複数のモバイルバッテリーを持っている人が全体の半数近くにのぼるものの、半年以上使っていないモバイルバッテリーを放置している人も同じぐらいいる――。このようなモバイルバッテリーの実態を、モバイルバッテリーシェアリングサービス「CHARGESPOT」を運営するINFORICHが発表した。このような使っていないモバイルバッテリーは、劣化や故障などによる発火の可能性があり、メーカーや自治体、家電量販店の案内を確認して適切に処分する必要がある。

INFORICHが、モバイルバッテリー所有者300人を対象に、保管・廃棄の実態調査を実施した。その結果によると、モバイルバッテリーを2個以上持つ人が46.7%、そのうち「半年以上使っていないバッテリーが1個以上ある」と答えた人は37.7%に達した。

保管場所の1位は「引き出しや棚、収納ボックスにほかの物と一緒」で、引っ越しの荷物整理で久々に発掘されるケースも多いとみられる。

古いモバイルバッテリーが不要だと感じても、廃棄方法を「知らない」という人が61.4%、「知っているが実践していない」という人が12.7%で、合わせて74.1%が正しく廃棄できていない状態にあることも分かった。

モバイルバッテリーを処分した人のなかには「不燃ごみとして捨てた」「可燃ごみとして捨てた」という回答が合わせて13%ほどあり、正しくない方法で廃棄している人が少なからずいる状況も分かった。

【編集部MEMO】1年ほど前までは、不要になったモバイルバッテリーの廃棄方法が一部の自治体やメーカーに限られていたが、この数カ月で多くの自治体が不燃ゴミの回収品目に追加したり、家電量販店が回収を開始するなど、廃棄方法が急激に改善している。我々消費者は、そのような手段で正しく廃棄するようにし、正しくない方法で廃棄することのないようにしたい。