Apple Watchには「再生中」というアプリがあります。iPhoneで開いている音楽や映像の再生操作をApple Watchから行うためのアプリで、いわばiPhoneのリモコンのように機能します。デフォルトではiPhone側の音楽・映像の再生開始と共に自動的に「再生中」画面が表示されますが、その間は文字盤が隠れてしまいます。「再生中」の表示が不要な場合は、自動的に表示されないよう設定することができます。

「再生中」画面の使い方

iPhoneで「ミュージック」「Podcast」「Apple TV+ 」などのアプリを開き、音楽や映像の再生を開始すると、Apple Watch側で同時に「再生中」画面が表示されます。iOS純正アプリだけでなく、「radiko」「Amazonプライムビデオ」といった他社製アプリでも同様です。

  • iPhone側で音楽・映像の再生を開始すると、Apple Watchに「再生中」画面が表示。再生/停止やスキップ/スキップバック、音量調整などの操作ができます

  • 他社製アプリでも同様に「再生中」が開きますが、スキップ/スキップバック操作ができないものもあります

iPhoneをカバンにしまったままイヤホンを使用している時や、iPhoneをモニター等につないで映像を再生している時などに、手元で操作ができて便利です。

「再生中」が自動的に開かないようにするには?

iPhone側で音楽・映像の再生を開始しても、Apple Watchで自動的に「再生中」画面が表示されないようにするには、下記の手順で設定します。

  • 「設定」を開き、[一般]→[自動起動]の順にタップ。[オーディオアプリを自動起動]をオフにする

これで、iPhone側で音楽・映像を再生しても「再生中」が自動的に開くことなく、文字盤のままになります。設定が反映されない場合は、Apple Watchを再起動して、再度試してみてください。

「再生中」を使用したい場合は、文字盤上部のインジケーターに表示される「再生中」のアイコンをタップします。

  • iPhone側で音楽・映像を再生。Apple Watchは文字盤表示のままです。上部に表示される[再生中]のアイコンをタップすると、[再生中]が開きます