傾けると動く壁紙とは、iOS 26で追加された「空間シーン」のことですね? iPhoneの傾きに応じて背景と手前の被写体が分離したかのように動くこの新機能は、見慣れた写真に奥行きをくわえ新鮮味を感じさせてくれます。
この機能を有効にするには、壁紙に使う画像を選択する画面で適当な写真、または「写真シャッフル」を選択したうえで、六角形の空間シーンボタンをタップしておかなければなりません。この設定を完了させこれまで支障なく動作していたとすれば、おそらく問題は「低電力モード」でしょう。
壁紙の空間シーンは、低電力モードでは動作しません。iPhoneに内蔵され傾きなどを検知するジャイロセンサーは、低電力モードでは停止されてしまうからです。低電力モードを解除すれば、再び空間シーンが動作するはずです。
なお、低電力モードではさまざまな機能が制限/一時停止されます。CPUのパフォーマンスが抑制され、一部の機能/アプリの処理速度が低下することがあるほか、モバイル通信が5Gから4G/LTEに切り替わる、画面の明るさが低下する、ディスプレイのリフレッシュレート(1秒間あたりの書き換え回数)が60Hzに制限されます。
ジャイロセンサーや加速度センサー、環境光センサーといったiPhoneに搭載されているセンサー類は、低電力モードであっても無効化されることはありませんが、空間シーンなどセンサーの働きに依存する一部の視覚効果は対象に含まれます。空間シーンを動作させたいときには、低電力モードをオフにしましょう。
