子どもが初めてのスマホを所有する平均年齢が10歳を下回ったことが、NTTドコモ モバイル社会研究所の調査で判明した。所有開始年齢は12歳がもっとも多かったが、低学年で所有し始める子どもが増え、女子は平均9.9歳と調査開始以来初めて10歳を下回った。

NTTドコモ モバイル社会研究所が2025年11月に実施した親と子に関する調査で、スマートフォンの所有状況を聞き取った。

学年別のスマートフォン所有率調査データでは、低学年から段階的に上がっており、小学5年生で51%と所有率は半数を超えている。中学生になると伸びはさらに大きく、中学1年生で85%が所有していた。

「スマートフォンを何歳から持ち始めたか」を尋ねた結果では、最も多い年齢は男女ともに12歳となったが、所有開始年齢は年々低下しており、男子は平均10.4歳、女子は平均9.9歳(全体では平均10.2歳)となり、女子は調査開始以来初めて10歳を下回った。

5年前(2020年)と比較すると、8~9歳で持ち始めた子どもの比率が高まり、12歳以降で持ち始めた子どもの比率は低下している。低廉な通信料金プランの登場で経済的な負担が減り、子どもに持たせやすくなったこともあるが、見守りGPSなどの一方向の見守りではなく双方向でやり取りできるスマートフォンがよい、と考える親が増えたこともあるようだ。