「CP+2025」のOMデジタルソリューションズのブースでは、かつてのフィルム一眼レフカメラ「OM-1」のデザインを継承した新しいミラーレスカメラ「OM-3」が注目を集めていた。

  • OMデジタルソリューションズのブース

OM-3が注目、新アクセサリーも土日に展示

OM-3は、マイクロフォーサーズを採用したミラーレスカメラ。同社のフラッグシップ「OM-1 Mark II」と下位モデルの「OM-5」の中間に位置するミッドレンジのミラーレスだが、特にクラシックスタイルを強調したデザイン性が特徴。

  • OM-3。レトロなデザインを採用

  • OM-3のデザイン検討案。デザイン完成までの過程が分かる

オリンパス時代の歴史的なフィルムカメラであるOMシリーズに近いレトロ調のデザインを採用しており、特徴的なペンタブやダイヤル形状など、「OLYMPUS OM-1」の設計思想を継承した、としている。

  • フィルム時代のOLYMPUS OM-1

  • こちらはOLYMPUS OM-3

まったく同じデザインではないが、デジタル対応に向けてボタンの変更や追加などをしている。特に、前面のクリエイティブダイヤル、背面のCP(コンピュテーショナルフォトグラフィ)ボタン、静止画/動画/SQダイヤルといった特徴的な機能を追加した。

  • 前面にはクリエイティブダイヤル

  • 背面の上部にはCPボタンを装備

  • 本体上部

  • バリアングルモニターを搭載するのはデジタル時代ならでは

CPボタンは、三脚ハイレゾショット/手持ちハイレゾショット/ライブND撮影(ND2-64)/ライブGND撮影(GND2-8)/深度合成撮影/HDR撮影(HDR1、 2)/多重露出撮影が利用できる。主に連写合成を生かした機能で、これまでも搭載していたが、「コンピュテーショナルフォトグラフィ」として設定できるようになった。今まではメニューの奥にあって使いづらかった機能を、簡単に使えるようにしたとブースの説明員。

  • 高品質なEVFを搭載するために軍艦部の存在は重要だと説明員

  • レンズを外したところ

コンピュテーショナルフォトグラフィはスマートフォンのカメラでも使われているが、スマートフォンはよりソフトウェア処理を活用した機能という位置づけ。それに対してOMシリーズでは、合成処理に特化している。逆に言えば「ソフトウェアで作っている」ということではないという言い方もできそう。

そんなOM-3では、会場内でも注目の的で、デモ機を触ろうと多くの人が並んでおり、人気の高さを感じさせた。OM-3のデモコーナーでは、レンズを付け替えて試すことができるため、大小さまざまなレンズでOM-3を体験できるようになっていた。

  • M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 ISを装着したところ

OMデジタルソリューションズのブースではほかに、四季をテーマにした撮影コーナーに様々なカメラを展示しており、望遠レンズを含めた撮影体験が可能だった。

  • 四季をイメージした撮影コーナー

  • 望遠レンズを試すこともできる

  • 鳥認識AFをアピールするために鳥の模型も設置されていた

平日の段階では展示はなかったが、29日からはアクセサリー「OM SYSTEM × MILLET オリジナルウェアラブルショルダーフォトポケット」の出展も行うという。すでに人気とのことで、購入前に実際に試せるチャンスだ。