OPPOが、ハイエンドスマホ「OPPO Find X9」を発表。OPPOの想定を上回る売れ行きを記録した「OPPO Find X8」の後継モデル。要望が多かったおサイフケータイ(FeliCa)をついに搭載したほか、名門カメラメーカーのHasselblad(ハッセルブラッド)とコラボしてカメラ性能を引き上げるなど、新世代のFindシリーズへの期待に応える1台に仕上がっていました。

  • おサイフケータイの搭載などで日本向けに仕上げたOPPOのハイエンドスマホ「OPPO Find X9」

    おサイフケータイの搭載などで日本向けに仕上げたOPPOのハイエンドスマホ「OPPO Find X9」。SIMフリー版の価格は149,800円

専用カメラ搭載、光源が混じるシーンでも自然な色に

Find X9で特に力が入っているのが、ハッセルブラッドと共同開発したカメラ機能。3眼カメラはすべて大型タイプのセンサーで、50Mの高画素を生かして精細な写真が撮れるだけでなく、ハッセルブラッドの伝統を生かした「本物の色」で表現できるようにしたのが特徴です。

  • カメラは3眼+マルチスペクトルカメラ。マルチスペクトルカメラは細長い窓の下半分に搭載している

    カメラは3眼+マルチスペクトルカメラ。マルチスペクトルカメラは細長い窓の下半分に搭載している

それを後押しする装備が、背面に備わるマルチスペクトルカメラ。光を9つの波長帯で解析し、画像を48分割して色温度を検知する機能を備え、白熱灯と太陽光など複数の光源が混在する複雑な環境でも最適なバランスを取ることで、特定の光源の色に引っ張られる不自然さを解消し、自然で正確な色彩で表現できるようにしています。

  • マルチスペクトルカメラは色温度を検知するために搭載された

    マルチスペクトルカメラは色温度を検知するために搭載された

  • 複数の光源が混じる状況でも、人物の顔が自然な色合いに仕上がる

    複数の光源が混じる状況でも、人物の顔が自然な色合いに仕上がる

AIを用いた新しい高画質化機能としては、逆光などの際に顔が暗くなった写真をワンタッチで補正する「ポートレートグロー」が新たに追加されました。顔に照明を当てて明るくするようなイメージで、顔だけを自然に明るくしつつ、好ましい色合いにしてくれます。

ユニークなのが、ハッセルブラッドのフィルムカメラ「XPAN」を再現したXPANモードを搭載したこと。XPANは、35mmフィルム2コマ分に近い65:24というワイドな撮影ができるフィルムカメラで、その超ワイド撮影が楽しめます。モノクロなどのフィルターも適用でき、ほかにはない撮影が楽しめます。

  • 異色のフィルムカメラ「XPAN」を再現したXPANモード。XPANは、35mmフィルムを使って65:24比率のパノラマ撮影ができた

    異色のフィルムカメラ「XPAN」を再現したXPANモード。XPANは、35mmフィルムを使って65:24比率のパノラマ撮影ができた

  • かなりワイドなので撮影シーンを選ぶが、ハマれば印象的な仕上がりになりそう

    かなりワイドなので撮影シーンを選ぶが、ハマれば印象的な仕上がりになりそう

バッテリー、単に大容量なだけではない

Find X9でカメラとともに力を入れているのがバッテリーです。7,025mAhの大容量に仕上げただけでなく、80Wの急速充電や50Wのワイヤレス充電にも対応。今回、80Wの急速充電に対応するSUPERVOC ACアダプターを標準添付としたのも注目できます。これについては、急速充電の価値を買ってすぐに体感してほしいから、と説明しました。

バッテリーを経由せず本体に直接電力を供給するバイパス充電にも対応し、ゲームを長時間プレイする際もバッテリーの劣化や熱の発生、パフォーマンスの低下を抑えられるのも評価できます。

  • バイパス充電に対応するので、腰を据えてゲームをする際も本体が熱くならず不快にならずに済む

    バイパス充電に対応するので、腰を据えてゲームをする際も本体が熱くならず不快にならずに済む

おサイフケータイは安心感をもたらす

晴れて採用したおサイフケータイ(FeliCa)ですが、グローバル版にはない装備だけに、搭載は手間もコストもかかります。しかし、日本ではおサイフケータイに対する強いニーズがあるとともに、まだ活用していない人も何かのタイミングに使うことになった際に「搭載されていてよかった」という安心感を与えるためにも搭載は必須だった、としました。

AIを活用した新機能が「AIマインドスペース」。側面のボタンを押すと、画面に表示されている情報をAIが分析して保存し、あとで簡単に検索できる機能です。たとえば、目的地までの乗り換え情報を検索した画面を取り込むと、行程をまとめたうえで、電車の発車時刻をスケジュールに追加できます。検索でお目当ての情報を探し出すのも簡単です。

気になった飲食店や観光地の情報をスクショして保存する人は多いですが、その情報をあとから探し出すのは大変。Find X9ならば、スクショの代わりにAIマインドスペースに保存すれば、あとで情報を探し出すのがとてもラクになります。

  • Chromeを開いて、乗換案内のWebサイトで旅行のルートを検索した

    Chromeを開いて、乗換案内のWebサイトで旅行のルートを検索した

  • この画面を取り込むと、画面内の情報を抽出して一覧でまとめてくれた

    この画面を取り込むと、画面内の情報を抽出して一覧でまとめてくれた

  • 新幹線の乗車情報は、スケジュールとして追加できる

    新幹線の乗車情報は、スケジュールとして追加できる

Find X9の発表に合わせ、OPPOはユーザー参加型のイベントとして、フォトコンテストとeスポーツイベントを実施することを発表。イベントへの参加でOPPOやOPPO製品に親しみを感じるユーザーを増やすことを狙います。

Find X9はSIMフリー版だけでなく、MNOやMVNO各社も販売します。販売チャネルによっては、購入者に純正のマグネットセルフィ―スティックやアラミド繊維マグネットケースをセットでプレゼントするほか、2万円分のポイント進呈を実施するところもあります。

  • アラミド繊維マグネットケース(左)とマグネットセルフィ―スティック(右)

    アラミド繊維マグネットケース(左)とマグネットセルフィ―スティック(右)

  • Find X9の仕上がりに自信を見せる、オウガ・ジャパン専務取締役の河野謙三氏(左)と営業推進部プロダクトマネージャーの中川裕也氏(右)。中央は、Find X9が搭載するDimensity 9500を供給するメディアテックジャパンの出石賢氏

    Find X9の仕上がりに自信を見せる、オウガ・ジャパン専務取締役の河野謙三氏(左)と営業推進部プロダクトマネージャーの中川裕也氏(右)。中央は、Find X9が搭載するDimensity 9500を供給するメディアテックジャパンの出石賢氏