか一方のみを満たした場合は、2026年6月・7月ともに優遇金利は年0.35%(税引後0.2788%)となる。

  • 東京スター銀行がスターワン円普通預金の優遇金利引き上げを発表

    東京スター銀行がスターワン円普通預金の優遇金利引き上げを発表

条件判定は毎月末に実施

条件判定は毎月末に行われ、翌月の原則第5営業日から優遇金利が適用される。

資産運用商品の条件については、月末時点での残高評価額ベースで判定されるため、相場変動によって300万円を下回った場合は翌月から通常金利へ戻る。

また、NISA条件については、NISA口座を保有したうえで、投資信託の受け渡しが月内に完了している必要がある。

「預金金利競争」がさらに加速か

日本銀行の利上げ以降、ネット銀行を中心に普通預金金利の引き上げ競争が続いている。今回の東京スター銀行の「最大年1.0%」は、普通預金としては高い水準となる。

一方で、最大金利の適用には複数条件の達成が必要となるため、「誰でも無条件で1.0%」ではない点には注意が必要だ。