英Nothing Technologyは3月5日、新型スマートフォン「Nothing Phone (4a) Pro」を発表した。フルメタル・アルミニウムボディを採用し、Nothingのスマートフォンとしては最薄となる厚さ7.95mmのデザインを実現した。クリエイター向けを想定した設計になっており、着信や通知を光のパターンで知らせる独自インターフェース「Glyph Matrix」を搭載、カメラ機能やAI機能を強化している。カラーバリエーションは、シルバー、ブラック、ピンクの3色。

Nothingのスマートフォンは背面全体が透けて見えるスケルトンデザインを特徴としてきたが、Phone (4a) Proではアルミニウムのユニボディを採用し、従来モデルとは異なる外観となっている。透明要素はカメラ周辺の一部に限定され、よりシンプルで一体感のある仕上がりとなった。

背面の「Glyph Matrix」は137個のミニLEDで構成される。Phone (3a)シリーズのGlyph Matrixと比べるとLED数は少ないが、表示面積は57%拡大し、輝度も最大約3000ニトへ向上した。常時表示モード「Glyph Matrix AOD」も改良され、Glyphボタンを使わずにより効果的に情報を確認できる。

アルミユニボディにより、Phone (4a) ProはPhone (4a) より一段上のIP65等級の防塵・防水性能を備え、Phone (3a) Pro比で耐曲げ性能が42%向上した。アルミボディは放熱構造の一部としても機能しており、5300平方mmのベイパーチャンバーと組み合わせることで、冷却面積は従来比82%拡大した。

SoCには「Snapdragon 7 Gen 4」を搭載する。これにより、前世代と比較してCPU性能が27%、グラフィック性能が30%、AI処理能力が65%向上したとしている。

カメラシステムは、5000万画素のメインカメラと望遠カメラ、超広角カメラの3眼で構成されている。望遠カメラにはペリスコープレンズ(光学3.5倍)を採用し、7倍のセンサー内ズームが可能。AIおよびデジタル処理を組み合わせることで、最大140倍ズームに対応する。

画面は6.83インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、解像度は1260 x 2800 (450 PPI)、ピーク輝度は5000ニト。最大144Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応し、なめらかな画面操作を実現する。カバーガラスに「Gorilla Glass 7i」を採用している。

バッテリー容量は5080mAh。50Wの急速充電に対応し、30分で60%まで充電可能である。