アイロボットジャパンが、世界最小クラスのロボット掃除機「Roomba Mini」を発表しました。「小さくてもしっかり掃除できる」「スティック型掃除機が届く場所なら掃除できる」と性能に妥協しないことをアピールしつつ、ゴミ自動収集ドック付属で49,800円という低価格を武器に、日本で人気の高いスティック型掃除機からの置き換えを狙います。

  • 日本市場を意識して設計した世界最小クラスのロボット掃除機「Roomba Mini」。4色のカラバリと低価格で、これまでロボット掃除機を導入したことのない人にアピールする

    日本市場を意識して設計した世界最小クラスのロボット掃除機「Roomba Mini」。4色のカラバリと低価格で、これまでロボット掃除機を導入したことのない人にアピールする

アイロボットジャパン代表執行役員社長の山田毅氏によると、これまで小型モデルを投入しなかった理由について、「小さくてもちゃんと掃除できなければ製品化しないと考えていたから」とし、今回のRoomba Miniは基準をクリアできたことを説明。特に目新しい新技術を搭載したわけではなく、モーターの高性能化、バッテリー性能の向上など、基本性能の底上げが小型モデルの実現に寄与したそうです。

  • カラーはパステルカラーの2色を含めた4色。通常サイズのルンバ(奥)と比べると、とても小さい

    カラーはパステルカラーの2色を含めた4色。通常サイズのルンバ(奥)と比べると、とても小さい

  • ミニモデルながらデザインは上位モデルと同等で、安っぽさはない

    ミニモデルながらデザインは上位モデルと同等で、安っぽさはない

  • LiDARセンサーなどの装備も上位モデルと同等

    LiDARセンサーなどの装備も上位モデルと同等

  • iPhone 17 Pro Maxを載せてみた。サイズの小ささが分かる

    iPhone 17 Pro Maxを載せてみた。サイズの小ささが分かる

  • 背面にダストボックスを備える。ステーション付属モデルならば、ゴミ捨ての手間やゴミが散らばるストレスを省ける

    背面にダストボックスを備える。ステーション付属モデルならば、ゴミ捨ての手間やゴミが散らばるストレスを省ける

  • シンプルな2ボタン式で、ボタンを押せば掃除が始まる手軽さが売り

    シンプルな2ボタン式で、ボタンを押せば掃除が始まる手軽さが売り

  • 充電ステーションが付属するモデル。価格は49,800円

    充電ステーションが付属するモデル。価格は49,800円

  • ロボット掃除機を縦置きでも充電&保管できるSlimCharge 充電スタンド付属モデルは、39,800円とさらに手ごろな価格。省スペース性にも優れる

    ロボット掃除機を縦置きでも充電&保管できるSlimCharge 充電スタンド付属モデルは、39,800円とさらに手ごろな価格。省スペース性にも優れる

  • SlimCharge 充電スタンドの内部。ゴミの収集機能は持たない

    SlimCharge 充電スタンドの内部。ゴミの収集機能は持たない

  • 省スペースで保管できることをアピールする山田毅社長

    省スペースで保管できることをアピールする山田毅社長

小型化や低価格化を図るため、水拭き機能は使い捨ての床拭きシートを用いる形とし、モップの自動洗浄機能などは省略しています。この点について、山田毅氏は「土足の文化である海外とは異なり、日本の家庭はそれほど床が汚れていないので、日本の住環境ならば床拭きシートでも十分」と解説しました。

  • 底面。水拭き用のシートは吸引部に重ねて装着する形となる

    底面。水拭き用のシートは吸引部に重ねて装着する形となる

  • 水拭き用のパネルに、純正の床拭きシートを装着する

    水拭き用のパネルに、純正の床拭きシートを装着する

  • 吸引部に重ねるように装着すれば取り付けられ、清掃モードも自動で水拭きモードに切り替わる

    吸引部に重ねるように装着すれば取り付けられ、清掃モードも自動で水拭きモードに切り替わる

床拭きシートは純正品だけでなく、クイックルワイパーなどの市販品も利用でき、4カ所のクリップに挟み込むだけで装着できるように工夫しています。

  • 水拭きシートは純正品だけでなく、市販の床拭きシートも利用できる

    水拭きシートは純正品だけでなく、市販の床拭きシートも利用できる

日本ではスティック型掃除機の人気が高く、ロボット掃除機の普及率は約10%と、世界の主要国と比べて格段に低いそう。アイロボットは、スティック型掃除機では掃除できるのにロボット掃除機は入り込めない場所があることが、ロボット掃除機の導入をためらう要因の1つだと分析。Roomba Miniの直径を24.5cmと、スティック型掃除機のヘッド部とほぼ同じサイズに仕上げ、この不満を解消しました。

  • Roomba Miniは、一般的なスティック型掃除機のヘッド部と同じぐらいの幅であることをアピール

    Roomba Miniは、一般的なスティック型掃除機のヘッド部と同じぐらいの幅であることをアピール

Roomba Miniは、掃除機上部のボタンを押すだけで掃除が実行でき、自宅のWi-Fiに接続しなくてもよい点をアピールしています。アイロボット担当者によると、Wi-Fi接続は必須ではないものの、Wi-Fiに接続すれば掃除エリアの指定や念入り掃除の指定など多彩な使い方ができるのでベター、と説明しました。

ゴミ収集ステーションが付属するモデルの価格は49,800円、SlimCharge 充電スタンド付属モデルは39,800円と低価格に抑え、価格面の不満もなくしました。カラーも、ロボット掃除機で一般的なブラックやホワイトだけでなく、パステルカラーの2色も用意し、若年層や女性層にも使ってほしいとアピールします。新生活や結婚のプレゼント用途でも人気を集めそうです。