ストロボやLEDライトなどを積極的に展開し、比較的手頃な価格設定と高い信頼性で今や飛ぶ鳥を落とす勢いのGODOX(ゴドックス)。これまでのCP+では、日本の正規代理店であるKPI(ケンコープロフェッショナルイメージング)のブースのなかにGODOXコーナーを設けていましたが、今回のCP+は単独でもブースを出しています。
今回の出展で注目は、オンカメラフラッシュ(クリップオンストロボ)の「V100」とモノブロックタイプの「AD600B/AD600BM」。特にV100は、クラス最大の100Wsの出力を誇るとともに、グローバルシャッターを備えたミラーレスとの互換性を誇り、最大1/80,000秒のシャッター速度にも対応しています。バッテリーはGODOXお得意のパワフルなリチウム充電池の採用と、隙はありません。同社のブースを訪れた際はぜひ手に取ってみてほしいストロボです。
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GODOXではオンカメラフラッシュと銘打っていますが、いわゆるクリップオンストロボの「V100」。大光量のうえ、グローバルシャッターの対応やタッチ操作の可能なスクリーンの採用など、革新的なストロボとなります。キヤノン、ニコン、ソニー、富士フイルム、OMシステム/パナソニックに対応しています
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LEDライトであるMS60Rの4灯セット。専用のトランクが用意されるなど、可搬性も考慮されています。瞬間光であるストロボよりも定常光のほうが使いやすいと感じる写真愛好家は注目してほしいLEDライトとなります
そのほかには、コンパクトなモノブロックストロボ「AD100Pro」に従来のブラックに加え、グリーン/レッド/ホワイト/ブルー/ピンクの5色が加わりました。取材時はグリーンとピンクが展示されていましたが、撮影用の機材は黒ばかりでつまらない…と思う写真愛好家はチェックしたいアイテムです。
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「AD100Pro」のカラーバリエーションモデル。写真のピンクとグリーンのほかレッド/ホワイト/ブルーが加わりました。黒一色で味気なく思っていた写真愛好家には、うってつけのストロボとなりそうです。発売日、価格等は現時点では不明です
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こちらも新しいGODOXのモノブロックスタイルのストロボ。電源はリチウムイオン充電池で、出力は600W、ガイドナンバーは87(m・ISO100)としています。本格的な撮影に適したストロボと述べてよいでしょう
GODOXは、従来どおりKPIのブースの中にもコーナーを設けています。単独ブースが混んでいるときや、日本人による詳細な説明が必要なときなどは、そちらを訪れてみてもよいかもしれません。
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GODOXブースの説明員のみなさん。全員中国の方ですが、日本語が話せる人もいたので安心してよいでしょう。同社以外のブースでも海外の方が説明員としてブースに立たれることが多いので、スマートフォンに通訳アプリを入れておくと安心かと思います