ドウシシャは2月28日、健康家電「ゴリラのハイパワー」シリーズに2つの新製品を追加しました。1つは力強く手をケアする「ゴリラの握手」、もう1つはツボ押しパーツが増え強力に足裏を押す「スーパーゴリラのひとつき」です。

「ゴリラのハイパワー」シリーズはテレビやSNSで話題となり、これまで累計50万個販売したヒット商品です。第1弾は強力ポンプでふくらはぎをケアする「ゴリラのひとつかみ」、第2弾は足裏をケアする「ゴリラのひとつき」。

今回登場した「ゴリラの握手」と「スーパーゴリラのひとつき」は、これらに続くシリーズ新製品となります。

  • 強力な電動ポンプで空気を送り込み力強く手をケアする「ゴリラの握手」(1個入り)。価格は5,500円前後

    強力な電動ポンプで手を前後から押す「ゴリラの握手」(1個入り)。3月上旬に直販の「ドウシシャストア」をはじめ、全国の量販店などで販売。価格は5,500円前後

  • 従来版より強力になった電動足裏ケア商品「スーパーゴリラのひとつき」(1個入り)。3月上旬に直販やAmazon.co.jp、ドン・キホーテ(PPIHグループ)など限定販路で販売する。価格は6,600円前後

ドウシシャが開催した新商品展示会でさっそく「ゴリラの握手」を試してみました。商品のテーマは「やみつきになるハイパワー」。“まるでゴリラにつかまれているようなハイパワー”で手を挟み込み、ケアする商品です。カラーはピンク系、グレー系、パープル系の3種類。

手をピンポイントで刺激できる突起(握手パーツ)を同梱し、面ファスナーで自分の手を刺激したい沿って配置。あとは手を入れ面ファスナーで固定し、電源ボタンを押すと加圧がスタートします。

  • 2つの握手パーツを同梱。面ファスナーで好きな場所に付け外しできる。内タグでもゴリラが説明

  • 親指の付け根を、握手パーツで表裏から挟み込んでみた

パワーは弱/中/強の3段階で調節可能。電源ボタンを押すことで調整できます。最初は弱で試したところ、程よい押し感が気持ちいい反面、もう少し強く押されたい感覚もありました。

そこで、より手に沿った形で面ファスナーを巻き直し、モードを強にしたところ、圧が一変。ゴリラを感じらせる力強い“ギュウギュウ”とした握りに変わり、人差し指と親指の付け根を狙うよう配置した突起も容赦なくゴリゴリ押されました。確かに痛く、だけど力強い加圧が気持ちよく、慣れると並みの圧では物足りなくなるかもしれません。

  • 強モードで稼働させたところ。内部のエアバッグに空気が送られ力強い締め付け感がある

  • 本体は手袋形状になっており、親指側の上部と、人差し指~小指側上部が開いているデザインだ

  • 手のひら側からみたところ。強モードでは握手パーツがピンポイントで手を刺激し、慣れないと痛いほどだ

  • 製品パッケージは手に取りやすいことを目指した袋形状。このゴリラ、悪気なくハイパワーで握手して「アッごめんなさ~い! 強すぎちゃった?」とか言ってきそうな気がする

「ゴリラ」シリーズの新製品としてはこのほか電動足裏ケア商品「スーパーゴリラのひとつき」も登場。一点を押す「ひとつきパーツ」と、やや尖った「スーパーひとつきパーツ」の2つが同梱され、足裏を刺激します。パッケージには「とにかく痛いのであざが出来やすい人や骨が弱いと思われる人はご使用しないでください」との注意書きがありました。

この2製品を皮切りに、今後もシリーズを拡充していくとのこと。なお「スピンオフ企画」として電動ケアアイテムではない「ゴリラ」製品も紹介されました。

1つは“ゴリラのような気分で軽々扱える”という超軽量なフライパン「ゴリラのひとつまみ」。なんと26cm径で(豆腐1丁に近い)375gという軽さを実現しています。

ガス火専用のフライパンで、ダイキャスト製法により部位ごとに細かく厚みを調整して成形。フッ素加工によりお手入れもしやすくなっています。3月22日から直販やドン・キホーテ、ビックカメラ、キャン★ドゥの一部店舗で先行販売を開始します。サイズ違いで6モデルを揃え、価格帯は1,958円~2,728円。

  • 軽量フライパン「ゴリラのひとつまみ」。ラインナップは玉子焼き(310g・1,958円)、20cmフライパン(310g・1,958円)、26cmフライパン(375g・2,178円)、28cmフライパン(415g・2,508円)、24cm深型フライパン(385g・2,178円)、28cm深型フライパン(470g・2,728円)。実際手に持ってみても「軽い」の一言

もう1つは約2kgという超重量級のジョッキ「ゴリラのひとくち」。容量は135mLしかないにも関わらず、約2kgの重さとなるスチール製ジョッキです。“飲みすぎ防止”を目指した製品で、父の日などでのプレゼント需要も見込むとのこと。

軽い気持ちで取っ手を持ったら最初は持ち上がらず、再度気合を入れ直して持ち上げられました。通常のジョッキメーカーでは制作を断られたため、ダンベルメーカーに企画を持っていき実現できたという開発秘話も。そのため重さのチェックは一般的なダンベルと同等の基準で行われているといいます。

  • 超重量級のジョッキ「ゴリラのひとくち」。3月上旬に発売し、店頭価格は3,850円前後の見込みだ。パッケージも「2kg」を前面にアピールし、一見すると(しなくても?)ダンベルに見える