Dynabookは同社製PC「dynabook」シリーズが35周年を迎えたことを記念し、東京・秋葉原の「ベルサール秋葉原」で記念イベント「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」を開催する。期間は2024年8月9日・10日の2日間で、開催時間は11時~20時(2日目は19時30分まで)。参加は無料。

  • 8月8日、イベント設営真っ最中のベルサール秋葉原にて

「ダイナブック大作戦 in 秋葉原」は、初代モデルにあたる「DynaBook J-3100 SS001」が1989年に発売してから、2024年で35周年を迎えることを記念したもの。Dynabook社内では「PCといえば秋葉原」という社員が多く、同社最新のAI PCを(若年層も含め)多くの人に試してもらうなら秋葉原だろう……という流れから、ベルサール秋葉原でのイベント開催に至ったという。

イベントでは、AI処理に特化したNPUを備えたIntel Core Ultra搭載の「dynabook R」シリーズを中心にさまざまな体験コーナーが用意されている。注目コーナーの1つが、dynabook Rを使ってAIタスクを実際にこなしてみるイベント。普段PCに触れる機会が少ない若年層に特に試してほしいといい、著名人によるAIをテーマにしたトークショー、ワークショップも複数回予定されている。

  • ダイナブック大作戦 in 秋葉原の会場案内

  • AIをテーマにYouTuberによるワークショップやAI体験講座が開催される

もう1つの注目コーナーが、ノートPC「DynaBook J-3100 SS001」からdynabook最新ラインナップまで35年間の歴史を紹介する展示だ。今回なんと「DynaBook J-3100 SS001」の分解展示も行われるといい、最新モデルであるdynabook Rシリーズとの構造比較も予定されている。1989年に発売されたノートPCの内部構造を見る機会はなかなかないので、ぜひ探してみてほしい。

このほか、コンセプトモックアップのXRグラス(拡張現実空間を活用できるスマートグラス)を実際に試せるスペースが用意されている。XRグラスは自分の視界の上に作業ウィンドウを重ねて見られるデバイスで、一般的な眼鏡のような軽さで気軽に装着できることが特徴。

このほか、社内外に熱狂的なファンがいるというdyabookのキャラクター、「ぱらちゃん」のノベルティグッズも配布するとのこと。秋葉原へ出かける機会がある方は、ぜひ立ち寄ってみてほしい。

  • 生成AI処理をdynabook Rシリーズで実際に試せるコーナーが用意されている

  • 35年間に登場した歴代dynabookが一堂に会する

  • DynaBook初号機にあたるJ-3100 SS001が分解展示されるとのこと

  • J-3100 SS001の実機。本当に分解されてしまうのか……?

  • XRグラスの展示イメージ。会話内容を認識して画面上にテキスト表示したり、使っているPC画面を拡張できたりする

  • XRグラスの実機