glafitは3月14日、特定小型原付に分類される電動バイク「NFR-01 Pro」の先行予約販売を開始した。クラウドファンディングサイト「Makuake」で予約できる。一般販売予定価格336,600円相当のセットを割引価格で入手できる。

  • glafit NFR-01 Pro

    glafit NFR-01 Pro

電動キックボード型ではなく、自転車のような着座型の車体形状を採用した。これにより、乗車感覚に慣れやすく、比較的安定した走行が可能になる。

道交法上の扱いとしては電動キックボードと同じ特定小型原付となるため、16歳以上であれば免許不要で乗れるほか、ペダルをこがずバイクのようにスロットル操作だけで進むフル電動での走行が合法的に認められる。最高速度20km/hの車道走行モードと最高速度6km/hの歩道走行モードを停止状態で切り替えられる。

体重60kgの人が乗車し平坦路を走行した場合、1回の充電で約40km走行できる。同社の「GFR-01」「GFR-02」のようなフレームの折りたたみ機構は備えないが、ハンドルポストとステップは折りたためるようになっており、玄関など限られたスペースでの室内保管や自動車への積み込みにも配慮されている。

さらにLTE通信機を内蔵し、専用のスマートフォンアプリから鍵の操作やバッテリー残量の確認、車両の現在地の確認ができる。

なお、本車両はOpenStreetが展開するモビリティシェアリングプラットフォーム「HELLO CYCLING」において、1月末から「電動サイクル」の名称で導入されている新型車両の市販バージョンである。本誌ではHELLO CYCLING仕様の試乗レポートも掲載しているので、あわせてご覧いただきたい。