X/Twitteアカウントに電話番号を登録する方法

X(旧Twitter)では、電話番号を登録してアカウントを新規作成したり、既存のアカウントに電話番号を追加登録できます。しかし、ユーザーの状況によっては電話番号を登録できない場合があります。

  • 電話番号からX/Twitterアカウントを新規登録する方法

    X/Twitterアカウントの新規作成画面です。SMSを受信できる電話番号を登録して、アカウントを作成できます

  • 既存のX/Twitterアカウントに電話番号を登録する方法-1

    【1】既存のアカウントに電話番号を登録するには、X/Twitterのメニューを「設定とサポート」→「設定とプライバシー」→「アカウント」→「アカウント情報」の順に進んで「電話番号」をタップします

  • 既存のX/Twitterアカウントに電話番号を登録する方法-2

    【2】アカウントのパスワードを入力して、「次へ」をタップします

  • 既存のX/Twitterアカウントに電話番号を登録する方法-3

    【3】登録する電話番号を入力して、「次へ」をタップします

  • 【補足】手順3の電話番号入力画面で広告表示に関する利用を許可したくない場合はスイッチをオフにします

  • 既存のX/Twitterアカウントに電話番号を登録する方法-4

    【4】確認ダイアログが表示されたら「OK」をタップして、認証コードをSMSで送信します

  • 既存のX/Twitterアカウントに電話番号を登録する方法-5

    【5】SMSで届いた認証コードを入力して、「認証」をタップすると電話番号が登録されます

X/Twitteアカウントに電話番号を登録できない原因

X/Twitterアカウントに電話番号を登録できないときの原因は、「電話番号の入力時にエラーが出る場合」と「電話番号の入力後にSMS(認証コード)が届かない場合」に大きく分類できます。

電話番号を入力するとエラーが出る場合の原因

X/Twitterアカウントを新規作成する場合でも、既存のアカウントに追加登録する場合でも、すでに10件のアカウントに登録済みの電話番号を入力すると、エラーメッセージが表示されます。

また、削除後30日を経過していない停止期間中のアカウントに登録されている電話番号、凍結中のアカウントに登録されている電話番号も受け付けてもらえません。X公式ヘルプにも、次のように明記されています。

Xアカウントに電話番号を登録できない場合、次のいずれかが原因である可能性があります。

  • 同じ電話番号が10件を超えるアカウントに登録されている場合
  • 同じ電話番号が、過去30日間に削除されたアカウントに登録されている場合
  • 同じ電話番号が凍結されたアカウントに登録されている場合

10件のアカウントに同じ電話番号が登録されている

X/Twitterでは、同じ電話番号を最大10個のアカウントに登録できます。言い換えると、10個を超えるアカウントを運用する場合は、複数の電話番号を用意して登録を分ける必要があります。

  • X/Twitterで10件のアカウントに登録済みの電話番号を入力したときのエラー画面

    10件のアカウントに登録済みの電話番号を入力すると、「すでに登録されています」というエラーが出て警告されます

過去30日以内に削除されたアカウントに同じ電話番号が登録されている

同じ電話番号を登録したアカウントが10個以内であっても、そのうち1つのアカウントを削除して30日が経過するまでは、同じ電話番号を使って新規にアカウントを作成することはできません。

X/Twitterアカウントを削除しても、30日間は「停止」の扱いで生きている状態です。急いで対処したい場合は、削除したアカウントを一時的に復活させて、登録済みの電話番号を削除してから、新しいアカウントに登録する方法があります。

なお、今回筆者が検証したところ、既存のアカウントに電話番号を追加登録する場合は、過去30日以内に削除したアカウントと同じ電話番号でも登録可能でした。

  • X/Twitterの新規作成時に削除して30日未満のアカウントと同じ電話番号を入力した場合

    削除したばかりのアカウントと同じ電話番号をアカウント作成画面に入力して、次に進もうとすると、「問題が発生しました」というエラーメッセージが表示されました。「しばらくしてからやりなおしてください」と記載されていますが、アカウント削除後30日が経過するまでエラーが出続けます

  • 削除したX/Twitterアカウントを復活させる方法-1
  • 削除したX/Twitterアカウントを復活させる方法-2
  • アカウントを削除しても、30日間の停止期間中であれば、再ログインすると復活できます。X/Twitterのアカウント削除と復活方法については、下記の関連記事で詳しく解説しています

【関連記事】
X/Twitterアカウントを復活させる方法、削除後30日以上はアウト

凍結されたアカウントに同じ電話番号が登録されている

運用中のアカウントに凍結されたものがあれば、そのアカウントと同じ電話番号を別のアカウントに登録することはできません。対処方法は、異議申し立てをして凍結を解除するか、別の電話番号を用意するかのいずれかです。凍結アカウントの異議申し立て方法は下記の関連記事を参照してください。

  • 凍結中のX/Twitterアカウントは電話番号を変更・登録できない

    凍結中のアカウントは設定変更が一切できなくなるので、電話番号を削除することもできません

【関連記事】
X/Twitterアカウントの凍結を解除する方法 - 異議申し立ての例文付き

電話番号を入力できてもSMS(認証コード)が届かない場合の原因

X/Twitterで電話番号の登録を完了するには、SMSで届いた認証コードを入力する必要があります。電話番号を入力したときにエラーが出なくても、SMSを受信できなければ、既存のアカウントに電話番号を登録したり、電話番号から新規アカウントを作成することはできません。SMSが届かない場合は次の原因が考えられます。

  • SMSの送受信が遅延している(すぐに届かない場合がある)
  • 電話番号を誤って入力した
  • 050から始まるIP電話や固定電話の番号を入力した
  • SMSが迷惑メールフォルダに振り分けられている
  • SMSの受信拒否設定をしている
  • SMSを受信できない契約プランだった
  • X/Twitterや通信キャリアに不具合が発生している

送受信が遅延している(すぐに届かない場合がある)

まず、認証コードの送信をリクエストしてから、少なくとも2分から3分程度は待ってみましょう。SMSはすぐに届くイメージがありますが、受信するまでに時間がかかる場合もあります。

電話番号を誤って入力した

次に、自分が電話番号を間違えて入力していないか再確認しましょう。電話番号が一桁足りないなど、実在しない番号を入力したときはエラーメッセージが表示されますが、他人の電話番号を入力すると、その電話番号にX/Twitterから「間違いSMS」が届いてしまいます。

050から始まるIP電話や固定電話の番号を入力した

X/Twitterのアカウントに登録できるのは、SMSを受信できる携帯電話番号です。050から始まるIP電話番号を入力しても、SMS(認証コード)を受信できないので、結局はアカウントに登録できません。固定電話番号も同様です。

迷惑メールフォルダや受信拒否の可能性

通信キャリアの迷惑メール防止サービスを利用している人は、X/TwitterからのSMSが迷惑メールフォルダに振り分けられたり、受信拒否設定によって不着になっている可能性があります。一時的に迷惑メール防止機能をオフにするなどして再トライしましょう。

SMSを受信できない契約プランだった

格安SIMの契約プランには、SMS機能を省いたものもあります。大手の通信キャリアなどから、格安SIMに乗り換えたユーザーは契約プランを確認するか、自分宛てにSMSを送信して受信できるか試してみましょう。

X/Twitterや通信キャリアに不具合が発生している

レアケースになりますが、X/Twitterのアプリやサービスに不具合が発生したり、通信障害が起きたりしたことが原因になる場合もあります。「X 不具合」「ドコモ 障害」などのキーワードで検索して情報収集し、復旧を待ちましょう。