パナソニック ハウジングソリューションズは7月30日、貯湯式の温水洗浄便座「ビューティ・トワレ MTシリーズ」を発表した。温水タンクを内蔵しながら、便座の高さを約11cmに抑えて薄型デザインに仕上げた。利用パターンを学習し、生活スケジュールに合わせて自動で節電してくれる。ホワイトとパステルアイボリーの2色で展開する。希望小売価格は、オート脱臭 / パワー脱臭ありのモデルが85,000円。なしのモデルが78,000円。8月1日より発売する。
ビューティ・トワレ MTシリーズは、温水を内蔵タンクに貯めておくタイプの貯湯式温水洗浄便座。温水タンクを内蔵しながらも、便座の高さを約11cmに抑えた薄型デザインが特徴。便座をすべて覆うフルカバータイプなので、すき間や段差が少なく、清掃もしやすい。
貯湯式はタンク内のお湯を温めておく必要があるため電気代がかかるイメージがあるが、本製品は「スマート暖房便座」機能により、着座しなかった時間帯を曜日ごとに学習。生活スケジュールに沿った節電計画を自動で調節し、最大31%の電気代を削減できるとしている。年間の電気代目安は約4,370円(電力料金目安単価31円/kWh)、年間消費電力量目安は141kWh(4人家族の場合)と省エネ性能に優れる。
ノズル部はステンレス製で、温水によりノズル除菌洗浄も行う。便座面は抗菌効果の高い銀イオンを練りこむ技術で菌の繁殖を抑制。便座裏には約3mmの出っ張りを設けることで、小水の飛び出しを防止している。