ロボット掃除機の「ルンバ」を検討している人に朗報です。アイロボットは、同社製品を対象としたサブスクリプションサービス「ロボットスマートプラン+(プラス)」をアップデート。ルンバと床拭きロボット「ブラーバ」の4種類、および空気清浄機「Klaara p7 Pro」から選べて、月額980円から利用できます。ぐんと利用しやすくなったサブスクサービスの内容を紹介します。

  • アイロボットのサブスク「ロボットスマートプラン+(プラス)」、シンプルな機能のルンバ i2なら月額980円から

今回の「ロボットスマートプラン+」のアップデートでは、1カ月間から試せていつでも解約可能なサービス、価格の見直し、継続利用者向けの割引といった変更が行われました。環境への配慮も忘れずに、公式整備済みのリユース品(選択肢として用意)を活用する取り組みも。

「ロボットスマートプラン+」は、アイロボットと家電家電レンタルサービスのRentio(レンティオ)が協力して手がけるサブスクリプションサービスです。

アイロボット公式サイトで「ロボットスマートプラン+」のページにアクセスし、3つの質問に答えることで、自分のライフスタイルに合ったルンバを見つけられます。

  • どれを使おう? と迷っている人は、「ロボットスマートプラン+」のページにアクセス。質問に答えるとオススメのモデルを提案してくれます

  • レンティオでレンタルを申し込み。いつから使うかを指定できます

アイロボットがサブスクに参入したのは2019年のこと。多くの人がロボット掃除機に興味はあるものの、高価で購入が難しいという声があり、まずはサブスクでロボット掃除機のある生活を体験してもらおうということが狙いです。これまで25万台以上の利用実績があり、サービスを進化させてきました。

  • 2019年の参入以来、サブスクサービスを拡充してきました

今回のアップデートでは、調査から得た利用者の要望を反映し、サービスのシンプル化や不安要素の解消に取り組みました。新たな製品ラインナップや環境への配慮など、より使いやすく継続しやすいサービスになっています。

  • サービスの複雑さ、違約金の不安といった課題が見えてきました

  • そうした課題を解決するため、違約金の廃止などさまざまな改革に着手

変更点1:サービスのシンプル化と選択肢の絞り込み

ルンバは豊富なラインナップが魅力のひとつ。ですがその一方で、ロボット掃除機に床拭きロボット、掃除機&床拭きロボットと種類が増え、さらにそれぞれの種類で複数のモデルがあります。「とりあえず使ってみたい」という人にとって、モデルを絞り込むのはハードルが高いものです。

今回からは製品の選択肢を厳選。さらに、従来は1カ月の短期プランと月額制の2プランだったところを、月額制のサブスクリプションに1本化してシンプルにしました。

  • 製品を絞り込むなど、よりシンプルなプランにしました

変更点2:不安要素の解消

従来、もっとも短い契約期間が6カ月でしたが、それを1カ月に短縮。加えて違約金を廃止しました。故障時の保証についても明確な情報提供を行います。サブスク利用期間中は修理保証がついており、修理はアイロボット公式修理スタッフが担当。カスタマーサービスにも専門のスタッフをそろえます。これらの取り組みによって、ユーザーの不安を取り除くとしています。

変更点3:料金の見直しと割引制度の導入

月額料金を下げたほか、継続利用者向けの割引制度を導入。サービスの利用を手軽にしました。最低で980円と料金を下げられたのは、公式整備済みのリユース品を活用したから。さらに、6カ月ごとに月額料金が5%オフになり、25カ月目以降は20%オフになるため、長く利用するほどお得になります。

家電を使い続けると、どうしても経年劣化はつきもの。アイロボットが行ったユーザー調査によると、経年劣化した製品に同じ料金を払い続けることに抵抗を感じるという声があったとのこと。今回の施策は、それに応えたものです。支払いは36カ月で終了し、所有権はユーザーに移行します。サブスクでレンタルしていたアイロボット製品が、自分のものになるというわけ。

変更点4:製品の更新と継続プラン

現在のルンバは、毎年のように新モデルが登場しています。ロボット掃除機の進化は目覚ましく、3年前のモデルと比べると、センサー性能や吸引力などが大幅に向上しています。例えば、床の水拭きにも対応した「ルンバ コンボ j7+」が2022年に発売されましたが、吸引と水拭きを1台で実現するというのは、3年前には想像もしていませんでした。

家電を愛用していると(家電に限らず……)、新製品が登場するたびに「待てば良かった」と後悔することもあるでしょう。今回のアップデートでは、36カ月後に新しい製品へと更新するときも、月額割引の20%オフが適用されます。最新モデルへの乗り換えがお得になるため、アイロボットのファンにとってうれしいニュースです。

  • 長期利用時は割引も行います

もちろん新品のレンタルも用意

整備済みリース品の導入やリユース品オプションの提供は、環境への配慮と価格を下げるために有効ですが、「できれば新品がいい」という人もいるでしょう。安心してください。価格は1,480円からになりますが、新品も用意しています。

  • リユース品だけでなく新品も用意しています

アイロボットの公式整備済みリユース品は、新品のルンバなどをサブスクとして出荷し返却されたものを、公式サポートセンターでメンテナンスします。必要に応じて修理や部品交換を実施し、検品とテストを経て再生されたものです。サブスクとはいえ、出荷前に厳しい基準をクリアしたものが送り出されるため、安心して使えます。

サブスク紹介サイト「コスパ部」を運営する大和貴人さんは、新しくなった「ロボットスマートプラン+」の魅力について、サブスクのコースが1本化されたことで迷わずにすみ、利用しやすくなった点を挙げました。また、継続すると月額料金が下がる仕組みは、使い続けることによって物の価値が下がるという心理を考慮したものであり、ユーザーにとって納得感があるとしました。

最後にお得情報を。2月21日から3月31日までの期間、特別クーポンコード「start-robosma」を「ロボットスマートプラン+」申込時に入力すると、初月の月額料金に割り引きが適用されます。この特典は「ロボットスマートプラン+」の全アイテム(リユース品や新品を含む)に適用。この機会にぜひ利用してみてください。