今回はジョーシン浦和美園イオンモール店を訪ね、季節家電の売れ筋を取材しました。
季節家電はタイミングによって品揃えが大きく変動するので、買い時が肝心です。同店で季節家電を担当する斉藤弘晃氏は「寒くなるとまずは加湿器が売れますが、今季は秋の比較的早い時期にインフルエンザが流行したこともあり、すでに在庫が薄くなっています。年明けからは花粉症やPM2.5、それに静電気のことを考えて、加湿空気清浄機に注目している人が増えている状況です」と教えてくれました。
取材時も、複数のお客さんがリビングや寝室などに置ける大型モデルを物色していました。直近で売れているのはどんな機種なのでしょうか。下記の「加湿空気清浄機選び、基本の3カ条」を踏まえて、人気トップ5を追いかけていきましょう。
<加湿空気清浄機選び、基本の3カ条>
- 長年縁の下で支えてくれる家電だけに、フィルター交換や掃除など手間の具合を比較するのも重要。
- 価格を比較するなら、10年使うことを想定して、フィルターなどのランニングコストも加えたい。
- 素早い清浄を求めるなら、実際より対応畳数が広めの製品を選ぶと効果的。店舗の比較値も参考に。
※本文と写真で掲載している価格は、2026年1月14日15:00時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見てください。
第1位:状態が目視できるハイグレードモデル「KI-UX75」
一番人気に挙げられたのは、シャープのハイグレードモデル「KI-UX75」でした。空気清浄適用床面積(目安)は34畳までで、プラズマクラスターNEXT発生機能や加湿フィルターの自動洗浄機能を備えています。取材時の価格は89,800円でした。筐体サイズは幅395×高さ650×奥行き265mmになります。
「基本スペックが高いうえに、本体上部に空気の清浄具合をリアルタイムで表示するモニターを備えているところが評価されていますね。お部屋の空気の状態が見える化できるので、そこを気に入って購入する人が多くいらっしゃいます。また、加湿フィルターの自動洗浄機能も重視されていますね」
第2位:静かで清浄力が長持ちする「MCK906A」
2位には、ダイキン工業の個人向け最上位シリーズ「MCK906A」が続きます。空気清浄適用床面積(目安)は41畳までで、有害物質や臭いのもとを従来比2倍の速度で除去するというツインストリーマー構造を採用しています。取材時の価格は99,800円でした。サイズは幅352×高さ777×奥行き315mmです。
「ハイスペックなうえ、稼働音がとても静かだと評判です。寝室用であったり、小さな赤ちゃんがいるご家庭でよく指名買いされますね。フィルターも10年間交換不要とうたっているのもポイントです」
第3位:置き場所の自由度が高いスリムな「F-PX70C」
3位は、パナソニックの「F-PX70C」です。幅125×高さ552×奥行き380mmのスリムな形状をした製品で、空気清浄適用床面積(目安)は31畳となります。正面と底部から吸気するデザインを採用し、取材時の価格は44,550円でした。
「空気清浄機は置き場所で悩む人が多いのですが、こちらは見た目の通りに邪魔になりにくい強みがあります。空気の流れも細い側が主流になるので、部屋の隅にさりげなく置きやすいんですよね。とくに若い人によく売れています」
第4位:コロナ後も根強く支持される「ジアイーノ」
4位もパナソニックの製品です。次亜塩素酸を使った空間除菌脱臭機「ジアイーノ F-ML4000B」で、取材時の価格は76,230円でした。18畳までの空気清浄適用床面積(目安)を持ちつつ、本体サイズは幅280×高さ450×奥行き185mmと、設置面積はA4サイズに抑えています。
「ジアイーノはコロナ禍のころにとても売れましたが、最新機種も根強く売れています。高い性能を備えつつ省スペース化しているのが強みですね。ウイルス対策に加え、壁に染みついた臭いを落としたいといった需要でも売れています。室内でペットを飼われている方にも好評ですね」
第5位:スリムなプラズマクラスターモデル「KI-US50」
5位は再びシャープ製品です。プラズマクラスター25000搭載の「KI-US50」で、空気清浄適用床面積(目安)は23畳までとなります。筐体サイズは幅384×高さ619×奥行き230mm。取材時の価格は54,800円でした。
「KI-UX75よりも置きやすく、価格を抑えたモデルを探している人に人気があります。ブランドの組み合わせはさまざまですが、上位機をリビングに設置してこちらを寝室や子ども部屋に、という買い方をされることも多いですね」
はみ出し情報・・・加湿器を探しているなら1月中がベター
冒頭で触れたとおり、季節的なピークはすでに過ぎている加湿器ですが、一部の製品はまだ売り場に並んでいます。斉藤氏は「1月中なら一部の人気モデルがまだ買える状況ですが、2月に入るとさすがに厳しくなるんじゃないかと思います」と所見を教えてくれました。
取材時点で在庫が確認できた人気モデルには、象印マホービンのスチーム加湿器「EE-RU35」があります。取材時は、在庫処分価格として15,800円の値が付けられていました。「ポットで培った技術を応用していて、加湿器ではずっと一番人気です。お手入れも楽で、扱いやすいと評判です」とのことです。






