購入したBluetoothデバイスを使い始めるときの儀式といえば「ペアリング」。イヤホン/ヘッドホンなど、機器をペアリング受け入れ状態にしてからスマートフォン側で許可する程度で完了するデバイスもありますが、キーボードのようにパスコードの入力が必須なデバイスも存在します。安全性はさておき、作業は手短に済ませたいですよね。
そこでAppleは「アクセサリーセットアップキット」と呼ばれるフレームワークをiOS 18から導入しました。このフレームワークに対応するよう開発されたBluetoothやWi-Fiを利用するデバイスは、1回タップする程度でiPhoneへの登録作業を完了できます。しかも接続はシステムレベルで管理され、設定アプリの「プライバシーとセキュリティ」に登録されます。
ピンとこない場合は、AirPodsシリーズのセットアップを思い出すといいでしょう。未ペアリング状態のAirPodsをiPhoneに近付けると自動的に小さなシートが表れ、わずかな操作でペアリングを含む初期設定を完了させることができます。アクセサリーセットアップキットに対応すれば、サードパーティー製品でもこのしくみが利用できるようになるのです。
従来のBluetooth機器のペアリングは、デバイス名などの文字情報をたよりに作業するしかありませんでしたが、アクセサリーセットアップキットを使えば視覚的にわかりやすくなります。今後対応製品が増えれば、イヤホン/ヘッドホンなどBluetooth機器のセットアップが格段にラクになるはずです。
