東日本旅客鉄道(JR東日本)は2月21日、「JR東日本トレインシミュレータ」に対応した公式マスコンユニットを発表した。大きさや触感を、実際の電車で使用しているマスコンユニットに可能な限り近づけている。運転士気分を盛り上げるべく、オプションで計器盤モニターや運転台を追加できる。鉄道車両の製造や改造、修理を手がける司機工が製造する。
価格は、マスコンユニットが250万円、マスコンユニットと計器盤モニターのセットが300万円、マスコンユニット、計器盤モニター、運転台のセットが380万円。発売は2月27日の12時で、完全受注生産のため注文から配送まで3~4カ月かかる見込み。
Steamのプラットフォームで配信している「JR東日本トレインシミュレータ」に対応した公式マスコンユニット。素材選定にこだわっており、大きさや触感を可能な限り実物に近づけるよう再現している。マスコンユニットには、シリアルナンバーを刻印したプレートが取り付けられている。材質はアルミと鉄。サイズは95×28×20cm、重さは約21kg。
専用の別売オプションとして、計器盤モニターと運転台を用意する。計器盤モニターは、シミュレータ画面に表示されている速度計やモニター表示をリアルに映し出せる。材質はアルミと鉄。サイズは98×27.5×41.5cmで、重さは約16kg。
運転台は、マスコンユニットや計器盤モニター設置に適した台。足元には、付属の警笛吹鳴用警笛ペダルが設置できる。材質は鉄。サイズは110×65×113.5cmで、重さは約55kg。