ファーウェイが10月14日に発売したスマートウォッチ最新モデル「HUAWEI WATCH GT 6」(以下、GT 6)はサイクリングやゴルフ、ウィンタースポーツなどを記録・分析できる新機能に加え、従来から搭載しているランニング機能も進化した製品です。

本記事では12月14日に開催した「第14回 富士山マラソン」でGT 6(46mmモデル)を借用して走った感想を前後編でお届け。後編となる今回は、富士山マラソンでの使用感をフォトレポートでお伝えします。

前編:WATCH GT 6を着けて富士山マラソンに挑んだ!【前編】ランニング練習で役立った機能は?

  • 第14回富士山マラソンのスタート地点。気温は3.6度、雨も降っていた

    第14回富士山マラソンのスタート地点。気温は3.6度、雨も降っていた

  • 富士山マラソンのコース。山梨県富士吉田市北西にある「船津浜駐車場」を起点に河口湖・西湖の両方を一周する

    富士山マラソンのコース。山梨県富士吉田市北西にある「船津浜駐車場」を起点に河口湖・西湖の両方を一周する

取材協力:ファーウェイ・ジャパン

氷雨の富士山マラソンでGT 6を実走レビュー

第14回 富士山マラソンは前日から天気が崩れ始め、深夜には雪の予報も。富士五湖のひとつである河口湖は標高約900mと平地より高く、冬はとても寒いエリアです。富士山マラソンの25km地点~35km地点では、河口湖より標高の高い西湖も一周します。

大会当日となる12月14日、スタート時間の朝9時は気温3.6度、雨天という非常に冷え込む環境でした。今回は100kmを超えるような長距離のウルトラマラソンを中心に走っているフリーランスライターの三河賢文氏がGT 6を装着して参加。体温を寒さから守る簡易的な雨合羽を羽織ってスタートしました。

  • 簡易カッパを羽織り、スタート前にGT 6の動作確認をする三河氏

    簡易カッパを羽織り、スタート前にGT 6の動作確認をする三河氏

  • 位置情報の取得はスムーズ。いざスタート地点へ

    位置情報の取得はスムーズ。いざスタート地点へ

  • 1km付近の案内板。雨が降り続いており、カッパを着たランナーも多い

    1km付近の案内板。雨が降り続いており、カッパを着たランナーも多い

  • 4km地点におけるGT 6の表示。ペースは順調だが標高や寒さが影響してか、心拍数は高め

    4km地点におけるGT 6の表示。ペースは順調だが標高や寒さが影響してか、心拍数は高め

  • 12km~13km付近の三河氏。なおカッパは走行中上に捨てられる地点が複数設けられていた

    12km~13km付近の三河氏。なおカッパは走行中上に捨てられる地点が複数設けられていた

  • 給食地点の1つではバナナを提供

    給食地点の1つではバナナを提供

  • 塩味が効いた一口サイズのようかん「塩羊かん」(かし原)

    塩味が効いた一口サイズのようかん「塩羊かん」(かし原)

  • カントリーマアムやどら焼きなどのお菓子も

    カントリーマアムやどら焼きなどのお菓子も

  • 山梨県ならでは? のシャインマスカットも提供

    山梨県ならでは? のシャインマスカットも提供

  • 走りながら持っていけるよう1つぶずつ切り取られている

    走りながら持っていけるよう1つぶずつ切り取られている

  • 山梨県産の桃ピューレを練り込んだゼリー「ももちゅるる」(保延商会)

    山梨県産の桃ピューレを練り込んだゼリー「ももちゅるる」(保延商会)

  • 13時頃になってようやく晴れ間が見えてきた

    13時頃になってようやく晴れ間が見えてきた

途中、低体温状態になり普段のタイムで進めなかったという三河氏でしたが、約4時間半で無事ゴール。体調不良と悪天候を考えると健闘といえるタイムです。GT 6を着けて走った所感を聞きました。

  • 富士マラソンを完走! とにかく気温の低さがこたえたとのこと

    富士マラソンを完走! とにかく気温の低さがこたえたとのこと

三河氏:位置情報の精度が従来モデル(WATCH GT 4)より高くなった印象で、大会の走行ルートをほぼ正確に取れていると思います。走っている最中は主に心拍数と走行ペースをチェックしていました。今日は気温が低く、途中で低体温になってしまい、寒くて体が動かない状態になった時もあったので、心拍数が130を切らないように意識し、体が冷えすぎないよう気をつけていました。

GT 6は画面が大きく、走っている最中でも項目が見やすいですね。画面が小さいと腕を上げて顔の近くに持ってこないと詳細が確認できませんが、GT 6は腕を振ったそのままの流れで数値をチェックできる点がよかったです。通常モードにしていると画面が都度消灯してしまうので、大会時は常時点灯モードにしておくと、腕の動作で画面を点灯させる必要がなく、情報確認がスムーズになると思います。

  • 富士山マラソンの走行データ。高度情報を見ると最大高度937.9mと標高の高いルートだったことがわかる(画像2段目)

  • 「HUAWEI Health」アプリでは、アクティビティ「屋外ランニング」で取得したデータを一覧表示できる

    「HUAWEI Health」アプリでは、アクティビティ「屋外ランニング」で取得したデータを一覧表示できる

  • 総走行距離は42.62km。途中で仮設トイレに寄った距離を考えるとほぼ正確に取れいているとのこと

    総走行距離は42.62km。途中で仮設トイレに寄った距離を考えるとほぼ正確に取れいているとのこと

【動画】WATCH GT 6で取得した富士山マラソンの走行ルートをアニメーションで振り返り。重複して走った場所も精度高く取得できている

なお、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で12月12日に支援募集を開始したイヤーカフ型のオープンイヤホン「HUAWEI FreeClip 2」も、走行中の“ながら聴き”用として試用してもらいました。

三河氏:こちらも前モデル「HUAWEI FreeClip」より軽量化(5.6g→5.1g)し、着けていることを忘れそうになります。私は耳が薄い方なので、前モデル装着時に本体が下がってくることがありましたが、FreeClip 2ではフィット感が高まっていて、短時間着けた限りでは落ちてくることもありませんでした。サウンドも引き続き良好で、低音がクリアに聞こえる印象です。

  • FreeClip 2のブラック。前モデルよりフィット感が高まった

    FreeClip 2のブラック。前モデルよりフィット感が高まった

未発売のFreeClip 2展示も。会場で体験!

富士山マラソンに協賛しているファーウェイは、GTシリーズをはじめとした製品体験ブースを現地で展開していました。同社によると、富士山マラソンへの協賛は2年前に続き2回目。

  • ファーウェイ製品体験ブースを展開

    ファーウェイ製品体験ブースを展開

ファーウェイのスマートウォッチにはユーザーの日常的な活動を可視化するUI「HUAWEI Activity Rings」機能がありますが、この”Activity Rings”は同時に、他のスポーツイベントと連携する際の同社のコンセプトでもあります。

スポーツイベントで、より多くの人にそのスポーツを楽しんでもらう。“Activity Rings”はこの目標にコミットするための活動であり、今回の富士山マラソンへの協賛もその一環だといいます。

現地で設営されたファーウェイブースでは、スマートウォッチ「GT 6」シリーズに加え、12月12日からクラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で先行販売を開始した オープン型イヤホン「HUAWEI FreeClip 2」(以下、FreeClip 2)の試作機も展示されていました(GREEN FUNDING支援者への製品発送は2026年2月4日から順次)。

ブースには国内外の参加者が多く立ち寄り、大型のデジタル時計に目標タイムを表示して記念写真を撮ったり、スマートウォッチが当たるイベントに参加したりしていました。

GT 6シリーズを試したランナーは、「デザインがかっこいい」「頑丈」「バッテリーが最大12日間持つ」といった要素のほか、GPSを含む6衛星対応の位置測位で精度の高さに関心を示す人も多かったとのこと。「近い機能を持った他社製スマートウォッチは高価格だが、 GT 6シリーズは3万円代から用意されている。このコストパフォーマンスについても好評だった」と担当者は話していました。

  • 【写真上下】1.47インチAMOLEDディスプレイを搭載したGT 6シリーズは頑丈さも特徴の1つ。写真はイメージキャラクターを務める木村拓哉さんが着けているGT 6 Proのブラウン。サファイアガラスとチタン合金を組み合わせ、机の角に打ち付けても傷がないとアピール

    【写真上下】1.47インチAMOLEDディスプレイを搭載したGT 6シリーズは頑丈さも特徴の1つ。写真はイメージキャラクターを務める木村拓哉さんが着けているGT 6 Proのブラウン。サファイアガラスとチタン合金を組み合わせ、机の角に打ち付けても傷がないとアピール

ブースで展示しているFreeClip 2は実際に耳へ装着し、自分のスマートフォンや用意してあるスマートフォンととペアリングし、音楽を試聴できました。

  • FreeClip 2のブルー。新色ブルーはケースにざらつきのあるデニム調の質感を採用している。指紋が目立たず好印象

    FreeClip 2のブルー。新色ブルーはケースにざらつきのあるデニム調の質感を採用している。指紋が目立たず好印象

  • 初代FreeClipと並べてみた。ケースサイズも小型化し、スクエアに近い形となった

    初代FreeClipと並べてみた。ケースサイズも小型化し、スクエアに近い形となった

  • イヤホン本体。音を出すアコースティックボールと耳裏で支えるコンフォートビーンズブルーは光沢感ある素材が使われている

    イヤホン本体。音を出すアコースティックボールと耳裏で支えるコンフォートビーンズブルーは光沢感ある素材が使われている

  • FreeClip 2(左)と初代FreeClip(右)を並べたところ

    FreeClip 2(左)と初代FreeClip(右)を並べたところ

初代FreeClipのユーザーである筆者が早速試してみたところ、一番印象的だったのは耳へのフィット感でした。

初代モデルでは、音が流れるアコースティックボールと自分の耳の穴をうまく合わせる位置調節が必要だったり、長時間の使用中に下がってくることがありましたが、FreeClip 2は従来より耳をしっかりホールドし、調節せずともアコースティックボールが耳穴付近へ丁度良く収まります。

本体の小型化による軽量化だけでなく、耳を挟むC-bridgeの弾性を調整したことで「装着時によりずれにくくなっているのでは」とブース担当者は話していました。