Ryzen 9000向けの背面コネクタマザー

ASUSの「TUF Gaming B850-BTF WIFI W」は、オールホワイトのAMD B850チップセット搭載マザーボード。背面コネクタ「BTF」シリーズの製品で、ケーブルを隠してスマートなシステムを構築できる。Thunderbolt(USB4)ヘッダ、20GbpsのUSBタイプC、Realtek 2.5GbEなどのインタフェースも備える。価格は46,000円前後。

  • ASUSの「TUF Gaming B850-BTF WIFI W」。電源は14(80A)+2(80A)+1フェーズだ

    ASUSの「TUF Gaming B850-BTF WIFI W」。電源は14(80A)+2(80A)+1フェーズだ

  • コネクタ類は背面側に配置。搭載するにはBTFに対応したケースが必要になる

ドスパラ限定のオールホワイトZ890マザー

GIGABYTEの「Z890 Aorus Elite WIFI7 ICE」は、Intel Z890チップセット搭載マザーボードのホワイトモデルだ。16+1+2フェーズの電源回路を搭載し、基板上の4つのM.2スロットには、全てヒートシンクが用意されている。ドスパラ限定モデルとなっており、同ショップでの価格は31,980円。Z890のホワイトモデルとしては、比較的安価だ。

  • GIGABYTEの「Z890 Aorus Elite WIFI7 ICE」。オールホワイトのモデルだ

  • バックパネルには、DisplayPort、Thunderbolt 4(タイプC)、2.5GbEなどを搭載

BTF/通常マザーに両対応のRTX 5070 Ti

ASUSの「TUF-RTX5070TI-O16G-BTF-WHITE」は、同社BTFに対応したGeForce RTX 5070 Tiグラフィックスカード。BTFマザーボードに設置する場合、基板側から電力を供給するため、補助電源ケーブルを不要にできる。この「GC-HPWR」アダプタは着脱式になっており、取り外せば通常のマザーボードで利用することも可能だ。価格は198,000円前後。

  • ASUSの「TUF-RTX5070TI-O16G-BTF-WHITE」。トリプルファンのクーラーを搭載

  • 中央下部の「GC-HPWR」アダプタを外せば、BTF以外のマザーボードでも利用可能

5万円で買えるBlackwell「5050」が登場

NVIDIAから新型GPU「GeForce RTX 5050」が登場、搭載グラフィックスカードの発売が開始された。RTX 5060に比べ、CUDAコアが3,840基から2,560基へと削減されたほか、メモリも8GB GDDR7から8GB GDDR6へと変わっているが、マルチフレーム生成機能「DLSS 4」が5万円以下のグラフィックスカードで利用できるのは魅力だ。

  • GIGABYTEの「GV-N5050GAMING OC-8GD」。28cm長のトリプルファンモデルだ

  • 「GV-N5050WF2OC-8GD」はデュアルファンでコンパクト。低価格も魅力だ

GIGABYTEからは、トリプルファンモデル「GV-N5050GAMING OC-8GD」(49,000円前後)、デュアルファンモデル「GV-N5050WF2OC-8GD」(45,000円前後)、ロープロ対応モデル「GV-N5050OC-8GL」(49,000円前後)が登場。そのほかMSIからは、デュアルファンの「GeForce RTX 5050 8G Ventus 2X OC」(47,000円前後)が発売されている。

  • ロープロ対応の「GV-N5050OC-8GL」。DisplayPortとHDMIを2つずつ備える

  • MSIの「GeForce RTX 5050 8G Ventus 2X OC」。TORX Fan 5.0をデュアル搭載

ランダム性能が強化されたM.2 NVMe SSD

Crucial(Micron)の「T710」は、PCI Express Gen5に対応する超高速なM.2 NVMe SSDだ。データ転送速度は、リードが最大14,900MB/s、ライトが最大13,800MB/sと、従来モデル「T705」より向上。特にランダム性能(IOPS)は最大2.2M/2.3M(リード/ライト)と、大幅に高速化された。価格は、1TBが29,000円前後、2TBが42,000円前後。

  • Crucialの「T710」。従来モデルに比べ、特にランダム性能が大きく向上した

  • ラインナップとしてはヒートシンク付きもあるが、今回入荷したのは無しモデル

ツインタワーながら安価なCPUクーラー

CPS(PC Cooler)の「RT620-BK」は、ツインタワーの高性能CPUクーラー。設置方向による影響を受けにくいアンチグラビティ・ヒートパイプを6本搭載しており、TDPは235Wに対応する。LEDは非搭載ながら、価格は5,000円前後と安く、お買い得感がある。高さは153mmに抑えられており、ケースには干渉しにくいだろう。

  • CPSの「RT620-BK」。LEDは非搭載ながら、オールブラックで高級感がある

  • ヒートパイプは6本搭載。サイズは125(W)×153(H)×138(D)mmだ(ファン含む)

フィギュアを展示できるミドルタワー

Lian Liの「Vector V100」は、フィギュア等の小物を展示できるスペースを備えたミドルタワーケース。フロントと左サイドの強化ガラスはピラーレスで、左サイド下部には26個のLEDを備えたARGBストリップも搭載、ユニークな外観のPCが構築できるだろう。カラーは2色で、価格は、ブラックが10,000円前後、ホワイトが11,000円前後。

  • Lian Liの「Vector V100」。フロント右下に小物を置けるスペースがある

  • マザーボードはE-ATXまで搭載可能。背面コネクタ仕様にも対応している

RazerからBluetoothの超軽量キーボード

Razerの「Joro」は、コンパクトで持ち運びに便利なゲーミングキーボードだ。超薄型スイッチの採用により、厚さは16.5mmに抑えられており、重さはわずか374g。ファンクションキーや矢印キーなどもしっかり備える。接続はBluetooth 5.0で、バッテリは最大1,800時間の稼働が可能だ。キー配列はUS配列のみ。ツクモでの価格は22,480円だ。

  • Razerの「Joro」。「Chroma RGB」によるライティングに対応している

  • 超薄型スイッチを採用。静音でありながら、タクタイル感に優れるという