アイリスオーヤマは3月31日、ファブリック調のデザインを採用した円柱形サーキュレーター「WOOZOO 360 barrel」を発表した。4月22日に発売する。

上位モデルのグレーを全国の家電量販店中心に、ベースモデルのホワイトをEC・ホームセンター中心に取り扱う。価格はオープンで、店頭予想価格はグレーが25,000円前後、ホワイトが16,000円前後の見込み。

  • WOOZOO 360 barrelのグレーを稼働させたところ。barrelは“樽”の意味で、円柱デザインの本体をイメージして名付けたという

「WOOZOO 360 barrel」は、送風部や台座の外側にファブリック調のデザインを採用したサーキュレーター(グレーのみ。ホワイトはマット仕様)。台座の表面には金属のような光沢を施し、高級感を演出している。

  • WOOZOO 360 barrelのホワイトとグレー。ホワイトの羽根サイズは15cm、グレーの羽根サイズは18cmで、グレーの方がホワイトよりパワフルに風を送れる

  • グレーは送風部や台座の外側にファブリック調の凹凸デザインが施され、上質感やファブリックの持つ温かみを表現した

同社サーキュレーターとして初めて首振り幅を左右4段階(60度/90度/180度/360度)・最大360度、上下6段階(0~30度/30~60度/60~90度/0~60度/0~90度)・最大90度で可動できるようになった。首振り角度を細かく設定できるようになったことで、部屋干し衣類へピンポイント送風もしやすくなっている。

稼働状況は台座にあるパネルで確認でき、操作はパネル下のタッチボタンと付属リモコンで行う。モーターは細かい回転制御がしやすく、消費電力も(ACモーターと比べ)低いDCモーターを搭載。リモコンでは角度を無段階調節できるほか、自然な揺らぐ風をイメージしたリズムモードや、やさしい風を送るおやすみモードなども選べる。また、同社のサーキュレーター製品として初めて、マグネットで台座横に取り付けられる仕様となっている。

ガードや羽根は工具なしで外せ、取り外したパーツは水洗いできる。WOOZOOはこれまで同社サーキュレーター商品の1ブランドだったが、今回ブランドコンセプトを一新。より生活に適した幅広いアイテムを提案するブランドとして今後展開していく。

グレーの本体サイズはW225×D225×H342mm、重さは約2.3kgで、適用床面積は40畳。ホワイトはグレーと比べ羽根サイズが小さく、サイズはW195×D195×H325mm、重さは約2.0kgで、適用面積は32畳。

  • 稼働後に電源をオフにすると自動で上を向く“定位置”状態に戻る

  • 電源は家庭用ACコンセント。左がホワイト、右がグレーのもので、電源コード・ACアダプタも本体カラーに合わせた色になっている

  • 前面にあるインタフェース。アイコンをタッチして電源オンオフや風量、首振り操作を設定できる。本体では切りタイマー機能も搭載。なお、リモコンでは入りタイマー機能を搭載している

  • 付属リモコンは台座側面にマグネットで装着できる。本体操作と異なり、無段階での角度調整や、自然な揺らぐ風をイメージした送風モードなどを設定できる

  • 送風口。中央にWOOZOO(ウーズ―)のロゴが入っている

  • 工具不要で分解可能。3つの手ねじを外すことでガードや羽根を外して水洗いできる

  • グレーの台座表面は金属をイメージした光沢加工を施した。本体は外から見えにくいよう配置した2つの支柱で支えており、台座から“浮いている”ように見えるよう工夫されている