Intelは3月9日(ドイツ現地時間)、開催中の「Embedded World 2026」にあわせた組み込み向けプロセッサにおける新製品として、高性能コアのみを最大12個搭載する製品シリーズを発表した。

  • Intel、高性能コアだけを12個も搭載する「Intel Core 9 273PQE」。非ゲーミング向け

    Intel、高性能コアだけを12個も搭載する「Intel Core 9 273PQE」。非ゲーミング向け

開発コード「Bartlett Lake」として知られてきた組み込み向けプロセッサシリーズ。構成に高効率コアが含まれず、高性能コア(Raptor Cove)のみで製造されている点が大きな特徴で、さらに最高位モデル「Intel Core 9 273PQE」では消費者向け製品にはない12コアモデルとして設計されている点もトピック。Ryzen 7 9700X比で応答速度は最大2.5倍、PCIeのレイテンシは最大4.4倍小さくなり、産業用エッジデバイスとして安定した動作を実現するという。

  • 組み込み向け製品。UltraではなくCoreシリーズ

    組み込み向け製品。UltraではなくCoreシリーズ

  • 応答性の高さを向上。TCOを高めて企業向けの導入を後押しする

    応答性の高さを向上。TCOを高めて企業向けの導入を後押しする

  • 12コア125Wの最上位モデルから8コア45Wの省電力モデルまで豊富に用意

    12コア125Wの最上位モデルから8コア45Wの省電力モデルまで豊富に用意

なお対応ソケットにLGA1700を採用するが、海外報道などによると専用のBIOSが必要とみられ、消費者向けマザーボードでは対応しないようだ。Bartlett Lakeシリーズは特定の用途に向けられた産業用製品として位置づけられている。