オークションサイト・Yahoo!オークションに、「スーパーファミコンの試作機」とされる商品が出品され、ネットで「すげえ…」「怪しい」などと話題となっている。

  • 「スーパーファミコンの試作機」がヤフオクに出品される。イタズラ入札はキャンセルになりそうだが、果たしていくらで落札されるのだろうか

    「スーパーファミコンの試作機」がヤフオクに出品される。イタズラ入札はキャンセルになりそうだが、果たしていくらで落札されるのだろうか

出品されているのは、「スーパーファミコン SFC 本体 試作機 開発機 ニンテンドー SNES prototype console 試作品 開発用見本 Nintendo 希少 コレクション レア」という名称の商品。1990年に任天堂から発売された家庭用ゲーム機・スーパーファミコンの試作機とされる。

10枚の画像が公開されており、電源ボタンが赤色だったり、コネクタの形状が異なっていたりと、製品版との違いが見られる。また、底面には「開発見本用」のシールも貼られている。

掲載されている画像を見る限り、本物のように見えるが真贋のほどはわからない。出品時の開始価格は5,000円だったが、入札が相次ぎ価格は一時10億円を超え、騒然となっている。さすがに10億円はイタズラ入札だろうが、果たしていくらで落札されるのだろうか。オークションは5月12日22時5分に終了する予定だ。

なお過去には、任天堂とソニーが共同開発を進めていた(が、結局は計画が破棄され幻となった)「任天堂プレイステーション」の試作機が見つかり、2020年に競売にかけられ36万ドルで落札されたこともあった。

ネット上では「すげえ…」「任天堂がゲーム会社に貸与したものがゲーム会社の倒産などで流出したのかな?」「おお、すげぇもんがでてきたな」「コレクターにはたまらん一品だろう」「怪しい」「本来なら出回らない試作機なので任天堂が落札して出どころを探られて大変な事になるんじゃないか?」「任天堂公式の粋なコメントを待ちたいですね」などの声が寄せられた。